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「スピンドルグリル」を備えた「CT200h」のマイナーチェンジモデルは2013年11月、中国・広州モーターショーで初公開された。日本での発売は2014年1月16日。写真は“Fスポーツ”の室内。スポーティーさを強調した専用カラーが与えられる。試乗車は今回新たに設定された「ダークローズ」。
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“Fスポーツ”のシート表皮はファブリックが標準。試乗車ではオプションの本革が選択されていた。雨滴感応式ワイパーなどとのセットで価格は25万8300円。
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本革シートは写真の「ダークローズ」のほかに「ブラック」が用意される。
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ハイブリッドバッテリーをラゲッジフロア下の低い位置に搭載することで、荷室容量は“Cセグメント”車としては大きめの375リッター(VDA法。定員乗車時)を確保している。
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改良のメニューは、フロントエンドの変更だけにとどまらない。スポット溶接打点の追加とともに、ボディーを面で結合してたわみを抑える構造用接着剤の使用などにより、ボディー剛性が強化された。そのおかげでステアリングレスポンスが向上したほか、乗り心地が改善されたとうたわれる。写真は最上級グレードの“バージョンL”。
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“バージョンL”の室内。室内色は新色の「トパーズブラウン」。
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最上級グレードの“バージョンL”では本革シート(運転席・助手席ヒーター付き)が標準装備となる。
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“バージョンL”のシートカラーは全3色。この「トパーズブラウン」のほか、「アイボリー」と「ブラック」が用意される。
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後席は6:4の分割可倒式。背もたれを倒せば、奥行き約1500mmの荷室を作り出すことができる。(クリックすると後席が倒れる様子が見られます)
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ハイブリッドパワーユニットは、1.8リッター4気筒アトキンソンサイクルエンジン(99ps)とモーター(82ps)を組み合わせ、トータルで136psのシステム最高出力を発生する。今回試乗した“Fスポーツ”と“バ―ジョンL”のJC08モード燃費は26.6km/リッター。
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パワートレインやシャシーなどを統合的に制御する「ドライブモードセレクト」を「SPORT」に切り替えると、メーター照明が赤になり、速度計の左側にエンジン回転計が現れる(「ECO」「NORMAL」選択時はハイブリッドシステムインジケーターを表示)。また、今回のマイナーチェンで、速度計の右側のモニターが4.2インチの液晶カラーモニターに置き換わった。
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今回、アルミホイールのデザインも変更されている。なお“バージョンL”の標準タイヤサイズは215/45R17。注文者の希望とあらば、マイナス3万7800円で205/55R16サイズに“格下げ”するオプションも用意される。
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マイナーチェンジによって、リアバンパーも「低重心で踏ん張り感のある意匠」(レクサス)に変更された。
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今回のマイナーチェンジで新たに採用されたファブリックのシート表皮「サンゴールド」。標準グレードの「CT200h」と「CT200h“バージョンC”」(写真)で標準装備となる。(写真=トヨタ自動車)
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ボディーカラーでは高明度・高彩度な新色「マダーレッド」が加わり、全11色の設定となった。写真は「CT200h“Fスポーツ”」。(写真=トヨタ自動車)
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今回のマイナーチェンジでは、“Fスポーツ”専用のオプションとして「ブラックルーフ」(7万3500円)が選べるようになった。ただし、「ブラック」と「ブラックオパールマイカ」のボディーカラーとの組み合わせは不可。
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レクサスCT200h“Fスポーツ”
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レクサスCT200h“バージョンL”
