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ハーレーダビッドソンといえば、アメリカが誇る押しも押されもしないバイクメーカーの老舗。その歴史は今年で111年を数える。
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フロントカウルには、4つのメーター(左から燃料計、速度計、エンジン回転計、電圧計)と2つのスピーカーを装備。タッチパネル式のインフォテインメントシステムも備わっている。
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フロント1輪、リア2輪の個性的なスタイリングが最大の特長。車庫入れなどを考慮して、電動のリバースシステムを装備している。
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シートはタンデムタイプの2座式で、こちらにもスピーカーを2つ装備している。
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リア左右輪の間には大型のトランクルームを装備。最大積載量は22kgで、125リッターの容量を確保している。
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「トライグライド ウルトラ」は写真のキングツアーパックを標準で装備。トランクルームと合わせると、積載容積は190リッター、最大積載量は36kgとなる。
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シリンダーブロックは空冷のまま、ヘッドのみを水冷化したユニークなV型2気筒エンジン。103キュービックインチ(約1.7リッター)という大排気量を誇る。
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伝統のスタイリングを保つため、ラジエーターはロワフェアリングに内蔵される。
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二輪車と違って車体がバンクしないため、コーナリングにはコツが必要。不用意にハンドルを切ると、遠心力で上体を持って行かれそうになる。
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右足で操るフットブレーキはフロント-リア関連式で、前後輪に同時にブレーキがかかる。一方、ハンドルのブレーキレバーはフロント側のみにつながっており、状況に応じて、前輪だけにブレーキをかけることもできる。
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リアタイヤは205/65R15というサイズ。テスト車はダンロップの四輪車用タイヤを装着していた。
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カラーバリエーションは、ツートンカラーが2種類、モノトーンが2種類の全4種類。ツートンカラーはモノトーンより6万3000円高額となる(消費税率5%で計算)。
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オーディオやインフォテインメントシステムに加え、「トライグライド ウルトラ」はクルーズコントロールも標準装備。ロングクルージングも快適にこなすことができる。
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道路交通法上はヘルメット着用の義務はないトライクだが、ハーレーダビッドソン ジャパンではヘルメットの着用を推奨。また二輪車と同様に、ライディングウエアやゴーグルの着用も推奨している。
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ロングツーリングで重宝する大きなフットレストと、左足で操作するチェンジレバー。フットレストの下には、パーキングブレーキ用のペダルが備えられている。
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ハーレーダビッドソン・トライグライド ウルトラ
『ハーレーダビッドソン・トライグライド ウルトラ(MR/6MT)【試乗記】』の記事ページへ戻る