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「BMW 2シリーズ」は、プレミアムなコンパクトクーペとして2014年2月に発売された。真横から見ると、長めのボンネットや後ろ寄りのキャビン、サイドのキャラクターラインといった、スタイリングの特徴がよくわかる。
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ドアシルプレート(写真)は、“M235iロゴ”入りの専用品がおごられる。
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センターコンソールがやや運転席を向いている、ドライバーオリエンテッドなインテリア。シートを除いた内装の色は、写真のブラックのほか、ベージュ系のオイスターが用意される。
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ダッシュボード中央に備わる液晶モニターは、8.8インチのワイド型。カーナビ以外にも、車両の設定や各種エンターテインメント機能の調整などに使用する。 (写真をクリックすると、画面の表示バリエーションが確認できます)
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リアまわりの意匠には、幅広いトレッドを強調する意図があるという。マフラーエンドは、「2シリーズ」の中で「M235i」だけが2本出しとなる。
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テスト車のシート(写真)は、オプションの「ダコタレザーシート」。標準車には、アルカンターラを用いたコンビシートが与えられる。
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メーターは、オーソドックスな2眼式。その間のスペースは、外気温や走行距離、燃費、走行モード、安全装備の警告等、各種インフォメーションの表示にあてられる。
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「BMW M235i」のボディーカラーは、テスト車のエストリルブルーを含む全7色。フェリックグレーのサイドミラーはM235i独自の装備である。
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「M235i」が0-100km/hに要する時間は、「ポルシェ911カレラ」のMT車と同じ、4.8秒。
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フロントに縦置きされる3リッター直6ターボエンジンは、326psと45.9kgmを発生。アイドリングストップ機構も備わる。
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写真の18インチアロイホイールは、「M235i」の標準アイテム。タイヤは、エントリーモデル「220i」に備わるランフラットタイプとは異なる、「ブリヂストン・ポテンザS001」が組み合わされる。
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今回テストした「M235i」はMT車。別途、シフトパドルを装備するAT車もラインナップされる。写真でシフトレバーの左側に見えるダイヤルは、カーナビやエンターテインメントシステムを直感的に操作するための「iDriveコントローラー」。
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トランクルームの容量は、標準状態で390リッター。後席を前方に倒すことで、さらにスペースを拡大できる。 (写真をクリックするとシートの倒れるさまが見られます)
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後席の定員は2人。左右のシート間には樹脂製の小物入れが置かれる。
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前席の頭上には「BMW SOSコール」のスイッチが備わる。事故時や緊急時には、車両の通信機能を介してサポートサービスが受けられる。
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BMW M235i クーペ
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バッテリーは、エンジンルームではなく、トランクルームのフロア下に収納されている。
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トランクルーム上部に備わる、後席背もたれのロック解除レバー。折りたたみの動作は、別途手動にて行う。
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『BMW M235i クーペ(FR/6MT)【試乗記】』の記事ページへ戻る