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7年ぶりにフルモデルチェンジを受けた「Cクラス」のコンセプトは「アジリティー&インテリジェンス」。「アジリティー」(軽快さ)の部分はアルミハイブリッドボディーをはじめとする先端技術を、「インテリジェンス」は「レーダーセーフティパッケージ」などの安全運転支援システムがもたらす快適かつ安全な“インテリジェントドライブ”という考え方を、それぞれ意味している。
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緩やかな曲線を描きながら運転席と助手席の間に横たわる、大きなセンターパネルが印象的なインテリア。「C180アバンギャルド」ではピアノラッカー調(写真)、「同AMGライン仕様」では光沢を抑えたブラックアッシュウッドが採用される。
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「レザーエクスクルーシブパッケージ」が選択されたテスト車には本革シート(色はクリスタルグレー)が装着されていた。標準のシートはレザーツイン(座面と背もたれの中央部がファブリック、その他が人工皮革)となる。
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Cd値はセグメントのトップレベルとなる0.24を達成した。
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後席のレッグルームとニールームは、前席の背面形状を工夫することで拡大されている。
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トランクの容量は445リッター(VDA方式)。すべてのグレードで後席は40:20:40の分割可倒式となる。
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1.6リッター直4ターボエンジンは156psと25.5kgmを発生する。JC08モード燃費は17.3km/リッター。
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箱根のワインディングロードを行く「C180アバンギャルド」。減衰力調整式のセレクティブダンピングシステムを備えた「アジリティーコントロールサスペンション」が装着されている。
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トランクリッドの後端は大きく湾曲し、スポイラーリップの役割を果たす。
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サスペンションは「C180」と「同アバンギャルド」「C200アバンギャルド」が金属バネ仕様、「C200アバンギャルドAMGライン」と「C250スポーツ」がエアサスペンションとなる。
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タイヤサイズは前後とも225/50R17。新型「Cクラス」はすべてのモデルにランフラットタイヤが装着される。
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テスト車のボディーカラーはスペシャルメタリックペイント(有償)の「ヒヤシンスレッド」。
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メルセデス・ベンツC180アバンギャルド
『メルセデス・ベンツC180アバンギャルド(FR/7AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る