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2004年の販売終了以来、10年ぶりに再販されることとなった「ランドクルーザー“70”シリーズ」(以下「ナナマル」)。ボディーには誕生30周年を記念したバッジが装着される。
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「ナナマル」のインパネまわり。ダッシュボードのデザインは変わったものの、運転席からの視界の広さは昔と変わらない。
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シート表皮はファブリック。前席にはリクライニングと前後スライド調整機構が備わっており、ステアリングのチルトおよびテレスコピック機構を併用すれば、適切なシートポジションが取られる。
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リアシートはベンチ式で、ダブルフォールディング式の一体可倒機構が備わる。
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ボディーカラーは全8色。ホワイトを選んだ場合のみ、オーバーフェンダーの色がボディー同色となる。
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内装に加え、フロントマスクも10年前とは大きく変わっている。V型エンジンを搭載するため、フロントセクションが大幅に改良されたためだ。
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パワーユニットは4リッターV6ガソリンエンジンのみ。燃料はハイオク指定となる。
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トランスミッションは5段MT。シフトレバーの両側には、駆動方式を切り替えるトランスファーレバーと、車内で唯一となるドリンクホルダーが備わる。
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タイヤサイズは265/70R16。サスペンション形式は前後とも車軸式で、スプリングはフロントがコイル、リアがリーフとなっている。
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エアバッグが内蔵された助手席側のダッシュボード。安全装備は必要最低限といった感じで、姿勢制御機能としてはABSが備わるものの、横滑り防止装置やトラクションコントロールの設定はない。
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ラインナップについては、「バン」と「ピックアップ」の2種類のボディー形状があるのみ。内外装や装備の差によるグレードの展開はない。
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フロントタイヤに備えられた「デュアルモードオートマチックロッキングハブ」。「LOCK」と「AUTO」の切り替えは六角レンチで行う。
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荷室は長さ×幅×高さ=895×1440×1120mmという広さを確保。後席をたたむと、荷室長は1365mmとなる。(写真をクリックすると、シートの倒れる様子が見られます)
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計器類はシンプルそのもの。メーターパネルには距離計、インパネには外気温計やストップウオッチなどの機能を備えたデジタル時計が装備されるが、燃費計やマルチインフォメーションディスプレイは備えられていない。
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今回の再販は期間限定となっており、日本仕様は2015年6月30日に生産終了となる。
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トヨタ・ランドクルーザー“70”シリーズ バン
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『トヨタ・ランドクルーザー“70”シリーズ バン(4WD/5MT)【試乗記】』の記事ページへ戻る