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トヨタの燃料電池車「ミライ」は、2014年11月18日にデビューした。正式な発売日は、その1カ月後となる12月15日。
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インテリアの様子。黒と白を基調に、計3タイプのカラーバリエーションがラインナップされる。
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サイドビューは、水滴をイメージしてデザインしたという。ピラーが黒いのは全車共通のカラーリングで、ルーフが宙に浮いているかのような視覚効果を与える。
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燃料電池車のメカニズムだけでなく、エクステリアも個性的な「ミライ」。中でも、フロント両サイドの大きなグリルが目を引く。
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給油口ならぬ、“給水素口”。左側リアフェンダー上部にレイアウトされる。
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ランバーサポートを含む、電動の調節機構を持つ前席。シートヒーターは全ての座席に与えられる。
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前席の座席間に設けられた収納スペース。中には、スマートフォンなどの非接触型充電システム「おくだけ充電」が。
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正面から見ると、非対称なインストゥルメントパネルの造形がよくわかる。
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メインとなるカーナビ画面の上方には、4.2インチのマルチインフォメーションディスプレイが置かれる。(写真をクリックすると、画面の表示バリエーションが見られます)
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カーナビ画面の下にレイアウトされるエアコン操作部。漆黒のパネルを用いることで、上質感が演出されている。(写真をクリックすると、さまざまな画面表示が見られます)
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後席は独立型の2座。シートの間には、収納スペースが設けられる。
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トランクルーム。9.5インチのゴルフバッグが3個収納できる。
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クローズドのテストコースで、「ミライ」のプロトタイプを走らせる。最高速度は170km/hと公表される。
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ボンネットを開けると、パワーコントロールユニットが目に入る。その下に、駆動用モーターが置かれる。
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「ミライ」はリアまわりも個性的。形の異なるリアランプが併用されている。
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「ミライ」のアルミホイールは、7スポークタイプ。サイズは17インチ。
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FCVの技術的なキモとなるFCスタックは、前席の下にレイアウトされる。これにより酸素と水素が反応、得られた電気でモーターを駆動する。
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トヨタ内製の高圧水素タンク(写真の黄色い容器)は、後席の下と荷室の下に、計2本が搭載される。容量は合わせて122.4リッター。空の状態からは、約3分でフルに充填できる。写真はカットモデル。
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「ミライ」の価格は723万6000円で、補助金などを適用した購入者の実質負担額は500万円程度とされる。2015年末までの目標販売台数は、約400台となっている。
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トヨタ・ミライ プロトタイプ
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「ミライ」のリモコンキー。
『トヨタ・ミライ プロトタイプ(FF)【試乗記】』の記事ページへ戻る