燃料電池車と水素エンジン車はどこがどう違うのか?

2021.05.19 デイリーコラム

どこにでもある水素

水素といえば燃料電池車(FCV)が想起されるが、いま話題になっているのは水素を燃料として使う水素エンジン車だ。ROOKIE Racingは5月21日から始まる「スーパー耐久(S耐)シリーズ2021 第3戦 富士24時間レース」に、「カローラ スポーツ」をベースとした水素エンジン搭載車両で参戦すると発表。どのような走りを見せるのか、注目を集めている。いまのところトヨタは水素エンジン車を市販する予定はないとしているが、将来的にその可能性はあるのか、市販されるとしたらどういった利点があるのかを考えてみたい。

水素(H)は宇宙で最も多く、かつ地球上にもありふれた元素で、そのほとんどは水(H2O)として存在する。人体にも水素は必要不可欠で、体内では水やさまざまな化合物の形態で存在し、質量比にすると約10%を水素が占めている。

モビリティーの観点から見れば、水素は軽くて反応性が高く、フレキシビリティーがあり、理論的には二酸化炭素(CO2)を出さないクリーンなエネルギー源だといえるが、これらの特徴はそのまま技術開発の課題にもなり得る。個別に見ていこう。

トヨタが「スーパー耐久シリーズ2021」の第3戦に送り込む水素エンジンを搭載した「カローラ スポーツ」。
トヨタが「スーパー耐久シリーズ2021」の第3戦に送り込む水素エンジンを搭載した「カローラ スポーツ」。拡大
トヨタ カローラ スポーツ の中古車
あなたにおすすめの記事
関連記事
  • トヨタ・カローラ スポーツG“Z”(FF/6MT)【試乗記】 2018.11.22 試乗記 「トヨタ・カローラ スポーツ」の1.2リッターターボモデルに、新開発のレブマッチ機能付きマニュアルトランスミッション「iMT」搭載車が登場。その出来栄えを確かめつつ、今日に至るカローラの歴史に思いをはせた。
  • トヨタ・カローラ スポーツ ハイブリッドG“Z”(FF/CVT)【試乗記】 2018.9.7 試乗記 トヨタ伝統のロングセラーである「カローラ」シリーズに、久々のハッチバック「カローラ スポーツ」が登場。ライバルひしめくCセグメントのど真ん中に投入されたニューモデルの出来栄えを、ハイブリッドモデルの試乗を通して確かめた。
  • トヨタ・カローラ スポーツG/カローラ スポーツ ハイブリッドG“Z”【試乗記】 2018.7.16 試乗記 「トヨタ・オーリス」がフルモデルチェンジを受け、日本では新型車「カローラ スポーツ」としてデビュー。最新の“つながる機能”を備えた、トヨタが世界で勝負するグローバルモデルの出来栄えは? 千葉の一般道で1.2リッターターボ車とハイブリッド車をテストした。
  • トヨタ・カローラ/カローラ ツーリング/カローラ スポーツ【試乗記】 2019.10.11 試乗記 1966年以来の伝統を誇る「トヨタ・カローラ」の現行モデルに、4ドアセダンとワゴンの「ツーリング」が登場。専用設計のショート&ナローなボディーを持つ日本仕様の出来栄えやいかに? 足まわりに改良を受けた「カローラ スポーツ」の走りもあわせて報告する。
  • トヨタ・カローラ スポーツG(FF/CVT)【試乗記】 2018.8.15 試乗記 歴史ある「カローラ」の名が与えられた、トヨタの新型ハッチバック「カローラ スポーツ」。先進の装備がセリングポイントであるものの、試乗して何より感心したのは、クルマとしての基本的な作りのよさだった。
ホームへ戻る