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「GLクラス」は2006年に登場したメルセデス・ベンツの大型SUVである。現行モデルは2代目に当たり、日本では2013年4月にデビュー。2015年1月に、クリーンディーゼルの「GL350ブルーテック4MATIC」が追加された。
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「GL350ブルーテック4MATIC」の内装色は黒のモノトーンが標準だが、オプションの「レザーエクスクルーシブパッケージ」装着車では、茶木目の加飾パネルとアーモンドベージュの表皮の組み合わせも選択できる。
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シート表皮は人工皮革が標準。「レザーエクスクルーシブパッケージ」を選択すると、本革となる。
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シートは2列目、3列目ともに分割格納が可能。3列目については、折り畳む作業も引き起こす作業も電動で行われる。(写真をクリックすると、シートアレンジが見られます)
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フロントウィンドウに備わる運転支援システムのセンサー。「GLクラス」では、全車にプリクラッシュブレーキや前走車追従機能付きクルーズコントロールが標準装備される。
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ドライブトレインについては基本的に「GL550 4MATIC」と共通。トランスミッションにはトルコン式7段AT、駆動システムにはエンジントルクを前:後=50:50の比率で配分するフルタイム4WDを採用している。
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「Eクラス」や「Mクラス」「Gクラス」にも設定される「642」型3リッターV6直噴ディーゼルターボエンジン。「GLクラス」には「Mクラス」と同じく258ps、63.2kgmの仕様が搭載される。
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「GLクラス」にはエアサスペンションやヒルディセントコントロール、ABSやパワートレインなどの制御をオフロード向けに切り替えられる、オフロードモードなどが標準で採用されている。
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「GL350ブルーテック4MATIC」のタイヤサイズは、275/55R19が標準。テスト車にはオプションで用意される275/50R20サイズのタイヤが装着されていた。
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6:4分割分割可倒式の2列目シート。3列目シートにアクセスする際には、ヘッドレストの脇に設けられたスイッチを押すだけで、自動で2列目シートを折り畳むことができる。
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3列目シートは左右分割可倒式の2人乗り。左右のアームレストにはドリングホルダーが備わる。
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3列目シートの電動格納機構は、テールゲート側だけでなく、リアドア側に設けられたスイッチでも操作が可能となっている。
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「レザーエクスクルーシブパッケージ」装着車に用意されるパノラミックスライディングルーフ。
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メルセデス・ベンツGL350ブルーテック4MATIC
『メルセデス・ベンツGL350ブルーテック4MATIC(4WD/7AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る