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3リッターターボエンジンが搭載された「911カレラ/カレラS」は2015年のフランクフルトショーで発表された。日本市場では2016年2月にお披露目されている。
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3/16「カレラS」の運転席まわり。今回の大幅改良では、エンジンの刷新に加え、新しいインフォテインメントシステムの採用もトピック。
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4/16マルチインフォメーションディスプレイに表示される「スポーツレスポンスモード」の作動画面。20秒間のカウントダウン機能が備わっている。
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5/16新エンジンを搭載した「カレラS」(PDK仕様)の動力性能は、最高速が306km/h、0-100km/h加速が3.9秒と公表される。
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6/16リアハッチを開けても、見えるのは冷却ファンとエンジンオイルなどの給油口のみで、エンジン本体を確認することはできない。
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従来モデルと同様に、トランスミッションにはデュアルクラッチ式ATの7段PDKと、7段MTの2種類が用意される。
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8/16今回の改良ではエクステリアデザインも変更。リアまわりでは、新デザインのテールランプと、バンパーの両端に設けられたインタークーラー用の排出ベントが新型の特徴だ。
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9/16装備の強化も図られており、減衰力可変ダンパーの「PASM」が全車標準装備となったほか、「カレラS」には後輪操舵機構がオプション設定された。
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10/16タイヤサイズはフロントが245/35ZR20、リアが305/30ZR20。
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11/16車速に応じて自動で上下するリアスポイラー。ターボエンジンを搭載する新型では、インタークーラーへ空気を導入するフラップの役割も担っている。(写真をクリックすると、格納される様子が見られます)
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12/16NEDC複合モードによる「カレラS」(PDK仕様)の燃費の計測値は7.7リッター/100km(約13.0km/リッター)。従来モデルから約12%向上している。
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13/16リアシートは背もたれを倒すことで、フラットな荷室スペースとしても使うことができる。
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14/16フロント部には直径70cmのロードバイク用ホイールも積載できる。ラゲッジルームの容量は、フロントが145リッター、リアが260リッター。
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15/16「911」シリーズ伝統の5連メーター。ドライバーの正面(中央部)にはエンジン回転計が配置されている。
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16/16ポルシェ911カレラS

下野 康史
自動車ライター。「クルマが自動運転になったらいいなあ」なんて思ったことは一度もないのに、なんでこうなるの!? と思っている自動車ライター。近著に『峠狩り』(八重洲出版)、『ポルシェよりフェラーリよりロードバイクが好き』(講談社文庫)。
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