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2/19車名の「レヴァンテ」とは地中海に吹く風のこと。マセラティの車名には風にちなんだものが多く、その伝統を踏襲している。
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3/19革をふんだんに用いた瀟洒(しょうしゃ)なインテリアはマセラティのみどころのひとつ。その特徴は「レヴァンテ」にも受け継がれている。
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4/19トライデント(三叉のやり)をかたどったマセラティのエンブレムがリアピラーを飾る。
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5/19ボディーサイズは全長5004mm、全幅1968mmと大柄。ライバルと目される「ポルシェ・カイエン」よりひと回り大きい。
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6/19アクティブエアサスペンションが標準で装備され、地上高を6段階で調整することができる。標準時(ノーマルモード選択時)は207mm。
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7/19今回はシリーズ最強のグレード「レヴァンテS」に試乗した。3リッターV6ガソリン・ツインターボユニットは430psと59.1kgmを発生する。
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8/19ブラック、タン、ベージュなどのほかに、レッドの内装色も選択可能。シートのヘッドレストにはトライデントロゴが入る。
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9/19ホイールベースは3004mm。リアシートの居住性に余裕をもたらしている。
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10/19エルメネジルド・ゼニアのシルクがインサートされたレザーシートも選択可能。
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11/19「レヴァンテS」の動力性能は、0-100km/h加速が5.2秒で、最高速は264km/h(欧州仕様車の数値)。
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12/19アナログ式の2眼メーターが備わる。左がスピードメーターで右がタコメーター。速度表示は310km/hまで。
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13/19トランク容量は580リッター。リアシートには6:4の分割可倒機構が備わる。
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14/19前後の重量配分は50:50。重心は同クラスで最も低い位置にあるという。
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15/19センターコンソールにあるエアサスのライドハイト調整スイッチで「オフロード1」を選ぶと、標準地上高(207mm)から25mm、「オフロード2」を選ぶと40mm上昇するようになっている。
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16/19走行モード切り替え機構には「ノーマル」「スポーツ」などのほか、「オフロード」モードが用意されている。選択すると、地上高が25mm上昇し、エンジンやトランスミッション、ESPなどの特性が最適化される。
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17/19日本での納車開始は、ガソリンモデルが2016年9月ごろ、ディーゼルモデルは2017年春になる予定。
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18/19マセラティ・レヴァンテS
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渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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