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1/4交通事故多発という問題に限らず、自動車交通社会が多くの問題を抱えていた時代に登場した『NAVI』誌。矢貫 隆はそこでもっぱら交通問題を書き続け、中央道の速度規制(第30回参照)は、同誌の創刊から数年後に始めた連載だった。
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2/4衝突安全性に優れた自動車の普及、それを前提としたシートベルト着用の効果、救急医療体制の整備など総合的な安全対策は第2次交通戦争の時代を終わらせた。しかし、それ以降、次の有効な対策が見いだせないなか、飲酒運転対策としての罰則の強化は、それに対する賛否は別として、大きな効果を発揮した。
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3/4制限速度引き上げによる混乱で事故が増える(増えないと思うが)ことが仮にあるとしても、それは一時的な現象と警察庁は考えているはず。
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4/4120km/hを経験したドライバーは珍しくもないが「制限速度120km/hの道を走る」のは日本では誰ひとりとして経験していない。引き上げが実施された後、新東名(御殿場JCT~浜松いなさJCT)と東北道(花巻南IC~盛岡南IC)でどんな光景を見ることができるだろうか。

矢貫 隆
1951年生まれ。長距離トラック運転手、タクシードライバーなど、多数の職業を経て、ノンフィクションライターに。現在『CAR GRAPHIC』誌で「矢貫 隆のニッポンジドウシャ奇譚」を連載中。『自殺―生き残りの証言』(文春文庫)、『刑場に消ゆ』(文藝春秋)、『タクシー運転手が教える秘密の京都』(文藝春秋)など、著書多数。
矢貫 隆の現場が俺を呼んでいる!?の新着記事
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第30回:「制限速度120km/hへ引き上げ」の背景にあるもの(その3)
「なぜ120km/hなのか」のわけ 2016.8.4 賛否両論ある高速道路の制限速度引き上げ問題。制限速度を引き上げるにしても、なぜ120km/hなのか? それには「自動車専用道路の設計速度」が関係しているという。矢貫 隆が詳しく解説する。 -
第29回:「制限速度120km/hへ引き上げ」の背景にあるもの(その2)
印象と現実は違う、かも 2016.7.28 高速道路の制限速度引き上げについては、自動車の性能や実勢速度を考えれば当然という声もあれば、速度差が大きくなって危険が増えるのでは、という意見も。他車との速度差があると何が起きるのか? 速度引き上げ想定道路のひとつ、新東名を走ってみた。 -
第28回:「制限速度120km/hへ引き上げ」の背景にあるもの(その1)
プロローグは「昔の思い出」 2016.7.21 警察庁の発表直後こそメディアは120km/h時代の到来を報じたが、それから3カ月、なぜ今、なのか、なぜ120km/hなのか、なぜ限定的な区間だけなのか等についての続報がいっこうに伝わってこない。だから矢貫 隆が、今、それを語る。 -
第27回:元リーフタクシー運転手、最新型リーフに仰天する(最終回)
俺、感動しちゃったよ(小さな旅編) 2016.4.14 最新型「日産リーフ」で横浜から小田原の漁港に向かった、元リーフタクシー運転手の矢貫 隆。「航続距離200kmはいける」「約6000基の急速充電器」という数字のすごさを実感しながら、今回の旅を振り返る。 -
第26回:元リーフタクシー運転手、最新型リーフに仰天する(その4)
小田原丼(小さな旅編) 2016.4.7 最新「リーフ」に試乗し、その電費向上を実感した元リーフタクシー運転手の矢貫 隆。これならちょっとした旅にもでられるかも!? 横浜から足を伸ばして小田原の漁港へとリーフを走らせた。
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2026.7.20カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。マツダ渾身(こんしん)のラージ商品群を応援するカーマニアのひとりとして、「CX-60」と「CX-80」の動向は常に気になっている。3列シートSUV、CX-80の最新モデルにあらためて試乗して感じたこととは? -
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日産は“再挑戦”でホンダは“終了” 新型「エルグランド」発売に見る、プレミアムミニバンの今
2026.7.20デイリーコラムトヨタが圧倒的なシェアを占める上級ミニバンの世界において、新型「エルグランド」で復権をねらう日産。しかし、なぜフルモデルチェンジは16年ぶりになったのか? ホンダはどうするのか? この市場の今を考察する。 -
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2026.7.20試乗記3000台の限定で販売される新型「インサイト」は、クロスオーバー風のフォルムと、これまでのホンダ車にはなかった内外装のデザインテイストが新鮮だ。中国で生産され、日本独自の名前が与えられた新型電気自動車の走りと仕上がりを、ロングドライブで確かめた。 -
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2026.7.19ミスター・スバル 辰己英治の目利きスバルとSTIでクルマの走りを鍛え、モータースポーツにも積極的に取り組んできた辰己英治さん。彼の目に、“スポーツカーの水準器”こと「ポルシェ911」はどのように映ったのだろう? 走りの楽しさを追求した「カレラT」グレードに乗っての印象を聞いた。 -
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2026.7.18試乗記ホンダのスポーツネイキッド「CB750ホーネット」が、話題の「E-Clutch」を獲得。ライディングの幅を広げる自動クラッチシステムは、パンチの利いた2気筒のストリートファイターにどんな走りをもたらすのか? その仕上がりを確かめた。 -
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