-
1/40
-
2/402015年4月の上海ショーで世界初公開された「マクラーレン540Cクーペ」。日本では同年6月にお披露目された。
-
3/40
「540Cクーペ」のインテリア。シートやダッシュボード、ドアトリムなどはいずれもレザーで仕立てられている。
-
4/40リアビューの特徴のひとつである、フローティング式のピラー。リアウィンドウの後方に空気を導くことでダウンフォースを最適化し、エンジンの冷却効率を高める効果があるという。
-
5/40リアデッキに装着された「McLaren」のバッジ。「スピードマーク」と呼ばれるブーメランのような赤いマークが添えられる。
-
マクラーレン 540C の中古車webCG中古車検索
-
6/40マクラーレンの各車に採用されているディヘドラルドア。狭い場所での乗降性の良さに加え、ヒンジが1つで済むので軽量化につながるという理由で採用された。
-
7/40「540Cクーペ」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4530×2095×1202mm。「650Sクーペ」と比べると、全幅、全高はほぼ同じで、全長はやや540Cのほうが長い。
-
8/40「540Cクーペ」の3.8リッターV8ツインターボエンジン。車名のとおり、540psの最高出力と540Nmの最大トルクを発生する。
-
9/40「540Cクーペ」の外装に車名を示すバッジやエンブレムの類いはなく、内装では、フローティング式センターコンソールの下、収納スペースの奥にプレートが装着されている。
-
10/40「540Cクーペ」の車体構造は、「モノセルII」と呼ばれるカーボンファイバー製のシャシーと、アルミニウム製のボディーパネルの組み合わせ。乾燥重量は1311kgとなっている。
-
11/40
テスト車には、オプション装備の電動スポーツシートが採用されていた。
-
12/40フローティングタイプのセンターコンソールに装備される、「IRIS」と呼ばれるインフォテインメントシステム。縦型の7インチタッチスクリーンが特徴で、空調もここで操作する。
-
13/40センターコンソールにはトランスミッションの操作ボタンや、ESCなどの制御を調整するダイヤルなどが配置される。
-
14/40ステアリングホイールは底部が平らなフラットボトムタイプ。スポークには一切スイッチ類が配置されていない。
-
15/40メーターはデジタル式で、表示の切り替えなどはステアリングコラムのレバーで操作する。
-
16/40「540Cクーペ」には「ブレーキステア」機構が装備されており、コーナリング時にはイン側の後輪にブレーキをかけることで、ベクタリング効果を発生させる。
-
17/40動力性能については、0-100km/h加速が3.5秒、最高速が320km/hと公称されている。
-
18/40サスペンションは、前後ともにアンチロールバー付きのダブルウイッシュボーン。同車専用に減衰力が調整された、アダプティブダンパーが組み合わされる。
-
19/40ヘッドランプはLED式。フロントバンパーにはボディー下部に空気を導くための開口部と「エアロブレード」と呼ばれる整流板が備わる。
-
20/40車体後方のダウンフォース増大に貢献するリアディフューザー。バンパーとのすき間に、ドライブトレインや排気管の取り回しなどが覗のぞく。
-
21/40タイヤサイズは、フロントが225/35ZR19、リアが285/35ZR20。色はシルバーが標準で、オプションで写真の「ステルス・フィニッシュ」も用意される。
-
22/40首都高速の1号羽田線を走る、「マクラーレン540Cクーペ」のリアビュー。
-
23/40マクラーレン540Cクーペ
-
24/40
-
25/40
-
26/40
-
27/40
-
28/40
-
29/40
-
30/40
-
31/40
-
32/40
-
33/40
-
34/40
-
35/40
-
36/40
-
37/40
-
38/40
-
39/40
-
40/40

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
マクラーレン 540C の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】 2025.9.6 空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。
-
ホンダ・プレリュード プロトタイプ(FF)【試乗記】 2025.9.4 24年の時を経てついに登場した新型「ホンダ・プレリュード」。「シビック タイプR」のシャシーをショートホイールベース化し、そこに自慢の2リッターハイブリッドシステム「e:HEV」を組み合わせた2ドアクーペの走りを、クローズドコースから報告する。
-
ランボルギーニ・ウルスSE(4WD/8AT)【試乗記】 2025.9.3 ランボルギーニのスーパーSUV「ウルス」が「ウルスSE」へと進化。お化粧直しされたボディーの内部には、新設計のプラグインハイブリッドパワートレインが積まれているのだ。システム最高出力800PSの一端を味わってみた。
-
ダイハツ・ムーヴX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.2 ダイハツ伝統の軽ハイトワゴン「ムーヴ」が、およそ10年ぶりにフルモデルチェンジ。スライドドアの採用が話題となっている新型だが、魅力はそれだけではなかった。約2年の空白期間を経て、全く新しいコンセプトのもとに登場した7代目の仕上がりを報告する。
-
BMW M5ツーリング(4WD/8AT)【試乗記】 2025.9.1 プラグインハイブリッド車に生まれ変わってスーパーカーもかくやのパワーを手にした新型「BMW M5」には、ステーションワゴン版の「M5ツーリング」もラインナップされている。やはりアウトバーンを擁する国はひと味違う。日本の公道で能力の一端を味わってみた。
新着記事
-
NEW
MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル(FF/7AT)【試乗記】
2025.9.8試乗記「MINIコンバーチブル」に「ジョンクーパーワークス」が登場。4人が乗れる小さなボディーにハイパワーエンジンを搭載。おまけ(ではないが)に屋根まで開く、まさに全部入りの豪華モデルだ。頭上に夏の終わりの空気を感じつつ、その仕上がりを試した。 -
NEW
第318回:種の多様性
2025.9.8カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。ステランティスが激推しするマイルドハイブリッドパワートレインが、フレンチクーペSUV「プジョー408」にも搭載された。夜の首都高で筋金入りのカーマニアは、イタフラ系MHEVの増殖に何を感じたのか。 -
NEW
商用車という名の国民車! 「トヨタ・ハイエース」はなぜ大人気なのか?
2025.9.8デイリーコラムメジャーな商用車でありながら、夏のアウトドアや車中泊シーンでも多く見られる「ハイエース」。もはや“社会的インフラ車”ともいえる、同車の商品力の高さとは? 海外での反応も含め、事情に詳しい工藤貴宏がリポートする。 -
フォルクスワーゲン・ゴルフRアドバンス(前編)
2025.9.7ミスター・スバル 辰己英治の目利き「フォルクスワーゲン・ゴルフ」のなかでも、走りのパフォーマンスを突き詰めたモデルとなるのが「ゴルフR」だ。かつて自身が鍛えた「スバルWRX」と同じく、高出力の4気筒ターボエンジンと4WDを組み合わせたこのマシンを、辰己英治氏はどう見るか? -
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】
2025.9.6試乗記空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。 -
BMWの今後を占う重要プロダクト 「ノイエクラッセX」改め新型「iX3」がデビュー
2025.9.5エディターから一言かねてクルマ好きを騒がせてきたBMWの「ノイエクラッセX」がついにベールを脱いだ。新型「iX3」は、デザインはもちろん、駆動系やインフォテインメントシステムなどがすべて刷新された新時代の電気自動車だ。その中身を解説する。