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1/31
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2/31KTMが日本で販売する2017年モデルは、全部で17車種。今回はそのうち、普通二輪免許で乗れる400cc以下の“リトルデューク”を中心に試乗した。
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3/31「125デューク」(写真)と「250デューク」「390デューク」は、いわば「排気量違いの兄弟車」。エンジン以外の大部分は、共通のパーツで構成されている。
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4/31初のフルモデルチェンジを迎えた、KTMの“リトルデューク”シリーズ。大排気量モデルに似た新デザインのヘッドランプが与えられ、ブランドイメージの統一が図られた。
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5/31
車体右側に取り回されたマフラー。先代モデルでは、エンジンとリアホイールの間にレイアウトされていた。写真は「390デューク」のもの。
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6/31
2012年にデビューした「KTM250デューク」(写真)。2011年生まれの「125デューク」、2013年に誕生した「390デューク」とともに、今回2代目へと移行した。
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7/31「125デューク」と「390デューク」には、小排気量モデルでは珍しいTFTカラー液晶のメーターパネルが与えられる。ディスプレイのサイズは、5.2インチ。
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8/31「125/250/390デューク」の3車種とも、フロントブレーキには230mm径のシングルディスクが採用される。ブレーキキャリパーはラジアルマウント。
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9/31シングルタイプのリアサスペンション。スプリングのプリロードを調節することで、サスペンション特性を変更できる。
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10/31モデルチェンジ後の“リトルデューク”3車種には、先代よりもスポーティーなハンドリング特性が与えられている。
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11/31
「390デューク」(写真)は、「125」や「250」と異なり、フューエルタンクに「DUKE」のロゴが添えられる。なおDUKEには、「こぶし/素手/殴り合う/格闘する」などの意味がある。
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12/31「125デューク」のエンジン。単気筒ながら、1万rpmの高回転域まで回りきる。
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13/31サーキットを駆け抜ける「125デューク」。排気量125cc以下につき、ピンク色のナンバープレートが装着される。
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14/31特徴的な表情を見せる「390デューク」のLED式ヘッドランプ。ウインカーにもLEDが採用されている。
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15/31モデルチェンジに伴い、フューエルタンクの容量も11リッターから13.4リッターへと拡大された。
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16/31「250デューク」には、「390」や「125」とは異なるタイプの液晶メーター(写真)が装着される。
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17/31「250デューク」のエンジン(写真)は、「390デューク」のエンジンをボアダウンしたもの。日本の車検制度を意識した250デュークは、日本以外の市場に供給される「200デューク」に代わるモデルとしてラインナップされている。
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18/31こちらは「1290スーパーデュークGT」。現在のKTMで最大排気量となる1301ccのVツインエンジンを搭載する。
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19/31「1290スーパーデュークGT」のメーターパネル。左側の液晶画面に、さまざまな車両情報が表示される。
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20/31“リトルデューク”各車、タイヤはメッツラーの「スポルテックM5」が採用されている。写真は「125デューク」。
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21/31「390デューク」のフロントサスペンションは、左右で異なる特性を持つフロントフォークで構成される。これにより、一段と安定したコーナリング性能を発揮できる。
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22/31KTMによれば、現在は世界的に、ベテランのライダーを中心に小排気量バイクに対する需要が高まっているとのこと。ただし、車体は小さくとも、高級な作りの製品が求められているという。
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23/31KTM125デューク
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24/31「125デューク」の左側グリップ部には、メーターパネルの操作スイッチが集約されている。下に見えるのは、ウインカーの操作ボタン。
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25/31KTM250デューク
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26/31KTMのバイクには、豊富な純正アクセサリーが用意される。写真はフューエルタンクにワンタッチで装着できる「タンクバッグ」。オプション価格は、2万5103円。
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27/31KTM390デューク
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28/31
ネイキッドタイプの“リトルデューク”の中で、最も大きな排気量となる「390デューク」のエンジン。最高出力は、「125デューク」比でおよそ3倍の44psを発生する。
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29/31KTM1290スーパーデュークGT
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30/31「1290スーパーデュークGT」の2気筒エンジンは、同じ排気量の「1290スーパーデュークR」とは違った、スムーズなパワーデリバリーが特徴。ツーリング用途で強みを見せる。
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31/31最上級スポーツツアラーたる「1290スーパーデュークGT」には、減衰力を自動調節する「WPセミアクティブサスペンション」が装着される。

田村 十七男
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