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2/16今回のマイナーチェンジでは、フロントまわりの意匠に大きく手が加えられ、コンセプトカー「アルフィエーリ」から導入が進められている縦桟(さん)タイプのフロントグリルが採用された。
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3/16従来モデルから大きく変更されたインストゥルメントパネル。最新のインフォテインメントシステムの採用によってオーディオなどの操作ボタンが整理され、センタークラスターまわりはすっきりとした意匠となった。
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4/16シートには4座すべてにポルトローナ・フラウの本革を採用。全車にharman/kardonのサウンドシステムが搭載されるなど、装備は充実している。
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5/162007年のジュネーブショーで世界初公開された「マセラティ・グラントゥーリズモ」。オープントップの「グランカブリオ」は2009年に発表された。
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6/16エンジンについては、これまでは4.2リッターと4.7リッターの2本立てだったが、今回のマイナーチェンジで4.2リッターエンジンは廃止となった。
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7/16トランスミッションはトルコン式の6段ATのみ。かつては「MCシフト」と呼ばれるシングルクラッチ式ATをトランスアクスルレイアウトで搭載するドライブトレインも設定されていたが、現在は廃止されている。
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8/16新形状のフロントバンパーやエアスプリッターによる空力性能の改善により、Cd値は先代モデルの0.33から0.32に低減された。
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9/16インテリアには「スポーツ」「MC」ともに、8色の内装色と5種類の装飾トリムが用意される。
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10/16インフォテインメントシステムは、他のマセラティ車にも搭載される最新世代のものにアップデートされた。8.4インチのタッチスクリーンと、センターコンソールのダイヤル式コントローラーによって操作する。
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11/16動力性能については、最も高性能な「グラントゥーリズモMC」で0-100km/h加速が4.7秒、最高速が301km/hと公表されている。
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12/16足まわりでは、「スポーツ」には「スポーツスカイフック」と呼ばれる減衰力可変ダンパーが、「MC」にはモノレートのダンパーが装備される。
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13/16「MC」には通常のアロイホイールより10%軽量な鍛造アルミホイールが装備される。タイヤは全車共通で、「グラントゥーリズモ」専用に開発された新世代の「ピレリPゼロ」となる。
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14/16「スポーツ」ではバンパーの両端に楕円(だえん)形のマフラーを配置するのに対し、「MC」では2本の円形マフラーを中央寄りに配置。両車のエキゾーストシステムはテールパイプだけでなく機能面でも大きく異なり、MCのそれはより軽量かつスポーティーなサウンドを響かせるものとなっている。
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15/16マセラティ・グラントゥーリズモMC
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16/16マセラティ・グランカブリオ スポーツ

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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