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2/24マイナーチェンジでデザインが手直しされた「i3」は、日本では2018年1月に発売された。0.65リッターの発電用エンジン(レンジエクステンダー)搭載モデルも選べるが、今回は純粋なEVバージョンに試乗した。
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3/24サステイナビリティーというコンセプトを具体化すべく、「i3」のインテリアには軽量なケナフ麻やペットボトルの再生材が多く使われている。
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4/24フロントのボンネット下には、パンク修理キットや充電ケーブルが収納される。
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5/24普通充電用のソケット。フロントのラゲッジスペース内にレイアウトされている。
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6/24ヘッドレスト一体型の「i3ロッジ」のシート。表皮にはウールと、オリーブの葉の抽出液でなめしたレザーが採用されている。
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7/24ステリングホイールのスポークは2本。クルーズコントロールとオーディオのスイッチが並ぶ。
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8/24車体右側の後部にはCHAdeMO方式の急速充電ソケットが備わる。およそ45分で80%の充電が可能となる。
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9/24マイナーチェンジで新デザインのフロントバンパーが与えられた「i3」。従来よりもワイドなイメージが強調されている。
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10/24ユニークなショルダーラインが印象的な「i3」のサイドビュー。中央のピラーがブラックアウトされているため、ルーフが宙に浮いているように見える。
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11/24今回の試乗車「i3ロッジ」のダッシュボードには、エコの観点から、成長が早く加工が容易なユーカリのウッドパネルが採用されていた。
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12/24ステアリングコラムから伸びるシフトセレクター。その付け根に近い位置にはスタータースイッチもレイアウトされる。
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13/24フロントドアは前ヒンジ、リアドアは後ろヒンジで開閉する。大きな開口部が得られるものの、リアドアを開閉するためには、まずフロントドアを開ける必要がある。
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14/24後席の定員は2人。シートは50:50の2分割可倒式となっている。
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15/24ピュアEVの「i3」が0-100km/h加速に要する時間は7.3秒。レンジエクステンダー搭載車は8.1秒と公表される。
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16/24メーターパネルは5.7インチのTFT液晶モニター。主要部には速度計やパワーメーターのほか、航続可能距離が表示される。
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17/24センターコンソールに備わるインフォテインメントシステムのコントローラー。その左側に、走行モードの切り替えスイッチがレイアウトされる。
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18/24「i3ロッジ」のホイールのサイズは、標準で19インチ。試乗車はオプションの20インチホイールを装着していた。
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19/24「i3」の駆動方式はRR。前後軸間のフロア下にはバッテリーが敷きつめられており、車体後方に搭載されるモーターで後輪を駆動する。
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20/24ボディーカラーはテスト車の「メルボルン・レッド」を含む全6色がラインナップされる。エンブレムの下に見えるマットクロームのラインは、マイナーチェンジを機に追加された新たな意匠だ。
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21/24BMW i3ロッジ
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フルLEDタイプのヘッドランプは、「i3」全車に標準で装備される。
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23/24ワイドな10.2インチのセンターディスプレイ。カーナビやインフォテインメントシステムの設定は、この画面を通じて行う。
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24/24リアのラゲッジスペースは、4人乗車時で260リッター。後席を前方に倒すことで1100リッターにまで拡大できる。

森口 将之
モータージャーナリスト&モビリティジャーナリスト。ヒストリックカーから自動運転車まで、さらにはモーターサイクルに自転車、公共交通、そして道路と、モビリティーにまつわる全般を分け隔てなく取材し、さまざまなメディアを通して発信する。グッドデザイン賞の審査委員を長年務めている関係もあり、デザインへの造詣も深い。プライベートではフランスおよびフランス車をこよなく愛しており、現在の所有車はルノーの「アヴァンタイム」と「トゥインゴ」。
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