-
1/17
-
2/172018年8月に発表、同年9月に発売された「ホンダCRF450L」。競技専用車「CRF450R」をベースに開発されたオフロードバイクである。
-
3/17エンジンは449ccの水冷4ストローク単気筒OHC 4バルブ。「CRF450R」のものを基に、バルブタイミングや圧縮比など、クランクウェイトの形状など、各所に手が加えられている。
-
4/17燃料供給装置は当然ながら電子制御式のインジェクション。環境対応のためにラジエーターにはサーモスタットが装備されており、アイドリング時にはエンジンの温度に応じて頻繁に回転数が変動した。
-
5/17「CRF450L」には、公道走行時の快適性を高めるため、「CRF450R」より1段ギアの多い6段のトランスミッションが搭載される。
-
ホンダ の中古車webCG中古車検索
-
6/17車両骨格には「CRF450R」のものをベースとした、セミダブルクレードル式のアルミフレームを採用。エンジンを支えるフレームピボットまわりの形状を変更し、ヘッドパイプまわりを専用設計するなどして、公道走行に適応させている。
-
7/17公道を走るために追加された、新開発のヘッドランプ。「CRF450L」では軽量化と小型化、消費電力の低減のため、すべての灯火類がLED式となっている。
-
8/17日中の視認性にも配慮したという、黒文字・白液晶の小型メーター。
-
9/17フューエルキャップはキーロック付き。燃料タンクの容量は7.6リッターで、タンクカバーの両サイドからは、デザイン上のアクセントとしてチタン製の本体がのぞいている。
-
10/17倒立式のフロントサスペンションも「CRF450R」をベースに独自のセッティングを施したもので、オフロード走行での走破性と快適性の両立が図られている。
-
11/17リアサスペンションについては、路面追従性を追求して独自の減衰力セッティングが採用されたほか、リンクレシオも変更されている。
-
12/17強度と軽さを重視したアルミニウム製サイドスタンド。荒れた路面の走行でも邪魔にならないよう、レイアウトも配慮したものとなっている。
-
13/17車両重量は「CRF450R」の112kgに対して131kg。カラーリングは、ホンダのモトクロッサー伝統の「エクストリームレッド」のみとなっている。
-
14/17タイヤはオフロードでの走破性を重視しつつ、舗装路での走行にも配慮した井上ゴム工業の「IRC GP-22R」。サイズは前が80/100-21、後ろが120/80-18。
-
15/17「CRF450L」を排出ガス規制に適合させるべく、新たに開発されたマフラー。左右2本出しの「CRF450R」に対して片側1本出しとなっているのが特徴で、燃調制御に用いるO2センサーが装備されるほか、キャタライザーが内蔵されている。
-
16/17
-
17/17ホンダCRF450L

伊丹 孝裕
モーターサイクルジャーナリスト。二輪専門誌の編集長を務めた後、フリーランスとして独立。マン島TTレースや鈴鹿8時間耐久レース、パイクスピークヒルクライムなど、世界各地の名だたるレースやモータスポーツに参戦。その経験を生かしたバイクの批評を得意とする。
ホンダ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
スズキ・エブリイJリミテッド(MR/CVT)【試乗記】 2025.10.18 「スズキ・エブリイ」にアウトドアテイストをグッと高めた特別仕様車「Jリミテッド」が登場。ボディーカラーとデカールで“フツーの軽バン”ではないことは伝わると思うが、果たしてその内部はどうなっているのだろうか。400km余りをドライブした印象をお届けする。
-
ホンダN-ONE e:L(FWD)【試乗記】 2025.10.17 「N-VAN e:」に続き登場したホンダのフル電動軽自動車「N-ONE e:」。ガソリン車の「N-ONE」をベースにしつつも電気自動車ならではのクリーンなイメージを強調した内外装や、ライバルをしのぐ295kmの一充電走行距離が特徴だ。その走りやいかに。
-
スバル・ソルテラET-HS プロトタイプ(4WD)/ソルテラET-SS プロトタイプ(FWD)【試乗記】 2025.10.15 スバルとトヨタの協業によって生まれた電気自動車「ソルテラ」と「bZ4X」が、デビューから3年を機に大幅改良。スバル版であるソルテラに試乗し、パワーにドライバビリティー、快適性……と、全方位的に進化したという走りを確かめた。
-
トヨタ・スープラRZ(FR/6MT)【試乗記】 2025.10.14 2019年の熱狂がつい先日のことのようだが、5代目「トヨタ・スープラ」が間もなく生産終了を迎える。寂しさはあるものの、最後の最後まできっちり改良の手を入れ、“完成形”に仕上げて送り出すのが今のトヨタらしいところだ。「RZ」の6段MTモデルを試す。
-
BMW R1300GS(6MT)/F900GS(6MT)【試乗記】 2025.10.13 BMWが擁するビッグオフローダー「R1300GS」と「F900GS」に、本領であるオフロードコースで試乗。豪快なジャンプを繰り返し、テールスライドで土ぼこりを巻き上げ、大型アドベンチャーバイクのパイオニアである、BMWの本気に感じ入った。
新着記事
-
NEW
トヨタ・カローラ クロスGRスポーツ(4WD/CVT)【試乗記】
2025.10.21試乗記「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジに合わせて追加設定された、初のスポーティーグレード「GRスポーツ」に試乗。排気量をアップしたハイブリッドパワートレインや強化されたボディー、そして専用セッティングのリアサスが織りなす走りの印象を報告する。 -
NEW
SUVやミニバンに備わるリアワイパーがセダンに少ないのはなぜ?
2025.10.21あの多田哲哉のクルマQ&ASUVやミニバンではリアウィンドウにワイパーが装着されているのが一般的なのに、セダンでの装着例は非常に少ない。その理由は? トヨタでさまざまな車両を開発してきた多田哲哉さんに聞いた。 -
2025-2026 Winter webCGタイヤセレクション
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>2025-2026 Winterシーズンに注目のタイヤをwebCGが独自にリポート。一年を通して履き替えいらずのオールシーズンタイヤか、それともスノー/アイス性能に磨きをかけ、より進化したスタッドレスタイヤか。最新ラインナップを詳しく紹介する。 -
進化したオールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2」の走りを体感
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>欧州・北米に続き、ネクセンの最新オールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2(エヌブルー4シーズン2)」が日本にも上陸。進化したその性能は、いかなるものなのか。「ルノー・カングー」に装着したオーナーのロングドライブに同行し、リアルな評価を聞いた。 -
ウインターライフが変わる・広がる ダンロップ「シンクロウェザー」の真価
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>あらゆる路面にシンクロし、四季を通して高い性能を発揮する、ダンロップのオールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」。そのウインター性能はどれほどのものか? 横浜、河口湖、八ヶ岳の3拠点生活を送る自動車ヘビーユーザーが、冬の八ヶ岳でその真価に触れた。 -
第321回:私の名前を覚えていますか
2025.10.20カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。24年ぶりに復活したホンダの新型「プレリュード」がリバイバルヒットを飛ばすなか、その陰でひっそりと消えていく2ドアクーペがある。今回はスペシャリティークーペについて、カーマニア的に考察した。
注目のキーワード
注目の記事
-
この冬注目のオールシーズンタイヤと最新スタッドレスタイヤをwebCGが独自にリポート。 特集
-
ルノーは燃費だけのハイブリッドはつくらない。最新の「ルーテシア」をドライブした。 特集
-
圧巻のタフネスとキャパシティー。MTBのトップライダーを支える「ディフェンダー130」の活躍に迫る。 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキングCRF450L