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2/20アストンマーティンのフラッグシップモデルとして「DB11」をベースに開発された「DBSスーパーレッジェーラ」。DBSとしては3世代目となり、車名のスーパーレッジェーラは、イタリア語で“超軽量”を意味する。
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3/20大きな開口部を持つ「DBSスーパーレッジェーラ」のフロントセクション。「DB11」との違いが最も顕著に表現されている、外観上のパートだ。
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4/20左右それぞれ2本出しとなるエキゾーストフィニッシャーや追加されたリアスポイラー、リアアンダーディフューザーなどが「DBSスーパーレッジェーラ」の専用装備となる。
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5/20
ルーフやボンネットがカーボン製に変更され、左右のドアもアルミ製となる「DBSスーパーレッジェーラ」。ベースの「DB11」よりも70kgの軽量化を果たしているという。カタログ値での車重は1693kgと発表されている。
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6/20「DBSスーパーレッジェーラ」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4712×1968×1280mm、ホイールベースは2805mmとなる。「DB11」に対してトレッドを前10mm/後ろ20mm拡大し、それに合わせて全幅が約30mm広がった。全長はバンパー形状の変更によって27mm短くなっている。
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7/20フロントに搭載される5.2リッターV12 DOHC 48バルブ ツインターボエンジンは、最高出力725ps、最大トルク900Nmという実力。トランスアクスル配置された8段ATと組み合わせている。
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8/20走行中、前方から入った空気をタイヤハウス上部に設けられたエアアウトレットより排出。エアアウトレットは「DB11」よりもサイズが拡大されており、形状も異なっている。
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9/20試乗車は、オプションとなるBang & Olfsenのサウンドシステムを装備し、“サテンチョップカーボン”と呼ばれるドアトリム(センターコンソールパネルも同様)を選択していた。
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10/20インテリアは「DB11」がベースになっているが、メーターフードやメーターが「DBSスーパーレッジェーラ」独自のものとなるほか、D字シェイプデザインの“スポーツプラスステアリングホイール”も同車の専用アイテムとなる。
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11/20ヘッドレスト一体型となるデザインのシートは、“スポーツプラスシート”と呼ばれる「DBSスーパーレッジェーラ」専用品。ドアトリムやセンターアームレストなどと、カラーコーディネートが行えるようになっている。
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12/20スペースはミニマムだが後席シートも備え、乗車定員は4人となる「DBSスーパーレッジェーラ」。後席のシートベルトは、車体中央部にショルダーアンカーが配置されている。
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13/20バンパーレベルから開くトランクリッドを採用。容量は非公表ながら、参考までにベースとなった「DB11」では270リッターを確保している。Cピラーの付け根から空気を取り入れリアのトランクリッド上部で排出する、“ヴァーチャルスポイラー”とアストンマーティンが呼ぶアエロデバイスは、「エアロブレードII」に進化している。
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14/20パフォーマンスは「DB11」の0-100km/h加速3.9秒、最高速322km/hという実力に対して、「DBSスーパーレッジェーラ」では、0-100km/h加速3.4秒、最高速約340km/hというデータが公表されている。
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15/20試乗車は、前265/35ZR21、後ろ305/30ZR21サイズの「ピレリPゼロ」タイヤを装着していた。ホイールは「21インチ鍛造軽量ツインスポークホイール」(写真)で2色、「Yスポークデザイン」と呼ばれる他形状で4色のバリエーションを持つ。
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メーターは、中央にスピード/タコメーターを、左右に車両情報やインフォテインメントシステムを表示するディスプレイを配置。走行モードに連動して、スピード/タコメーターのカラーリングとデザインが変更される。
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17/20前ダブルウイッシュボーン、後ろマルチリンクとなるサスペンション形式を採用。ダンパーは3段階に切り替えを行えるアダプティブダンピングシステムを標準装備している。
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18/20アストンマーティンDBSスーパーレッジェーラ
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19/20ブレーキシステムは、最新世代の CCB カーボンディスクを採用している。ディスクの直径は、前410mm、後ろ360mm で、キャリパーは前6 ピストン、後ろ4 ピストンとなる。
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20/20アストンマーティンの市販車史上最強となる5.2リッターV12ツインターボエンジン。燃費は、EU複合サイクルで約8.1km/リッターと公表されている。

サトータケシ
ライター/エディター。2022年12月時点での愛車は2010年型の「シトロエンC6」。最近、ちょいちょいお金がかかるようになったのが悩みのタネ。いまほしいクルマは「スズキ・ジムニー」と「ルノー・トゥインゴS」。でも2台持ちする甲斐性はなし。残念……。
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