-
1/24
-
2/24日本で「53シリーズ」が導入されたのは2018年9月のこと。「CLS53 4MATIC+」(テスト車)と「E53 4MATIC+」が同時にお披露目された。
-
3/24「センシュアルピュアリティー(官能的純粋)」をテーマとする、メルセデスの新世代デザインの嚆矢(こうし)としてデビューした新型「CLS」。AMGモデルの「CLS53 4MATIC+」ではシルバークロームのツインブレードを備えたフロントグリルを採用する。
-
4/24リアまわりでは、専用デザインの大型ディフューザーと左右2本出しのマフラーエンドがスポーティーさを高めている。
-
5/24ボディーの曲面にぴったりと沿ったリアコンビランプ。ラインやエッジといった要素を減らし、エクステリア全体でシンプルな面構成を志向する。
-
メルセデス・ベンツ CLSクーペ の中古車webCG中古車検索
-
6/243リッター直6エンジン「M256」にISGを組み合わせたパワーユニット。M256はメルセデスとしては初めて電化を前提として開発したエンジンだという。
-
7/24スターターと発電機の役割も担う電動モーターISGは最高出力22ps、最大トルク250Nmを発生。動力性能をサポートするだけでなく、スムーズな変速にも寄与する。
-
8/24「メタルウィーブ」と名付けられた幾何学模様のトリムがインパネを横断する。全64色からなるアンビエントライトや空調のアロマ機能などが標準で備わる。テスト車は左ハンドル仕様だったが、右ハンドルも選択可能。
-
9/24エアコンの操作パネルなどの中央にはアナログクロックがレイアウトされている。
-
10/24スポークのサイドとボトム部分を絞り込んだ形状のAMGスポーツステアリングを装備。サイド部分のレザーにはパンチング加工が施されている。
-
11/24エアスプリングと連続可変ダンパーからなる「AMGライドコントロール+サスペンション」を装備する。
-
12/24コンソールには「AMGダイナミックセレクト」のトグルスイッチに加えて、シフトプログラムとサスペンション、ESPのセッティングをそれぞれダイレクトに個別セッティングできるボタンも備わる。
-
13/24他グレードではオプションとなるBurmesterのサラウンドサウンドシステムが、「CLS53 4MATIC+」では標準装備となる。
-
14/24フェイスレベルのエアアウトレットはすべてタービン形状となっている。
-
15/24オンデマンド型4WDの「4MATIC+」は前後のトルク配分が50:50~0:100の間でシームレスに変化する。
-
16/24トランクリッドにはボディーと同色のコンパクトなリップスポイラーが備わる。
-
17/24トランクルームの容量は490リッター。FR車の「CLS220dスポーツ」と比べると30リッター小さくなっている。リアのシートバックは40:20:40分割で倒すことができる。
-
18/24タイヤサイズはフロントが245/35ZR20で、リアが275/30ZR20。テスト車はヨコハマのスポーツタイヤ「アドバンスポーツV105」を履いていた。
-
19/24「CLS53 4MATIC+」の最小回転半径は左ハンドル車が5.9mで右ハンドル者が6.0m。絶対的にも大きいが、「CLS220dスポーツ」の5.4m、「CLS450 4MATICスポーツ」の5.5mと比べてもだいぶ大きくなっている。
-
20/24フロントシートにはヒーター/ベンチレーター機能に加えてドライビングダイナミクス機能も備わっており、横Gのかかった側のサイドサポートを張り出すことで、ドライバーとパッセンジャーの体を支えてくれる。
-
21/24フロントも含めてシート表皮はなめらかな肌ざわりのナッパレザーが標準。リアの足元空間は十分だが、ファストバックスタイルのためヘッドルームはそれなり。
-
22/24JC08モードの燃費値は10.0km/リッター。500km余りを走行した今回のテストでは、満タン法で8.5km/リッターを記録した。
-
23/24メルセデスAMG CLS53 4MATIC+
-
24/24

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
メルセデス・ベンツ CLSクーペ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(後編:無限/TRD編)【試乗記】 2025.11.4 メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! 彼らの持ち込んだマシンのなかから、無限の手が加わった「ホンダ・プレリュード」と「シビック タイプR」、TRDの手になる「トヨタ86」「ハイラックス」等の走りをリポートする。
-
スズキ・アルト ラパン ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.11.3 スズキの「アルト ラパン」がマイナーチェンジ。新しいフロントマスクでかわいらしさに磨きがかかっただけでなく、なんとパワーユニットも刷新しているというから見逃せない。上位グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
-
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(前編:STI/NISMO編)【試乗記】 2025.11.1 メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! まずはSTIの用意した「スバルWRX S4」「S210」、次いでNISMOの「ノート オーラNISMO」と2013年型「日産GT-R」に試乗。ベクトルの大きく異なる、両ブランドの最新の取り組みに触れた。
-
シトロエンC3ハイブリッド マックス(FF/6AT)【試乗記】 2025.10.31 フルモデルチェンジで第4世代に進化したシトロエンのエントリーモデル「C3」が上陸。最新のシトロエンデザインにSUV風味が加わったエクステリアデザインと、マイルドハイブリッドパワートレインの採用がトピックである。その仕上がりやいかに。
-
メルセデス・マイバッハSL680モノグラムシリーズ(4WD/9AT)【海外試乗記】 2025.10.29 メルセデス・ベンツが擁するラグジュアリーブランド、メルセデス・マイバッハのラインナップに、オープン2シーターの「SLモノグラムシリーズ」が登場。ラグジュアリーブランドのドライバーズカーならではの走りと特別感を、イタリアよりリポートする。
新着記事
-
NEW
「シティ ターボII」の現代版!? ホンダの「スーパーONE」(プロトタイプ)を試す
2025.11.6エディターから一言ホンダが内外のジャーナリスト向けに技術ワークショップを開催。ジャパンモビリティショー2025で披露したばかりの「スーパーONE」(プロトタイプ)に加えて、次世代の「シビック」等に使う車台のテスト車両をドライブできた。その模様をリポートする。 -
NEW
未来がすべてにあらず! ジャパンモビリティショー2025で楽しめるディープな“昔”の世界
2025.11.5デイリーコラム未来のクルマ、未来の技術が集結する「ジャパンモビリティショー2025」。ただし、「そういうのはもういいよ……」というオトーサンのために(?)昔の世界を再現し、当時のクルマを並べた「タイムスリップガレージ」も用意されている。内部の様子を紹介する。 -
NEW
第90回:これぞニッポンの心! 軽自動車デザイン進化論(前編)
2025.11.5カーデザイン曼荼羅新型の「ダイハツ・ムーヴ」に「日産ルークス」と、ここにきて新しいモデルが続々と登場してきた軽自動車。日本独自の規格でつくられ、日本の景観を変えるほどの販売ボリュームを誇る軽のデザインは、今後どのように発展していくのか? 有識者と考えた。 -
NEW
プジョー2008 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.11.5試乗記「プジョー2008」にマイルドハイブリッドの「GTハイブリッド」が登場。グループ内で広く使われる最新の電動パワートレインが搭載されているのだが、「う~む」と首をかしげざるを得ない部分も少々……。360km余りをドライブした印象をお届けする。 -
“安心・安全”をより長く 2人のプロが「ブリヂストン・ブリザックWZ-1」を語る
2025.11.42025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>ブリヂストンが、持てる最新のタイヤ技術を投入して誕生させた、新しいスタッドレスタイヤ「ブリザックWZ-1(ダブルゼットワン)」。高い氷雪上性能とサステナビリティーを併せ持つ新製品の魅力に、2人のプロフェッショナルが迫る。 -
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(後編:無限/TRD編)【試乗記】
2025.11.4試乗記メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! 彼らの持ち込んだマシンのなかから、無限の手が加わった「ホンダ・プレリュード」と「シビック タイプR」、TRDの手になる「トヨタ86」「ハイラックス」等の走りをリポートする。






























