-
1/28
-
2/28今回は991型「ポルシェ911」の究極進化形といえる「GT3 RS」に試乗した。各種オプション装備も含めたテスト車の価格は3413万6000円。
-
3/28ポルシェにおける「RS(レンシュポルト)」の名称はモータースポーツ直系モデルのみに与えられてきた。「911」では1973年の“ナナサンカレラ”が初出。
-
4/28リアエンドには最高出力520PS、最大トルク470N・mの4リッター水平対向6気筒自然吸気エンジンが搭載される。フードを開いても内部にはアクセスできない。
-
5/28「911 GT3 RS」で重視されているのはサーキットでのラップタイム向上。軽量化のためフロントの“ポルシェクレスト”はステッカーとなっている。
-
ポルシェ 911 の中古車webCG中古車検索
-
6/28ボディーサイドには「GT3 RS」ロゴ入りのストライプが施される。
-
7/28フロントフードには、ブレーキ冷却用のエアを導入する2つのNACAダクトが設けられている。
-
8/28フロントフェンダー上部のエアアウトレットはホイールハウス内の圧力上昇を抑制し、ダウンフォース増大に寄与する。
-
9/28リアエンドに備わる固定式のウイングはステーがアルミ、本体がCFRP製。搭載位置が高いため、ルームミラー越しの視界は悪くなかった。
-
10/28動力性能については、0-100km/h加速のタイムが3.2秒、最高速が312km/hと公表されている。
-
11/28アルカンターラとむき出しのCFRP、そしてブラックレザーでコーディネートされたインテリア。見た目にはスパルタンそのものだが、素の「911」と比べて大きく機能を削減されているような部分は皆無。
-
12/28「911 GT3 RS」にはフルバケットシートが標準装備。前後調整は手動だが、高さは電動で調整が可能。
-
13/28ヘッドレスト(写真)と助手席側のダッシュボードには「WEISSACH RS」のロゴが備わる。すべてを走りのためにささげた「GT3 RS」だが、これらのロゴだけは“誇りを示す”ための機能しか持たされていないという。
-
14/28テスト車には「GT3 RS」をさらに軽量化するオプション「ヴァイザッハパッケージ」が装着されていた。前後アクスルのアンチロールバーはCFRP製パーツに変更される。
-
15/28「GT3 RS」は統合ドライブモードセレクターを備えておらず、トランスミッションとサスペンション、エキゾーストサウンド、ESCをそれぞれ個別にセッティングする必要がある。写真はセンターコンソールに並んだそれらのセッティングボタン。
-
16/28「ヴァイザッハパッケージ」に含まれるロールケージは軽量かつ高剛性なチタン製。
-
17/28キャビン側のドアオープナーは強化ナイロン製のストラップとなっている。
-
18/28「GT3 RS」にはリアアクスルステアリングが標準装備。低速域では後輪を前輪と逆位相に、高速域では同位相に操舵する。
-
19/28トランスミッションは7段のデュアルクラッチ式AT。加速重視のレシオを採用しているため、100km/h走行でも7速で2600rpm程度の回転数となる。
-
20/28アルカンターラ巻きのステアリングホイールはスポークが肉抜きされた軽量構造。CFRP製のシフトパドルは「ヴァイザッハパッケージ」に含まれている。
-
21/28センターにエンジン回転計を備えた「911」伝統の5連メーター。回転計のレッドゾーンは9000rpmからで、目盛りは1万rpmまで刻まれている。
-
22/28テスト車にはオプションの「ポルシェセラミックコンポジットブレーキ」が装着されていた。前410mm、後ろ390mmのセラミック製ブレーキディスクに、前6ピストン、後ろ4ピストンのモノブロックキャリパーが組み合わされる。
-
23/28スポーツエキゾーストシステムのマフラーエンドはチタン製。青く焼けたパイプ内部がものものしい。
-
24/28サイレンサーを覆うように、巨大なリアディフューザーが装着される。
-
25/28CFRP製ルーフは「ヴァイザッハパッケージ」に含まれている。オプション非装着の場合にはマグネシウムルーフとなる。
-
26/28前軸を30mm高くできるフロントリフトシステムはオプション装備。従来は空気圧で作動していたが、現行モデルでは油圧式にシフト。システム全体で約50%の軽量化を実現している。
-
27/28ポルシェ911 GT3 RS
-
28/28

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
ポルシェ 911 の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
レクサスGX550“オーバートレイル+”(4WD/10AT)【試乗記】 2026.3.30 スタッドレスタイヤ装着の「レクサスGX」でウインタードライブへ。クルマ好きにとってはいかにも胸がふくらむシチュエーションだが、刻一刻と変化する自然環境が相手ゆえに、なかなか一筋縄ではいかないものだ。山に分け入る際には引き返す覚悟もお忘れなく。
-
スズキeビターラZ(4WD)【試乗記】 2026.3.28 スズキが満を持して世に問うた、初の量販電気自動車(BEV)「eビターラ」。エントリーグレードは400万円以下! 500万円以下で4WDも用意されるというお値打ち価格のBEVは、走らせてみるとどうなのか? 東京-愛知を往復して、その実力を確かめた。
-
スズキGSX-8T(6MT)【レビュー】 2026.3.25 昨今のネオクラシックブームに乗り、いよいよスズキからも新型車「GSX-8T」が登場。しかし実車に触れてみると、既存のライバルとはちょっと趣の異なるマシンとなっていた。スタイリッシュないでたちとスズキらしい実直さが融合した、独創の一台を報告する。
-
日産セレナe-POWERハイウェイスターV(FF)【試乗記】 2026.3.24 販売台数ではトヨタ勢に差をつけられながらも、日産の屋台骨として奮闘する「セレナ」。現行型の登場から3年、マイナーチェンジで磨きがかかった最新の「e-POWERハイウェイスターV」に試乗すると、人の感性に寄り添う開発陣のこだわりと良心が見えてきた。
-
BMW iX M70 xDrive(4WD)【試乗記】 2026.3.23 BMWが擁するSUVタイプの電気自動車「iX」。そのハイパフォーマンスモデルが「iX M70 xDrive」へと進化を遂げた。かつて、BMWの志向する次世代モビリティーの体現者として登場した一台は、今どのようなクルマとなっているのか? その実力に触れた。
新着記事
-
NEW
ホンダCR-V e:HEV RSブラックエディション(4WD)/CR-V e:HEV RS(4WD)【試乗記】
2026.4.1試乗記ホンダの「CR-V」が日本市場に帰ってきた。先代モデルの発売時(2018年)も2年ぶりの復活で(少し)盛り上がっていたが、今回もまた3年半ぶりの復活である。モデルライフが途切れ途切れなところは気になるものの、新型のすっきりと上質な乗り味はまぎれもなくプレミアムな領域に達している。 -
NEW
今こそブランドの伝統と強みを前面に マツダと三菱のPHEVを乗り比べる
2026.4.1デイリーコラム日産自動車をはじめとした国産6ブランドがBEVとPHEVを集めた合同試乗会を開催。マツダと三菱のPHEVを乗り比べ、それぞれの特性や開発陣の考え方の違い、近い将来に向けたビジョンなどに思いをはせた。 -
NEW
第107回:さよならワグナー(後編) ―革新から正統へ 変節するメルセデスと欧州カーデザインの未来―
2026.4.1カーデザイン曼荼羅「EQ」シリーズの失敗を機に、保守的なイメージへ大転換! メルセデス・ベンツのカーデザインは、一体どこへ向かおうとしているのか? 名物デザイナー、ゴードン・ワグナー氏の退任を機に、スリーポインテッドスターと欧州カーデザインの未来を考えた。 -
NEW
目元にインパクト! 4灯式ヘッドランプのクルマ特集
2026.4.1日刊!名車列伝“コンビランプ”が当たり前になり、新車ではほとんど見ることのなくなった4灯式ヘッドランプ。今回は、そんな“4つ目”のフロントフェイスが印象的な、世界の名車を日替わりで紹介します。 -
開発中にボツになった「素晴らしいアイデア」は、その後どうなる?
2026.3.31あの多田哲哉のクルマQ&A車両を開発するなかで生まれた良いアイデアや素晴らしい技術には、実際に製品化に生かされないものも多数あるという。では、時を経て、それらが再び日の目を見ることはあるのか? 元トヨタの車両開発者、多田哲哉さんに聞いた。 -
メルセデスAMG GTクーペ/メルセデスAMG GT 4ドアクーペ【試乗記】
2026.3.31試乗記メルセデスAMGの「GT63 S Eパフォーマンス クーペ」と「GT53 4MATIC+(ISG)ファイナルエディション」は、同じAMG GTを名乗りながらも片や2ドア、こなた4ドアのクーペモデルだ。この両者には、どんな特徴や違いがあるのか。クローズドコースで確かめた。





























