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1/22
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2/22シトロエンのコンパクトSUV「C3エアクロスSUV」は、日本では2019年7月に発売された。SUVを名乗るものの、駆動方式はFF限定。カタログにも「4WDにしないという進化」のコピーが並ぶ。
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3/22インテリアのデザインも外観に負けず個性的。ダッシュボードはフラットで、視界をさえぎるものはない。
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4/22計器盤には、大小4つのメーターが並ぶ。中央は液晶のマルチインフォメーションディスプレイ。
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5/22ボディー本体のカラーは全6色。今回試乗した「シャイン」グレードでは、その色に合わせて、ブラックまたはホワイトのルーフが組み合わせ可能となっている。
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6/22「C3エアクロスSUV」の個性を印象づけるフロントまわり。エンブレムから水平に伸びるラインの両端にはデイタイムランニングランプとウインカーがあり、グリルの両サイド(下段)にヘッドランプが配される。
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7/22「シャインパッケージオプション」を選択した試乗車には、写真の17インチアロイホイールが装着されていた。タイヤはハンコックの「キナジー4S」。
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8/22オレンジの差し色が目を引くファブリックシート。助手席の背もたれは前倒し可能で、長尺物の積載に対応する。
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9/22
1750rpmの低回転域から205N・mの最大トルクを発生する、1.2リッター直3ターボエンジン。燃費はWLTCモードで14.7km/リッターと公表される。
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10/222年前に発売されたハッチバック「C3」に比べ、165mm長い「C3エアクロスSUV」。ホイールベースも70mm延長されている。
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11/22安全装備の充実もセリングポイントのひとつ。歩行者も作動対象とした衝突被害軽減ブレーキやレーンディパーチャーウオーニング、ブラインドスポットモニター、ステアリング操作も自動で行うパークアシストなどが備わる。
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12/22
トランスミッションは6段ATのみ。シフトレバーの前方は、スマートフォンのワイヤレス充電機能を持つ小物入れになっている。
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13/22
後席は60:40の分割式で、それぞれ前後にスライド可能。
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14/22
5人乗車時の荷室容量は、5人乗車時で410リッター。後席を前方にスライドさせることで520リッターにまで拡大できる。スキーホールも備わる。
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15/22パッケージオプションを装着する試乗車には、ルーフいっぱいに広がるパノラミックサンルーフが装着されていた。前半部分は開閉も可能。
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16/22上級グレードの試乗車は、路面状況に合わせて駆動力の制御を最適化させる「グリップコントロール」を装備。写真はその走行モードセレクターで、センターコンソール中央に配されている。
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17/22同ブランドのハッチバック「C3」のものに似た、エアコン吹き出し口。デザインや色使いが遊び心に富んでいる。
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18/22オレンジ色のラインでドレスアップされた、リアクオーター部のポリカーボネート製ウィンドウ。車内から見てもラインはオレンジ色で、その隙間から外光が注ぐ。
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19/22
今回は高速道路を主体に290kmほどの距離を試乗。燃費は満タン法で12.5km/リッター、車載の燃費計で11.3km/リッターを記録した。
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20/22シトロエンC3エアクロスSUVシャイン
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21/22ステアリングホイールは全車本革巻き。ダッシュボードの一部にファブリックがあしらわれているのは特徴的なディテールだ。
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22/22
後席および助手席の背もたれを倒し、荷室を最大化した状態。積載容量は1289リッターとなる。

今尾 直樹
1960年岐阜県生まれ。1983年秋、就職活動中にCG誌で、「新雑誌創刊につき編集部員募集」を知り、郵送では間に合わなかったため、締め切り日に水道橋にあった二玄社まで履歴書を持参する。筆記試験の会場は忘れたけれど、監督官のひとりが下野康史さんで、もうひとりの見知らぬひとが鈴木正文さんだった。合格通知が届いたのは11月23日勤労感謝の日。あれからはや幾年。少年老い易く学成り難し。つづく。
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