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2/20最新型「XV」は、2019年10月10日にマイナーチェンジが発表、同年11月15日に発売された。同じ「SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)」が採用された5代目「インプレッサ」も同時にマイナーチェンジが行われた。
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3/20マイナーチェンジで新デザインのヘッドランプが採用された。ただし、ランプユニット内のデザイン変更であるため、パッと見で新旧を見分けるのは難しい。
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4/20マイナーチェンジ後モデルでは、テールランプのクリアレンズ部分がスモーク色に変更されている。
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5/20インテリアのデザインは従来型から大きな変更はないが、パネル表面の仕上げや加飾などが見直されている。「XVアドバンス」では写真のブルー基調の内装色のほか、ダークシルバーのパネルやオレンジ色のステッチを用いたブラック基調の内装色が設定されている。
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6/20「e-BOXER」と呼ばれるマイルドハイブリッドシステムは、最高出力145PS、最大トルク188N・mのエンジンに、最高出力13.6PS、最大トルク65N・mのモーターが組み合わされる。
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7/20駆動用バッテリーはリチウムイオンで、荷室床面に配置されている。バッテリー搭載によって、荷室高は1.6リッターモデルが777mmであるのに対して「e-BOXER」モデルは722mmとなる。
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8/20今回試乗した「XVアドバンス」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4475×1800×1575mm、ホイールベース=2670mm。これはマイナーチェンジ前と同一の数値となる。
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9/20アクセルの踏み始めにモーターの駆動力が加わり、瞬時にトルクが立ち上がる。このレスポンスや加速の気持ち良さも「e-BOXER」の魅力といえる。
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10/20ネイビー/ライトグレーのコンビネーションカラーを採用する前席ヒーター付き本革シートは、「アドバンス」グレードのみのオプションアイテム。
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11/20リアシートのバックレストは60:40の分割可倒式。センターのアームレストには2人分のドリンクホルダーが内蔵されている。バックレストを前方に倒せば、荷室スペースを簡単に拡張できる。
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12/20マットブルーの金属調パネルは「アドバンス」のみに用意されるもの。グローブボックスは、備え付けの車検証や取説を入れても若干の余裕があった。
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13/20前後のドアはほぼ90度に開き、乗り降りがしやすい。最低地上高=200mm、アプローチアングル=15.8度、デパーチャーアングル=27.4度という数値が発表されている。
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14/20メーターは従来型と同じく2眼タイプで、速度計の目盛りが細かくなるなどのデザイン変更が行われた。ブルー基調の文字盤色は「アドバンス」専用となる。
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15/20試乗車には、オンロード向けとなる前後225/55R18サイズの「ブリヂストン・デューラーH/Pスポーツ」タイヤが装着されていた。
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16/20マイルドハイブリッドのパワートレインが搭載される「XVアドバンス」の燃費値は、JC08モードが19.2km/リッター、WLTCモードが15.0km/リッター。これらは計算上、1.6リッターエンジン車の約2割増しの数値となる。
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17/20スバルXVアドバンス
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18/20「XVアドバンス」の荷室容量は、5人乗車時の通常使用で340リッター。非ハイブリッドの1.6リッターモデルは同使用時で385リッターの容量となる。
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19/20リアシートのバックレストを前方に倒せば、簡単に荷室を拡張できる。床面はほぼフラットな状態に保たれている。
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20/20ステアリングに設けられた「アイサイト」の操作スイッチ。「ツーリングアシスト」が装備されたマイナーチェンジ後のモデルでは、右下に配置されたレーンキープスイッチのマークが変更されている(写真)。

鶴原 吉郎
オートインサイト代表/技術ジャーナリスト・編集者。自動車メーカーへの就職を目指して某私立大学工学部機械学科に入学したものの、尊敬する担当教授の「自動車メーカーなんかやめとけ」の一言であっさり方向を転換し、技術系出版社に入社。30年近く技術専門誌の記者として経験を積んで独立。現在はフリーの技術ジャーナリストとして活動している。クルマのミライに思いをはせつつも、好きなのは「フィアット126」「フィアット・パンダ(初代)」「メッサーシュミットKR200」「BMWイセッタ」「スバル360」「マツダR360クーペ」など、もっぱら古い小さなクルマ。
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