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2/151963年秋に登場した「バンデン・プラ・プリンセス1100」。小さな高級車という表現がふさわしいクルマで、ウオールナットと本革でしつらえられた車内には、後席用のピクニックテーブルが設けられていた。
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3/15「バンデン・プラ・プリンセス」より一足早く、1962年に登場した「MG1100」。両者の違いは、内外装の仕様のみだった。(写真:Newspress)
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4/151.1リッターエンジンが搭載されたADO16シリーズだが、その排気量では動力性能不足が否めず、後に1.3リッターモデルが登場した。写真は1967年製「ウーズレー1300」。同車にはウーズレーの伝統である電飾付きのフロントグリルが装備されていた。
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5/15ADO16の開発を担ったのは、「Mini」と同じくアレック・イシゴニスだった。
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6/15付加価値の高い製品をそろえ、北米市場でも受け入れられているジャガーの加入に、BMC(後のBMH)は大きな期待を寄せていた。
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7/15高品質なクルマづくりで人気を博していたローバー。技術力も高く、1963年登場の「P6」は、翌年に開催された第1回欧州カー・オブ・ザ・イヤーに輝いている。(写真:Newspress)
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8/151907年6月17日に完成したブルックランズ。世界初の常設サーキットは大小のバンク付きコーナーを直線でつないだ超高速コースだった。写真は1930年代中頃の様子。
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9/15かねて工業基盤のあったイギリスでは、赤旗法の撤廃後、急速に自動車産業が発展した。写真はモーリスのオックスフォード工場(1925年当時)。同工場は、モーリスの設立と同時に1913年に操業を開始した。
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10/15イギリス最古の自動車メーカーとされるデイムラーは、1893年に独ダイムラーからエンジンの製造権を取得。赤旗法が廃止された1896年に自動車メーカーとなった。写真は1897年製「グラフトン フェートン」。(写真:Newspress)
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11/15英国の自動車産業は、日本の自動車メーカーにとってまさにお手本だった。写真は「ヒルマン・ミンクス」。いすゞはルーツと提携して同車をノックダウン生産し、クルマづくりを学んだ。
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12/15国有化後の1976年にBLMCがリリースした「ローバーSD1」。欧州カー・オブ・ザ・イヤーに輝くなど高い評価を得たが、品質の悪さが大きな問題となり、市場では受け入れられなかった。写真は3.5リッターV8モデルの「3500」。
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13/151979年にブリティッシュ・レイランド(旧BLMC)はホンダと提携。ローバーグループに改組してからも、同社との提携を軸に生き残りを図ったが、1994年にBMWに買収される。そのBMWも2000年にローバーの再建を断念し、傘下のブランドはフォードや英国の投資会社などに切り売りされた。写真はホンダからOEM提供を受けて販売された「ローバー400」(1989年)。
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14/152014年のデリーモーターショーにおける、ジャガー・ランドローバーのブースの様子。ジャガー・ランドローバーは、現在はインドのタタ自動車が所有している。
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15/15前項で紹介したオックスフォード工場では、現在はBMW傘下のブランドとなったMINIのモデルが生産されている。

webCG 編集部
1962年創刊の自動車専門誌『CAR GRAPHIC』のインターネットサイトとして、1998年6月にオープンした『webCG』。ニューモデル情報はもちろん、プロフェッショナルによる試乗記やクルマにまつわる読み物など、クルマ好きに向けて日々情報を発信中です。
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