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1/25昨季表彰台に2度ものぼったトロロッソは、2020年からアルファタウリとして再スタート。レッドブルのファッションブランドに由来するその名前は、ブル=雄牛つながりで、おうし座の恒星アルデバランの学名から取られた。(Photo=Getty Images / Red Bull)
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2/25F1初参戦以来、チームの名称が変わっていないのは、フェラーリやマクラーレンなど、ごく少数のチームだけである。(Photo=Ferrari)
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3/2514年間続いたトロロッソ時代から、名前もカラーリングも一新されたアルファタウリ。その起源は、F1の荒波にもまれながら20年もの間奮闘を続けた弱小チーム、ミナルディである。(Photo=Getty Images / Red Bull)
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4/25ミナルディの時代には、1997年に片山右京、1998年に中野信治と、2年続けて日本人ドライバーが所属。トロロッソになってからは2018年よりホンダからエンジン供給を受けるなど、このチームは日本との関係も浅からぬものがある。(Photo=本田技研工業)
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5/252015年の「モータースポーツファン感謝デー」にて、中野信治がドライブする「ミナルディM192」。(Photo=MOBILITYLAND)
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6/25後のトップドライバーがF1デビューを飾るなど、ミナルディは才気あふれる新人を多く輩出したチームとしても知られていた。ルノーで2度のチャンピオンとなるフェルナンド・アロンソも、出身はミナルディである。(Photo=Renault)
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7/252002年にミナルディからデビューしたマーク・ウェバー。ジャガー、ウィリアムズと渡り歩き、レッドブルで9勝を挙げた。(Photo=Getty Images / Red Bull)
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8/25ミナルディ時代からずっとイタリアはファエンツァを本拠地とする。レッドブルの資本が入り、またマシン開発にもトップチームのレッドブル・テクノロジーの技術が投与され、昨シーズンはコンストラクターズランキング6位とベストタイで終了。ホンダとのパートナーシップ3年目、アルファタウリとなっても中団勢上位を狙いたい。(Photo=Getty Images / Red Bull)
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9/252019年シーズンは、カスタマーでもあるマクラーレンの後塵(こうじん)を拝し、コンストラクターズランキング5位となったルノー。トールマンとしてGPに参戦し、一時期はベネトンとも呼ばれたこのチームは、2002年に1度、2016年にもう1度、ルノーへの改名を経験している。(Photo=Renault Sport)
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10/251984年シーズンを戦った「トールマンTG184」。アイルトン・セナはこのマシンを駆り、雨のモナコGPでアラン・プロストに肉薄した。(Photo=MOBILITYLAND)
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11/251989年の日本GPにおいて、アレッサンドロ・ナニーニがドライブする「ベネトン・フォードB189」。(Photo=MOBILITYLAND)
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12/251990年の日本GPでは、ネルソン・ピケとロベルト・モレノのドライブにより、チーム初の1-2フィニッシュを達成する。(Photo=MOBILITYLAND)
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13/25「ベネトン・フォードB193」をドライブするミハエル・シューマッハー(1993年)。1991年のシューマッハー加入を機にベネトンは一気に競争力を高め、1994年にはシューマッハーがドライバーズタイトルを獲得。1995年にはベネトンもコンストラクターズタイトルに輝いた。(Photo=MOBILITYLAND)
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14/252000年にベネトンを買収したルノー。2002年には正式にルノーF1としてF1にエントリーし、2005年と2006年には、ドライバーズタイトル(フェルナンド・アロンソ)とコンストラクターズタイトルを独占した。(Photo=Renault)
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15/252013年シーズンのF1を走った「ロータスE21」。ロータスの名を掲げて活動していた2011~2015年は、資金難もあって成績が低迷。2016年にチームは再びルノーに買収されることとなった。(Photo=Newspress)
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16/25ベネトンやルノー、ロータスと度々名前を変えてきたことから、イギリスの本拠地の名を取って“チーム・エンストン”とも呼ばれる。今季は有望株のエステバン・オコンが加入。ダニエル・リカルドとともに上位を目指す。(Photo=Renault Sport)
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17/252018年にザウバーのスポンサーシップをはじめたアルファ・ロメオが、翌年にはチーム名に。戦前に無敵を誇ったアルファ・ロメオとは、無論、直接的な関係はない。マシンは引き続き、スイスはヒンウィルのファクトリーでつくられる。(Photo=Alfa Romeo)
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18/252019年はウィリアムズをドライブしていたロバート・クビサ(写真右)が、今季からアルファ・ロメオのリザーブドライバーに。古巣に戻ったかっこうのクビサ。ただし以前在籍していた時には、チームはBMWザウバーと呼ばれていた。クビサとBMWザウバーは、2008年のカナダGPで双方にとって唯一となる勝利を記録している。(Photo=Alfa Romeo)
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19/251993年のF1世界選手権に投入された、ザウバー初のF1マシン「C12」。“12”という中途半端な数字が振られていたのは、すでに1~11のナンバーが、プロトタイプレーシングカーなどに使われていたからだ。(Photo=Newspress)
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20/251989年のルマン24時間レースを制したザウバー・メルセデス。1955年のルマン大事故からモータースポーツ活動を取りやめていた“シルバーアロー”の華麗なる復活は、ザウバーが支えていた。(Photo=Mercedes)
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21/25「ザウバー・メルセデスC13」に搭載された3.5リッターV10エンジン「2175B」(1994年)。(Photo=Mercedes)
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22/25メルセデスにはしごを外され、パワーユニットの入手に難儀していたザウバーに手を差し伸べたのは、BMWだった。写真は2005年のマシンに搭載された3リッターV10エンジン「P84/5」。(Photo=webCG)
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23/25BMWは後にザウバーを買収し、BMWザウバーとしてF1への参戦を開始する。(Photo=BMW)
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24/25日本人のF1ファンの中には、ザウバーといえば小林可夢偉が所属していたチームとして記憶している人もいるかもしれない。小林は2012年の日本GPで3位表彰台に上がっている。(Photo=MOBILITYLAND)
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25/252020年2月14日にフィオラノでシェイクダウンされた、アルファ・ロメオのF1マシン。現在、F1世界選手権のチームリストにザウバーの名は存在しない。(Photo=Alfa Romeo)

柄谷 悠人
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