-
1/26
-
2/26マツダの新世代商品群の第1弾としてデビューした「マツダ3」。発売は2019年5月のことで、「スカイアクティブX」搭載車は同年11月に追加された。
-
3/26試乗車は赤い内装色が特徴的な「バーガンディーセレクション」。レザーシートや合皮のソフトパッドなどを備えた上級グレードである。
-
4/26SPCCI技術を用いた新エンジン「スカイアクティブX」は、24Vのマイルドハイブリッド機構と組み合わされる。
-
5/26テールゲートに装着される「SKYACTIV-X」のバッジ。圧縮着火式ガソリンエンジンの実用化は、これが初の例となる。
-
マツダ マツダ3ファストバック の中古車webCG中古車検索
-
6/26まず「マツダ3」から導入が開始された「スカイアクティブX」。2020年1月にはコンパクトクロスオーバーの「CX-30」にも設定された。
-
7/26「スカイアクティブX」の最高出力は180PS、最大トルクは224N・m。トップギアに入れっぱなしでも、低回転域からスルスルと加速していく柔軟性の高さが特徴だ。
-
8/26これが初採用の技術でありながら、幅広い仕様で選択可能な点も「スカイアクティブX」の特徴。セダン/ハッチバック、AT/MT、FF/4WDのいずれの仕様にも同エンジンが用意される。
-
9/26「スカイアクティブX」搭載車については、エンジンをカプセル状に包むように遮音材を配置。クリアで気持ちのよいサウンド伝達を実現している。
-
10/26「スカイアクティブX」には圧縮着火しやすいよう吸気量をコントロールするための、エアサプライと呼ばれる機構が装備されている。
-
11/26スムースレザーの本革巻きシフトノブ。「スカイアクティブX」搭載車を除くと、6段MT仕様は1.5リッターガソリンエンジンのFF車にしか用意されない。
-
12/26AT仕様、MT仕様を問わず、パーキングブレーキは電気式。一度停車するとブレーキから足を離しても停車状態を保持するオートブレーキホールド機能も備わる。
-
13/26充実した運転支援システムや予防安全装備も「マツダ3」の特徴。全車速対応型ではないが、MT仕様にもアダプティブクルーズコントロールが装備される。
-
14/26大型のマフラーカッターは「スカイアクティブX」搭載車の専用装備だ。
-
15/26シートは座る人の骨盤をしっかりと立て、脊柱のS字カーブを維持できるよう各部を設計。長時間のドライブでも乗員が疲れないよう注意が払われている。
-
16/26包まれ感の強いリアシート。背もたれは6:4の分割可倒式で、中央部には2つのカップホルダーを持つアームレストが備わる。
-
17/26「G-ベクタリングコントロールプラス」とは、エンジンとブレーキを微細に制御することでヨーモーメントをコントロールし、車両の姿勢を安定化させる機能である。
-
18/26「マツダ3」のボディーは、従来モデル(アクセラ)の上下左右方向に加え、前後方向にも環状構造を採用することで剛性アップを実現。ダンパーやタイヤの機能を最大限に引き出すべく設計がなされている。
-
19/26無理のない着座姿勢や自然な挙動を示すシャシーに加え、視点移動の少なさもマツダがこだわったポイント。エントリーモデルの「15S」を含め、フロントウィンドウ照射型のヘッドアップディスプレイが標準装備される。
-
20/26メーターは3眼式。中央の速度計は7インチのTFT液晶となっており、燃費や運転支援システムの作動状態など、さまざまな情報が表示される。
-
21/26FF車、4WD車を問わずリアサスペンションはトーションビーム式。中央部と外側でビーム径を変えており、タイヤ取り付け部の剛性を高めることで操舵応答性を向上させている。
-
22/26ブラックメタリック塗装の18インチアルミホイールは「スカイアクティブX」搭載車の専用装備。他のモデルではグレーメタリック塗装となっている。
-
23/26エクステリアにおける「スカイアクティブX」搭載車と他のモデルとの違いは、ホイールやマフラーに見られる程度。フロントグリルも他のモデルと共通となっている。
-
24/26「マツダ3」のインフォテインメントシステムには、従来モデルより大型の8.8インチワイドディスプレイを採用。コネクティッドサービスに対応するべく、新たに車載通信機も搭載された。
-
25/26「スカイアクティブX」を搭載した「マツダ3ファストバック」の燃費性能は、MT仕様の4WD車で16.8km/リッター(WLTCモード)。公称値ではFF車、4WD車ともに、AT仕様よりMT仕様の方がやや燃費がいい。
-
26/26マツダ3ファストバックXバーガンディーセレクション

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
マツダ マツダ3ファストバック の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ホンダ・アコードe:HEV Honda SENSING 360+(FF)【試乗記】 2025.10.10 今や貴重な4ドアセダン「ホンダ・アコード」に、より高度な運転支援機能を備えた「Honda SENSING 360+」の搭載車が登場。注目のハンズオフ走行機能や車線変更支援機能の使用感はどのようなものか? 実際に公道で使って確かめた。
-
ホンダ・プレリュード(FF)【試乗記】 2025.10.9 24年ぶりに復活したホンダの2ドアクーペ「プレリュード」。6代目となる新型のターゲットは、ズバリ1980年代にプレリュードが巻き起こしたデートカーブームをリアルタイムで体験し、記憶している世代である。そんな筆者が公道での走りを報告する。
-
日産リーフB7 X(FWD)/リーフB7 G(FWD)【試乗記】 2025.10.8 量産電気自動車(BEV)のパイオニアである「日産リーフ」がついにフルモデルチェンジ。3代目となる新型は、従来モデルとはなにが違い、BEVとしてどうすごいのか? 「BEVにまつわるユーザーの懸念を徹底的に払拭した」という、新型リーフの実力に触れた。
-
アストンマーティン・ヴァンキッシュ クーペ(FR/8AT)【試乗記】 2025.10.7 アストンマーティンが世に問うた、V12エンジンを搭載したグランドツアラー/スポーツカー「ヴァンキッシュ」。クルマを取り巻く環境が厳しくなるなかにあってなお、美と走りを追求したフラッグシップクーペが至った高みを垣間見た。
-
ルノー・カングー(FF/7AT)【試乗記】 2025.10.6 「ルノー・カングー」のマイナーチェンジモデルが日本に上陸。最も象徴的なのはラインナップの整理によって無塗装の黒いバンパーが選べなくなったことだ。これを喪失とみるか、あるいは洗練とみるか。カングーの立ち位置も時代とともに移り変わっていく。
新着記事
-
NEW
マツダ・ロードスターS(後編)
2025.10.12ミスター・スバル 辰己英治の目利き長年にわたりスバル車の走りを鍛えてきた辰己英治氏。彼が今回試乗するのが、最新型の「マツダ・ロードスター」だ。初代「NA型」に触れて感動し、最新モデルの試乗も楽しみにしていたという辰己氏の、ND型に対する評価はどのようなものとなったのか? -
MINIジョンクーパーワークス(FF/7AT)【試乗記】
2025.10.11試乗記新世代MINIにもトップパフォーマンスモデルの「ジョンクーパーワークス(JCW)」が続々と登場しているが、この3ドアモデルこそが王道中の王道。「THE JCW」である。箱根のワインディングロードに持ち込み、心地よい汗をかいてみた。 -
航続距離は702km! 新型「日産リーフ」はBYDやテスラに追いついたと言えるのか?
2025.10.10デイリーコラム満を持して登場した新型「日産リーフ」。3代目となるこの電気自動車(BEV)は、BYDやテスラに追いつき、追い越す存在となったと言えるのか? 電費や航続距離といった性能や、投入されている技術を参考に、競争厳しいBEVマーケットでの新型リーフの競争力を考えた。 -
ホンダ・アコードe:HEV Honda SENSING 360+(FF)【試乗記】
2025.10.10試乗記今や貴重な4ドアセダン「ホンダ・アコード」に、より高度な運転支援機能を備えた「Honda SENSING 360+」の搭載車が登場。注目のハンズオフ走行機能や車線変更支援機能の使用感はどのようなものか? 実際に公道で使って確かめた。 -
新型「ホンダ・プレリュード」の半額以下で楽しめる2ドアクーペ5選
2025.10.9デイリーコラム24年ぶりに登場した新型「ホンダ・プレリュード」に興味はあるが、さすがに600万円を超える新車価格とくれば、おいそれと手は出せない。そこで注目したいのがプレリュードの半額で楽しめる中古車。手ごろな2ドアクーペを5モデル紹介する。 -
BMW M2(前編)
2025.10.9谷口信輝の新車試乗縦置きの6気筒エンジンに、FRの駆動方式。運転好きならグッとくる高性能クーペ「BMW M2」にさらなる改良が加えられた。その走りを、レーシングドライバー谷口信輝はどう評価するのか?