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2/19試乗会場に用意されたステーションワゴンの「V60」とセダンの「S60」。前者は2018年9月に、後者は2019年11月に日本導入が発表された。
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3/192000年にデビューした初代から数え3代目となる最新の「S60」。「V60」と基本的に共通の、ボルボ最新のモジュラープラットフォーム「SPA」やフロントフェイスデザインが採用されている。
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4/19日本導入が中止されてしまったボルボのフラッグシップサルーン「S90」の流れをくむテールランプデザインを採用。左右に振り分けられた丸形のテールパイプフィニッシャーは「T4」の専用デザインとなる。
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5/19「S60 T4モメンタム」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4760×1850×1435mm、ホイールベース=2870mm。車重は1680kgと発表されている。
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6/19「S60」のボディーカラーは今回の試乗車に採用されていた「バーチライトメタリック」を含め、全13種類が用意されている。
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7/19試乗車は「モメンタム」に標準装備される17インチの5ダブルスポークホイール(シルバー)に225/50R17サイズの「ミシュラン・プライマシー4」タイヤが装着されていた。
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8/19インテリアは、先に導入が開始されたステーションワゴン「V60」と基本的に共通。「モメンタム」グレードには、アイアンオレ・アルミニウムと呼ばれる加飾パネルが備わる。
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9/19エンジンのスタート/ストップスイッチの手前に、コンフォート/エコ/ダイナミック/インディビジュアルの4つの走行モードを切り替えられるロータリースイッチが備わる。
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10/19山岳路での走行シーン。決してパワフルではないが、回頭性に優れたハンドリングが味わえた。チルトアップ機構付き電動パノラマガラスサンルーフは20万円のオプションアイテム。
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11/19「S60 T4」に搭載される2リッター直4ターボエンジンは、最高出力190PS/5000rpm、最大トルク300N・m/1400-4000rpmという実力。トランスミッションは8段ATで、シフトセレクターでの手動変速が可能だ。S60は全世界でディーゼルエンジンの設定はない。
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12/19今回の試乗車は、オプションのレザーパッケージが選択されていた。同パッケージには、本革シート/フロントシートヒーター/運転席8ウエイパワーシート/キーレスエントリーが含まれている。
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13/19後席背もたれには60:40の分割可倒機構が備わる。シートカラーは「ブロンド」と呼ばれるもの。後席部分のボディー開口部は大きいものではないが、乗り降りのしやすい形状にデザインされている。
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14/19サスペンションは前ダブルウイッシュボーン式、後ろマルチリンク式。上位モデル「T5」には電子制御式サスペンション「FOUR-C」がオプションで装備可能だが、「T4」はオーソドックスな機械式のスプリングとダンパーの組み合わせのみとなる。
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15/19「S60 T4モメンタム」の荷室容量は422リッター。完全にフラットにはならないが、後席背もたれを倒せば荷室容量を拡大できるほか、長尺物が収容可能なスキーホールも備わる。
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16/19後席左側のバルクヘッドに配置された背もたれを前方に倒すスイッチ。荷室側にも同機能を有すストラップが備わっており、車内と荷室の両方からワンタッチで背もたれを倒せるようになっている。
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17/19「S60 T4モメンタム」のJC08モード燃費値は、12.8km/リッター。燃料はハイオクガソリンで、タンク容量は55リッターとなっている。エントリーモデルであってもボルボ自慢の最新安全装備は、車間警告機能を唯一除き、上級モデルと同様に標準装備されている。
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18/19ボルボS60 T4モメンタム
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櫻井 健一
webCG編集。漫画『サーキットの狼』が巻き起こしたスーパーカーブームをリアルタイムで体験。『湾岸ミッドナイト』で愛車のカスタマイズにのめり込み、『頭文字D』で走りに目覚める。当時愛読していたチューニングカー雑誌の編集者を志すが、なぜか輸入車専門誌の編集者を経て、2018年よりwebCG編集部に在籍。
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