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2/172020年モデルの「ディスカバリー スポーツ」は、2019年11月29日に日本導入が発表された。ランドローバー最新のアーキテクチャー「プレミアム・トランスバース・アーキテクチャー(PTA)」を採用するなど、大幅な改良が行われている。
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3/17ダッシュボードのデザインは、上級モデル「ディスカバリー」に通じるイメージにリニューアルされた。機械式のスイッチを極力廃し、主な操作はタッチスクリーンやステアリングスイッチなどで行う。
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4/17「ディスカバリー スポーツR-DYNAMIC SE D180」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4610×1905×1725、ホイールベース=2740mm。固定式パノラミックルーフが装備される今回の試乗車の車重は2120kgとなっている。
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5/17特徴的なCピラーデザインは、“ディスカバリーファミリー”に共通するもの。新デザインのフロントグリルや前後バンパー、LEDヘッドライトなどを用いて「ディスカバリー」を想起させるエクステリアにリニューアルされた。
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6/17「R-DYNAMIC SE D180」には最高出力180PS、最大トルク430N・mの2リッター直4ディーゼルターボエンジンが搭載される。トランスミッションは9段AT。
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7/17試乗車ではオプションの14ウェイ電動ウインザーレザー仕上げのフロントシートが選択されていた。写真の内装色はライトオイスターとエボニーのコンビネーションとなる。
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8/17シフトセレクターは、最新型の「レンジローバー イヴォーク」と同様にエンジンの始動でせり上がってくるダイヤル式から、オーソドックスなレバー式に変更された。「R-DYNAMIC」グレードではシフトパドルも標準装備となっている。
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9/17スライド&リクライニング機構を備える2列目シートにはオプションのシートヒーターも装備されていた。シートバックは40:20:40の分割可倒式で、24通りものシートアレンジが可能であるという。
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10/173列目シート使用時の様子。フロアに近い位置に座面があるため、ひざを抱えた格好で座ることになる。
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11/17「ディスカバリー スポーツ」は「テレインレスポンス2」と呼ばれるフルタイム4WDシステムを標準装備している。加えて今回の試乗車にはサスペンションやトランスミッション、トラクション制御などを自動調整する「ダイナミックハンドリングパック」がオプションで装備されていた。
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12/17見通しの悪い路地などで役に立つ360°サラウンドカメラを標準装備。運転席からは見えにくい左右の状況を、モニター(写真)に映し出すことができる。他車が接近すると音とサインで教えてくれる。
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13/17通常は見えないフロントボンネット下の映像をモニターに映し出す「クリアサイトグラウンドビュー」(写真)は、標準装備の360°サラウンドカメラに含まれる機能。
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14/17ランドローバー・ディスカバリー スポーツR-DYNAMIC SE D180
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15/173列目シートを折りたたんだ5人乗車時(写真)の荷室容量は897リッター。
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16/172列目、3列目シートを折りたたんだ2人乗車時(写真)の荷室容量は1794リッター。
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17/17試乗車は、19インチの「スタイル1039」と呼ばれる「サテンダークグレイフィニッシュ」カラーの10本スポークアルミホイールに、235/55R19サイズの「ピレリ・スコーピオンゼロ」オールシーズンタイヤを装着していた。

下野 康史
自動車ライター。「クルマが自動運転になったらいいなあ」なんて思ったことは一度もないのに、なんでこうなるの!? と思っている自動車ライター。近著に『峠狩り』(八重洲出版)、『ポルシェよりフェラーリよりロードバイクが好き』(講談社文庫)。
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