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2/282020年秋の正式導入が予定されている「プジョー・リフター」。今回は先行して発売された限定車「デビューエディション」に試乗した。
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3/28プロテクター風パーツを多用したフロントマスクにはSUV風味がただよう。垂直にレイアウトしたフロントグリルやアウトラインに切り欠きのあるヘッドランプは他のプジョー車と同じデザイン要素だ。
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4/28ボディーのスリーサイズは全長×全幅×全高=4405×1850×1890mm。「シトロエン・ベルランゴ」よりも46mm背が高いスタイリングが特徴だ。
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5/28サスペンションはフロントがマクファーソンストラット式でリアがトーションビーム式。最低地上高は180mmを確保している。
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6/28ホイールアーチやサイドシルには樹脂によるクラッディングが施されている。
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7/28タイヤサイズは「ベルランゴ」よりもひと回り大きい215/65R16。テスト車はミシュランのSUV用タイヤ「ラティチュード ツアーHP」を履いていた。
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8/28リアのフロア下にはフルサイズのスペアタイヤが収納されている。
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9/28リアコンビランプにはライオンの爪痕をモチーフとした3本のラインが刻まれている。
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10/28小径のステアリングホイールの上方にメーターパネルをレイアウトするプジョーならではの「i-Cockpit」を採用。「ベルランゴ」にはない立派なセンターコンソールも備わる。
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11/28シート表皮はざっくりとしたグレーのファブリック。前席には収納可能なセンターアームレストが備わる。
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12/28助手席を前にたたむことで長尺物の収納に対応する。アームレストがセンターコンソールに干渉するが、簡単に取り外しできる。
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13/28リアシートの座面は3座独立タイプだが、可倒機構は6:4分割となる。
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14/285人乗車時の荷室容量は597リッター。奥行きは約1mで、タイヤハウスなどの凹凸がないため使い勝手は良好だ。
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15/28リアシートの背もたれをすべて倒した場合の荷室容量は2126リッター。
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16/28リアゲートはガラス部分だけが開く仕掛け。天井のシーリングボックスに直接アクセスできるのが便利だ。
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17/28ガラスサンルーフの下には収納として使える半透明のブリッジを装備。前席頭上の収納までつながっている。
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18/28トランスミッションはアイシン・エィ・ダブリュ製の8段AT「EAT8」。センターコンソールにはダイヤル式のシフトセレクターが備わる。
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19/28雪道や泥道、砂地などの路面状況に応じてスロットルやトラクションコントロールの制御が変わる「アドバンスドグリップコントロール」を装備する。
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20/288インチのセンタースクリーンを標準装備。車載ナビはオプションとなるが、「Apple CarPlay」と「Android Auto」のナビアプリを映し出すことができる。
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21/28センターコンソールの後端にはエアコンの吹き出し口と風量コントローラーが備わる。これは「ベルランゴ」にはないアイテム。
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22/28前席まわりの収納スペースが多いのも「リフター」の特徴だ。写真はメーターパネル手前の空間とカップホルダー。
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23/28ドアのインナーパネルには2カ所の収納スペースが備わる。
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24/28センタースクリーンの後方にもスペースが隠されている。
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25/28助手席側にはきちんと車検証ケースが入るグローブボックスが備わるほか、膝前部分にもスペースが設けられている。
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26/28センターコンソールのシャッターを開けると広大な空間が。特に前方部分は深さが30cmほどある。
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27/28プジョー・リフター デビューエディション
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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