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1/72020年2月に国内販売がスタートした新型「トヨタ・ヤリス」。現在は3種類のパワートレインをそろえ、全18グレードがラインナップされている。
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2/7新型「ヤリス」のカットモデル。基本的なメカニズムが異なるモデルも含め、ヤリスの名を持つ車種は増えつつある。
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3/7トヨタの新型SUV「ヤリスクロス」は、2020年秋の発売が予定されている。プラットフォームは「ヤリス」と共通でヤリス名も添えられてはいるが、ボディーサイズは全長×全幅×全高=4180×1765×1560mmと、ヤリスよりもひと回り大きい。
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4/7こちらは、ダイハツが開発を担当したコンパクトSUV「トヨタ・ライズ」。2020年5月の“通称名別の販売実績”で「ヤリス」に次ぐ2位となるなど、好調なセールスを見せている。今後は「ヤリスクロス」も加わり、トヨタのSUVラインナップは一段と強固なものになる。
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5/7初代「トヨタ・ヴィッツ」のプラットフォームを使って開発された、トールワゴン「ファンカーゴ」(1999年)。これに似た背の高いモデルが、新型「ヤリス」の派生車種として出てくるはずだ。
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6/7スポーツモデル「GRヤリス」は、WRC(世界ラリー選手権)のホモロゲーション取得を目的につくられた。国内での発売時期は2020年9月になる見込み。
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7/7「ヤリス」ファミリーの顔ぶれからは、入念に計画されたトヨタの戦略が見えてくる。車名はどうあれ、ヤリスと基本部分を共通化した魅力的な新型車の登場を期待したい。

渡辺 陽一郎
1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年間務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向した。「読者の皆さまにけがを負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。特にクルマには、交通事故を発生させる甚大な欠点がある。今はボディーが大きく、後方視界の悪い車種も増えており、必ずしも安全性が向上したとは限らない。常にメーカーや行政と対峙(たいじ)する心を忘れず、お客さまの不利益になることは、迅速かつ正確に報道せねばならない。 従って執筆の対象も、試乗記をはじめとする車両の紹介、メカニズムや装備の解説、価格やグレード構成、買い得な車種やグレードの見分け方、リセールバリュー、値引き、保険、税金、取り締まりなど、カーライフに関する全般の事柄に及ぶ。 1985年に出版社に入社して、担当した雑誌が自動車の購入ガイド誌であった。そのために、価格やグレード構成、買い得な車種やグレードの見分け方、リセールバリュー、値引き、保険、税金、車買取、カーリースなどの取材・編集経験は、約40年間に及ぶ。また編集長を約10年間務めた自動車雑誌も、購入ガイド誌であった。その過程では新車販売店、中古車販売店などの取材も行っており、新車、中古車を問わず、自動車販売に関する沿革も把握している。 クルマ好きの視点から、ヒストリー関連の執筆も手がけている。
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