-
1/26ウィリアムズの2020年型マシン「FW43」。コロナ禍による開幕遅延中にタイトルスポンサーのROKiTが降板したことで、当初予定していたものとは異なるカラーリングで再登場した。(写真:Williams Racing)
-
2/26コンストラクターズチャンピオンになること9回、通算勝利数は歴代3位という名門ウィリアムズは、近年低迷中。2018年、2019年と、2年連続でコンストラクターズランキングは10位、つまりは最下位に甘んじている。2019年は新鋭ジョージ・ラッセル(写真前)とロバート・クビサ(同後ろ)のコンビで戦うも、獲得できたポイントは、大雨で大荒れになったドイツGPで拾った1点だけだった。(写真:Williams Racing)
-
3/26クレイ・レガツォーニがドライブする「FW07」。レガツォーニは1979年のイギリスGPでウィリアムズに初優勝をもたらす。通算114勝を数えるウィリアムズの栄光は、ここから始まった。(写真:Newspress)
-
4/26ウィリアムズの創始者にして、今日も代表を務めるフランク・ウィリアムズ。
-
5/26ウィリアムズが1975年のF1に投入した「FW04」。ジャック・ラフィットのドライブにより、ドイツGPで2位入賞を果たしている。
-
6/26「ウルフ・ウィリアムズ・レーシング」を完全買収したウォルター・ウルフ。チームは1977年に「ウォルター・ウルフ・レーシング」と改称され、同年3勝を挙げる活躍を見せた。
-
7/26フランク・ウィリアムズ(写真左)の右腕として、長く技術部門を率いたパトリック・ヘッド(同右)。この2人が両輪となり、ウィリアムズの成功を支えてきた。(写真:XPB Images / Williams Racing)
-
8/26フロントカウルにサウディアのアイコンが描かれた「FW06」。有力なスポンサーの獲得により、ウィリアムズの経営は安定した。(写真:Newspress)
-
9/261980年のフランスGPにて、アラン・ジョーンズの駆る「FW07B」。この年、ジョーンズは5勝を挙げてドライバーズタイトルを獲得。ウィリアムズも初のコンストラクターズタイトルに輝いた。(写真:Newspress)
-
10/26フランク・ウィリアムズ(写真右)やパトリック・ヘッド(同中央)と談笑する、元祖“フライング・フィン”ことケケ・ロズベルグ(同左)。1982年、ロズベルグはわずか1勝でこの年のタイトルを射止めた。後年、息子のニコ・ロズベルグもウィリアムズに在籍。ニコはメルセデスを駆り2016年のワールドチャンピオンに輝いている。(写真:XPB Images / Williams Racing)
-
11/26“大英帝国の息子”として愛されたナイジェル・マンセル。1985〜1988年、1991〜1992年とウィリアムズをドライブ。1992年に悲願のワールドチャンピオンとなった。
-
12/26ネルソン・ピケがドライブする「FW11B」。1987年はチームメイトとの戦いを制したピケがドライバーズタイトルを獲得。ウィリアムズも、コンストラクターズタイトルを連覇した。
-
13/26ジャッドの3.5リッターV8自然吸気エンジンを搭載した「FW12」。1988年のウィリアムズは不振を極め、10年ぶりの未勝利でシーズンを終えた。
-
14/261992年は「FW14B」を駆るナイジェル・マンセルがF1を席巻。セナとマクラーレン・ホンダを、ついにタイトルから引きずり下ろした。
-
15/261992年にチャンピオンとなったマンセル(写真右)だが、待遇面などでチームと折り合いがつかなくなり、F1引退を表明。翌年はアメリカのCARTシリーズに挑戦した。フランク・ウィリアムズ(同左)は所属ドライバーに冷淡な態度を取ることでも有名だが、あくまでドライバー本位ではなくチームを基準に考えているということだろう。なおマンセルは、1994年のアイルトン・セナの死後、ピンチヒッターとしてウィリアムズに再登場(再搭乗?)している。(写真:XPB Images / Williams Racing)
-
16/261996年の日本GPにて、デーモン・ヒルのドライブする「FW18」。セナ亡き後のウィリアムズをけん引したヒルは、同年ついにドライバーズタイトルを獲得するが、翌年にはウィリアムズから放出されてしまった。(写真:Newspress)
-
17/261997年のフランスGPにて、ゴールラインを切るジャック・ビルヌーブの「FW19」。同年はウィリアムズとウィリアムズのドライバーがタイトルを獲得した、最後のシーズンとなった。
-
18/26BMWとのコラボ初年度に当たる2000年のブラジルGPにて、ラルフ・シューマッハー(手前)とジェンソン・バトン(奥)がドライブする「FW22」。
-
19/262003年のカナダGPにて、表彰台で互いを祝福するラルフ・シューマッハー(左)とファン・パブロ・モントーヤ(右)。ウィリアムズはフェラーリ、マクラーレンとタイトル争いを繰り広げ、ランキング2位でシーズンを終えた。
-
20/26“ウォラス(セイウチ)ノーズ”と呼ばれたフロントまわりのデザインが特徴的な「FW26」。2004年シーズンに投入されたマシンである。
-
21/26トヨタがエンジンを提供していた2007~2009年には、日本人ドライバーの中嶋一貴(写真中央上段)もウィリアムズのステアリングを握った。
-
22/26BMWとの決別後は、コスワース、トヨタ、ルノーとさまざまなエンジンサプライヤーと提携。2014年からは、メルセデスからエンジンの提供を受けてF1を戦っている。
-
23/26コロナ禍の影響はF1も直撃。ウィリアムズと同じ英国のインディペンデントチームであるマクラーレンも、株式の売却を検討しているという。
-
24/26フランク・ウィリアムズ(写真左)と、チームの副代表を務める娘のクレア(同右)。ウィリアムズは、F1ではめずらしい家族経営のチームである。(写真:XPB Images / Williams Racing)
-
25/26F1を代表する2大巨頭。2012年スペインGPにてフランク・ウィリアムズ(写真左)の70歳のバースデーを祝うのは、当時F1を牛耳っていたバーニー・エクレストンCEO(同右)である。かつてブラバムチームのオーナーだったエクレストンと、フランクは旧知の仲。今回のウィリアムズの株式売却に関しても、エクレストンが支援者探しに暗躍しているとの話もある。(写真:XPB Images / Williams Racing)
-
26/262020年にウィリアムズをドライブするのは、在籍2年目のジョージ・ラッセル(写真左)と、リザーブドライバーから今季レギュラードライバーに昇格した新人ニコラス・ラティフィ(同右)。ラティフィの父マイケル・ラティフィは実業家であり、マクラーレンの株式を保有するほか、息子が籍を置くウィリアムズも資金的にバックアップしている。(写真:Williams Racing)

柄谷 悠人
デイリーコラムの新着記事
-
デビューから12年でさらなる改良モデルが登場! 3代目「レクサスIS」の“熟れ具合”を検証する 2025.10.27 国産スポーツセダンでは異例の“12年モノ”となる「レクサスIS」。長寿の秘密はどこにある? 素性の良さなのか、メーカー都合なのか、それとも世界的な潮流なのか。その商品力と将来性について識者が論じる。
-
自動車大国のドイツがNO! ゆらぐEUのエンジン車規制とBEV普及の行方 2025.10.24 「2035年にエンジン車の新車販売を実質的に禁止する」というEUに、ドイツが明確に反旗を翻した。欧州随一の自動車大国が「エンジン車禁止の撤廃に向けてあらゆる手段をとる」と表明した格好だが、BEVの普及にはどんな影響があるのか?
-
座ったままで移動できるホンダの「UNI-ONE(ユニワン)」でモビリティーが変わる? 2025.10.23 ホンダの着座型電動ハンズフリーパーソナルモビリティー「UNI-ONE(ユニワン)」の法人向け販売がスタートした。車いすやシニアカーとは異なるユニワンの特徴と、その使用によって広がるモビリティーの可能性について考えた。
-
開幕まで1週間! ジャパンモビリティショー2025の歩き方 2025.10.22 「ジャパンモビリティショー2025」の開幕が間近に迫っている。広大な会場にたくさんの展示物が並んでいるため、「見逃しがあったら……」と、今から夜も眠れない日々をお過ごしの方もおられるに違いない。ずばりショーの見どころをお伝えしよう。
-
トヨタ車はすべて“この顔”に!? 新定番「ハンマーヘッドデザイン」を考える 2025.10.20 “ハンマーヘッド”と呼ばれる特徴的なフロントデザインのトヨタ車が増えている。どうしてこのカタチが選ばれたのか? いずれはトヨタの全車種がこの顔になってしまうのか? 衝撃を受けた識者が、新たな定番デザインについて語る!
新着記事
-
NEW
ルノー・ルーテシア エスプリ アルピーヌ フルハイブリッドE-TECH(FF/4AT+2AT)【試乗記】
2025.10.28試乗記マイナーチェンジでフロントフェイスが大きく変わった「ルーテシア」が上陸。ルノーを代表する欧州Bセグメントの本格フルハイブリッド車は、いかなる進化を遂げたのか。新グレードにして唯一のラインナップとなる「エスプリ アルピーヌ」の仕上がりを報告する。 -
NEW
ATのシフトポジションはなぜ“P-R-N-D”の並びなのか?
2025.10.28あの多田哲哉のクルマQ&A古典的なシフトレバーを持つAT車のシフトセレクターは、ポジションの配列が“P-R-N-D”の順になっている。そこにはどんな必然性があるのか、トヨタで長年車両開発に携わってきた多田哲哉さんに聞いた。 -
メルセデスAMG S63 Eパフォーマンス(4WD/9AT)【試乗記】
2025.10.27試乗記この妖しいグリーンに包まれた「メルセデスAMG S63 Eパフォーマンス」をご覧いただきたい。実は最新のSクラスではカラーラインナップが一気に拡大。内装でも外装でも赤や青、黄色などが選べるようになっているのだ。浮世離れした世界の居心地を味わってみた。 -
デビューから12年でさらなる改良モデルが登場! 3代目「レクサスIS」の“熟れ具合”を検証する
2025.10.27デイリーコラム国産スポーツセダンでは異例の“12年モノ”となる「レクサスIS」。長寿の秘密はどこにある? 素性の良さなのか、メーカー都合なのか、それとも世界的な潮流なのか。その商品力と将来性について識者が論じる。 -
MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル(後編)
2025.10.26思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が「MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル」に試乗。前編ではエンジンとトランスミッションの絶妙なハーモニーを絶賛した山野。続いてはワインディングロードでのハンドリング性能について語ってもらった。 -
アウディA6スポーツバックe-tronパフォーマンス(RWD)【試乗記】
2025.10.25試乗記アウディの新しい電気自動車(BEV)「A6 e-tron」に試乗。新世代のBEV用プラットフォーム「PPE」を用いたサルーンは、いかなる走りを備えているのか? ハッチバックのRWDモデル「A6スポーツバックe-tronパフォーマンス」で確かめた。
注目のキーワード
注目の記事
-
ルノーは燃費だけのハイブリッドはつくらない。最新の「ルーテシア」をドライブした。 特集 -
圧巻のタフネスとキャパシティー。MTBのトップライダーを支える「ディフェンダー130」の活躍に迫る。 特集 -
この冬注目のオールシーズンタイヤと最新スタッドレスタイヤをwebCGが独自にリポート。 特集 -
フルモデルチェンジで全方位に進化した人気のコンパクトカー「MINIクーパー5ドア」の魅力に迫る。 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキング総合
-
トヨタが新型クロスカントリーモデル「ランドクルーザー“FJ”」を世界初公開 2026年に発売を予定 2025.10.21 自動車ニュース -
BYDが新型の軽EVを世界初公開 小型EVバス「J6」がベースのニューモデルも出展【ジャパンモビリティショー2025】 2025.10.22 自動車ニュース -
トヨタ・カローラ クロスGRスポーツ(4WD/CVT)【試乗記】 2025.10.21 試乗記 -
全世界で台数29台の限定車「ランボルギーニ・フェノメノ」が日本上陸 2025.10.24 自動車ニュース -
自動車大国のドイツがNO! ゆらぐEUのエンジン車規制とBEV普及の行方 2025.10.24 デイリーコラム
関連キーワード
