-
1/24
-
2/24プジョーのBセグメントSUVとしては2代目のモデルとなる「SUV 2008」。「CMP(コモンモジュラープラットフォーム)」を用いる「208」をベースに開発された、コンパクトSUVである。
-
3/24小径ステアリングホイールの上からメーターを見る、「iコックピット」と呼ばれるインストゥルメントパネルまわり。今日のプジョー特有のデザインだ。
-
4/24今回の試乗車は、スポーティーな内外装と充実した装備が特徴の「GTライン」。ライオンの3本爪を模したという意匠のフルLEDヘッドランプも、同グレードの特徴である。
-
5/24ボディーサイズは全長×全幅×全高=4305×1770×1550mm、ホイールベースは2610mmと、従来モデルより大幅にサイズアップしている。
-
プジョー の中古車webCG中古車検索
-
6/24「GTライン」に装備されるアルカンターラとテップレザー(合成皮革)のシート。シートヒーターが標準装備される。
-
7/24リアシートは6:4の分割可倒式。スペースは頭上、足元、肩まわりともに十分で、自然な着座姿勢をとれる。
-
8/24荷室容量は従来モデルより74リッター大きい434リッター。可動式のフロアボードを上段にセットすると、荷室開口部や格納時の後席背もたれと、床面が同じ高さになる。
-
9/24床下に物をしまうときは、フロアボードを写真のように固定可能。ボードを外すか下段に下げれば、さらに10cmほど荷室高をかせげる。
-
10/24上質なインテリアの仕立ては今日のプジョーならでは。ダッシュボードにはあや織りやレザー調の加飾、ダミーではない本物のステッチが施される。
-
11/24センタークラスターに横一列に配されたスイッチ類。操作系では、空調の操作がタッチパネルでしかできない点がやや気になった。
-
12/24「SUV 2008」に搭載される1.2リッター直3ガソリンターボエンジン。2020年11月には電気自動車(EV)バージョンも納車が開始される。
-
13/24燃費はWLTCモードで17.1km/リッター、JC08モードで19.2km/リッターと発表されている。
-
14/24タイヤサイズは215/60R17。ミシュランのコンフォートタイヤ「プライマシー4」が装着されていた。
-
15/24全車に標準装備される、7インチのタッチスクリーン式オーディオ。ナビゲーション機能はオプションで用意される。
-
16/24駆動方式はFFのみだが、ドライブモードセレクターにはSUVらしく「Snow」「Mud」「Sand」といったモードも用意。アクセル、ブレーキを自動で制御し、一定速で坂道を下るヒルディセントコントロールも装備される。
-
17/24運転支援システムは従来モデルから飛躍的に進化。ストップ&ゴー機能付きのアダプティブクルーズコントロールや、レーンポジショニングアシストなどが装備される。
-
18/24小径のステアリングホイールによる独特の操作感も、今日のプジョーの特徴。ガソリン車の「SUV 2008」にはシフトパドルが標準装備される。
-
19/24メーターパネルはフルデジタルで、手前と奥の2重に表示面を持つことで奥行き感を表現。手前の面には、メーターフードの裏側から映像を投影することで表示を行っている。
-
20/24内装のクオリティーや装備の充実度、動的質感などが、いずれも高いレベルにある「プジョーSUV 2008」は、BセグメントSUVでも屈指の実力の持ち主だった。
-
21/24プジョーSUV 2008 GTライン
-
22/24
-
23/24
-
24/24

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
プジョー の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】 2025.9.6 空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。
-
ホンダ・プレリュード プロトタイプ(FF)【試乗記】 2025.9.4 24年の時を経てついに登場した新型「ホンダ・プレリュード」。「シビック タイプR」のシャシーをショートホイールベース化し、そこに自慢の2リッターハイブリッドシステム「e:HEV」を組み合わせた2ドアクーペの走りを、クローズドコースから報告する。
-
ランボルギーニ・ウルスSE(4WD/8AT)【試乗記】 2025.9.3 ランボルギーニのスーパーSUV「ウルス」が「ウルスSE」へと進化。お化粧直しされたボディーの内部には、新設計のプラグインハイブリッドパワートレインが積まれているのだ。システム最高出力800PSの一端を味わってみた。
-
ダイハツ・ムーヴX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.2 ダイハツ伝統の軽ハイトワゴン「ムーヴ」が、およそ10年ぶりにフルモデルチェンジ。スライドドアの採用が話題となっている新型だが、魅力はそれだけではなかった。約2年の空白期間を経て、全く新しいコンセプトのもとに登場した7代目の仕上がりを報告する。
-
BMW M5ツーリング(4WD/8AT)【試乗記】 2025.9.1 プラグインハイブリッド車に生まれ変わってスーパーカーもかくやのパワーを手にした新型「BMW M5」には、ステーションワゴン版の「M5ツーリング」もラインナップされている。やはりアウトバーンを擁する国はひと味違う。日本の公道で能力の一端を味わってみた。
新着記事
-
NEW
MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル(FF/7AT)【試乗記】
2025.9.8試乗記「MINIコンバーチブル」に「ジョンクーパーワークス」が登場。4人が乗れる小さなボディーにハイパワーエンジンを搭載。おまけ(ではないが)に屋根まで開く、まさに全部入りの豪華モデルだ。頭上に夏の終わりの空気を感じつつ、その仕上がりを試した。 -
NEW
第318回:種の多様性
2025.9.8カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。ステランティスが激推しするマイルドハイブリッドパワートレインが、フレンチクーペSUV「プジョー408」にも搭載された。夜の首都高で筋金入りのカーマニアは、イタフラ系MHEVの増殖に何を感じたのか。 -
NEW
商用車という名の国民車! 「トヨタ・ハイエース」はなぜ大人気なのか?
2025.9.8デイリーコラムメジャーな商用車でありながら、夏のアウトドアや車中泊シーンでも多く見られる「ハイエース」。もはや“社会的インフラ車”ともいえる、同車の商品力の高さとは? 海外での反応も含め、事情に詳しい工藤貴宏がリポートする。 -
フォルクスワーゲン・ゴルフRアドバンス(前編)
2025.9.7ミスター・スバル 辰己英治の目利き「フォルクスワーゲン・ゴルフ」のなかでも、走りのパフォーマンスを突き詰めたモデルとなるのが「ゴルフR」だ。かつて自身が鍛えた「スバルWRX」と同じく、高出力の4気筒ターボエンジンと4WDを組み合わせたこのマシンを、辰己英治氏はどう見るか? -
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】
2025.9.6試乗記空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。 -
BMWの今後を占う重要プロダクト 「ノイエクラッセX」改め新型「iX3」がデビュー
2025.9.5エディターから一言かねてクルマ好きを騒がせてきたBMWの「ノイエクラッセX」がついにベールを脱いだ。新型「iX3」は、デザインはもちろん、駆動系やインフォテインメントシステムなどがすべて刷新された新時代の電気自動車だ。その中身を解説する。