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2/18Cセグメントハッチバックの「インプレッサ」をベースに、悪路走破性能を高めた「XV」。現行型は「インプレッサXV」の時代を含めて3代目のモデルにあたり、2017年4月に発表された。
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3/18今回の改良では、ラジエーターグリルやバンパーなど、フロントまわりの意匠が変更された。
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4/18「1.6i-L EyeSight」と「アドバンス」(写真)の2グレードでは、インテリアの仕様も変更。後者では、従来型には設定のあったブルーの装飾パネルやグレーのアクセント、オレンジのステッチなどが廃止された。
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5/18オプションで用意される本革シート。ブラックの表皮にオレンジステッチの組み合わせが主だが、「アドバンス」のみネイビーとオフブラックのツートンにブルーステッチの組み合わせとなる。
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6/18走りでは、アクセル操作に対するレスポンスのよさが「e-BOXER」の魅力。電動パワートレインならではの軽快でスムーズな加速を味わわせてくれる。
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7/18「e-BOXER」は2リッター水平対向ガソリンエンジンにアシストモーター兼ジェネレーターを組み合わせたもの。モーターはCVTに組み込まれるかたちで搭載されている。
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8/18「2.0e-S EyeSight」と「アドバンス」に装備される、切削光輝加工の18インチアルミホイール。今回の改良では、17インチ、18インチともにアルミホイールの意匠が変更された。
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9/18カタログ燃費は、1.6リッター車が13.3km/リッターとなっているのに対し、「e-BOXER」搭載車は15.0km/リッターと公称されている(ともにWLTCモード)。
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10/18トランスミッションはチェーン式CVTの「リニアトロニック」。今回の改良では「e-BOXER」搭載車に、スポーティーな走りをアシストする変速制御「e-アクティブシフトコントロール」が採用された。
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11/18運転支援システムには、ステアリングアシスト機構付きのアダプティブクルーズコントロール「アイサイト ツーリングアシスト」を採用。最新の「アイサイトX」とは異なり、ハンズオフ(手放し運転)機能は付いていない。
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12/18ダッシュボード上段のマルチファンクションディスプレイには、新たに自車前方の状態を確認できる「フロントビューモニター」機能が採用された。駐車場からの出庫や、狭い路地からの頭出しなどに重宝する。
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13/18「e-BOXER」搭載車はモーターだけでの走行も可能だが、モーター走行からエンジン走行に移る際に、時折ショックが感じられた。
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14/18操作系では、スイッチ類の“わかりづらさ”が玉にきず。レイアウトはよいのだが、「AVH」や「SVM」と書かれているだけでは、何の機能か理解しづらいだろう。
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15/18ダッシュボード右端に備わる操作パネル。「SRH」とはステアリング連動ヘッドライト(Steering Responsive Headlight)の略である。
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16/18コンパクトSUVの中でも、高いユーティリティー性能を持つ「XV」。リアにドライブトレインが備わる4WD車でありながら、荷室容量は1.6リッター車で385リッター、「e-BOXER」搭載車で340リッターとなっている(VDA法計測値)。
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17/18奇抜なデザインのものや、シティーユースに特化したものも多いコンパクトSUVの中にあって、「XV」は機能性と走行性能を重視した、今となっては数少ない“王道”のモデルに仕上がっていた。
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18/18スバルXVアドバンス

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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