-
1/22世界初の二輪車用先進運転支援システム(ARAS)が搭載された「ドゥカティ・ムルティストラーダV4」。
-
2/22「ムルティストラーダV4」はドゥカティのアドベンチャーツアラーの最新モデル。2020年11月に正式発表された。
-
3/22本国仕様にはシンプルな装備のエントリーグレードも存在するが、日本へはARASが標準装備となる「V4 S」「V4 Sスポーツ」のみが導入される。
-
4/22ACCとは、車両が自動で加減速を行い、前走車がいなければライダーが設定した車速での定速走行を、設定速度以下で走る前走車がいれば、前走車に対して追従走行を行う運転支援システムである。
-
5/22フロントに装備されるボッシュ製の中距離レーダーセンサー。周波数レンジ77GHzのミリ波レーダーである。
-
6/22世界初のARASを実用化したボッシュの本拠地はドイツだが、開発は日本(横浜)の研究拠点が中心となって行われたという。
-
7/22中距離レーダーセンサーについては、すでに実績のある四輪車用のユニットを採用。一台につき前方用、後方用の2基が搭載される。
-
8/22ピッチ・ロール・ヨーの角速度と、前後・左右・上下方向の加速度を検知する慣性計測センサーユニット(右)と、バイク用のスタビリティーコントロールユニット(左)。
-
9/226.5型のTFTカラーディスプレイ。計器としての機能はもちろん、ライディングモードセレクターやACC、コネクテッドシステムの操作など、多くの機能がここに集約される。
-
10/22ハンドルバーに装備されるスイッチボックス。ACCの操作方法は、基本的に四輪車のそれと同じで、走行中に2アクションで起動できる。
-
11/22前走者との距離は4段階で調整可能。車速ともども、停車時にあらかじめ設定できるほか、走行中にも調整が可能となっている。
-
12/22ブレーキングする前走車にならい、減速する「ムルティストラーダV4」。同車のACCには、6速では50km/h、1速では30km/hと作動下限速度が決められており、車速がそれを5km/h以上下回ると自動でシステムがオフになる。
-
13/22追い越しのために車線変更すると、車両はスムーズに加速を開始する。加速の仕方も、加速を始めるタイミングも実に自然だ。
-
14/22ライダーによるクラッチやブレーキの操作、各種安全装備の作動状態、車体の傾きなどにより、ACCは自動でオフとなる。人間の意に添わぬ挙動が転倒につながる二輪車だけに、このあたりは人の判断を優先する方向で、慎重に開発したようだ。
-
15/22前走車役の「アウディQ3スポーツバック」に続き、コースに入る筆者。
-
16/22車列をなして走行する場合、後方の車両になればなるほど制動のタイミングが遅れ、ブレーキングが強くなる傾向が感じられた。
-
17/22ライダーがバランスをとって走行するバイクでは、車両の挙動とライダーの意図や予想に齟齬(そご)が生じるのは危険。ACCの作動中も、ライダーは主体的に運転に取り組むべきだろう。
-
18/22二輪車用ACC特有の制約はあるものの、ドゥカティ/ボッシュのシステムは非常によくできており、これが初試乗であるにもかかわらず、筆者はすぐにシステムへの理解を深めることができた。
-
19/22悪路走行やワインディングロードでのスポーティーな走りに加え、ロングツーリングも得意な「ムルティストラーダV4」。オプションでパニアケースも用意される。
-
20/22テールランプの下に備わるBSD用の中距離レーダーセンサー。自車の後側方を走る車両を検知すると、サイドミラーのLEDランプを点滅させてライダーに知らせる。
-
21/22ACCやBSDのほかにも、快適性や利便性を高める装備が多数採用された「ムルティストラーダV4」。坂道などでの停車や、登坂発進などに重宝する、ブレーキホールド機能も搭載される。
-
22/22いよいよ二輪車にも採用されるようになった運転支援システムが、実際のツーリングでどれほどの効果を示すのか。公道でぜひ試してみたくなった。

河野 正士
フリーランスライター。二輪専門誌の編集部において編集スタッフとして従事した後、フリーランスに。ファッション誌や情報誌などで編集者およびライターとして記事製作を行いながら、さまざまな二輪専門誌にも記事製作および契約編集スタッフとして携わる。海外モーターサイクルショーやカスタムバイク取材にも出掛け、世界の二輪市場もウオッチしている。
エディターから一言の新着記事
-
第871回:今年もグリーンヘルは熱かった! ニュルブルクリンク24時間レース観戦記 2026.5.27 “世界一過酷な草レース”として知られ、今年も波乱が巻き起こったニュルブルクリンク24時間レース。F1王者のフェルスタッペンも参戦するとあって、大いに盛り上がったその様子を、世界を飛び回るモータースポーツカメラマンが臨場感満点でリポートする。
-
第870回:熱きホンダをとことん楽しむ これが「Honda All Type R World Meeting 2026」だ! 2026.5.15 「シビック タイプR」をはじめ、“タイプR”の車名を持つホンダの高性能車ばかりが集う、激アツのイベントが開催された。気になるその内容は? 会場となったモビリティリゾートもてぎの様子を詳しくリポートする。
-
第869回:思わぬサプライズもいっぱい! クルマ好きのための祭典「シン・モーターファンフェスタ2026」で“最旬ニューモデル”に触れる 2026.4.24 日本最大級の“クルマ好きのための祭典”「シン・モーターファンフェスタ2026」に、発売を間近に控えるさまざまな注目モデルが終結! 会場の様子や、そこで得られた最新情報をお伝えしよう。
-
第868回:ウエット路面での実力は? ブリヂストンの新スタンダードタイヤ「フィネッサ」を試す 2026.4.22 2026年1月に発表されたブリヂストンの「FINESSA(フィネッサ)」は、次世代の商品設計基盤技術「ENLITEN(エンライトン)」を搭載する最新のスタンダードタイヤだ。ドライ路面での試走報告に続き、今回は自慢のウエット性能をクローズドコースで確かめた。
-
第867回:ハイエースオーナー必見! スマホで操作できる可変ダンパー「KYBアクトライド」を試す 2026.4.22 KYBからスマートフォンのアプリで操作できる可変ダンパーシステム「ActRide(アクトライド)」が登場。まずは「トヨタ・ハイエース/レジアスエース」用からの展開となるこのシステムの仕上がりを、実際に試乗して確かめた。
新着記事
-
NEW
レクサスES350h(FF/CVT)/ES350e(FWD)/ES500e(4WD)【海外試乗記】
2026.6.3試乗記「レクサスES」がフルモデルチェンジ。シャシーがFFベースというのは歴代モデルと同じだが、新型ではボディーサイズがググッと拡大。「LS」の6輪ミニバンコンセプトが登場したこともあり、今後のレクサスセダンの総代を担うことになる。北米で乗った印象をリポートする。 -
NEW
ミドシップ化で運動性能はどう変わる? 「GRヤリスMコンセプト」の現時点での完成度を体感
2026.6.3デイリーコラム「GRヤリス」をベースとしたミドシップ4WDとして市販化を目指す「GRヤリスMコンセプト」。現在もスーパー耐久に投入されるなどして鍛えられているが、その開発車両をドライブできた。普通のGRヤリスとの運動性能の違いや、新開発エンジンの印象などをリポートする。 -
NEW
第115回:メイク・アメリカ・グレート・アゲイン!(後編) ―デザインもサイズも規格外! 魅惑のアメリカ車はなぜ“主役”になれないのか?―
2026.6.3カーデザイン曼荼羅トヨタ&ホンダが発表した、米国生産車の日本導入計画。しかしアメリカには、規格外に面白いクルマがまだたくさんあるのだ! カーデザインの識者とともに魅惑の日本“未”導入車を探すとともに、魅力的なアメリカ車が、それでも主役になれない理由を考えた。 -
どうしてピアノブラックの内装材は多用されるのか?
2026.6.2あの多田哲哉のクルマQ&Aよく目にするピアノブラックの内装材は、「キズや脂汚れが目立つ」などネガティブな評価もしばしば。それでも多用されているのはなぜか? 車両開発者の多田哲哉さんに聞いてみた。 -
BSAゴールドスター650(5MT)【レビュー】
2026.6.2試乗記かつて一世を風靡(ふうび)した英国の名門、BSAが復活! 新生第1号モデルである「ゴールドスター650」は、クラシックで優雅なお散歩バイク……と思いきや、ツインカムの大排気量シングルで、ライディングも前のめりに楽しめるマシンに仕上がっていた。 -
レストモッドがイメージ 特別なオニツカタイガーの魅力に迫る
2026.6.1オニツカタイガーの新作ドライビングシューズを知る<AD>オニツカタイガーが、“レストモッド”と呼ばれるクルマのレストア&カスタム手法に着想を得たドライビングシューズを発表。4タイプ製作された、「MEXICO 66 DRIVING」のスペシャルバージョンの魅力に迫る。
注目の記事
-
オニツカタイガーが新たに提案する特別なドライビングシューズとは? その特徴を解説する。 特集 -
品質の高さと確かな保証でカーライフに寄り添う「レクサス認定中古車CPO」。その魅力を探る。 特集 -
最新のランボルギーニを九州でドライブ。45組90名に贈られる無料招待制の特別ツアーとは? 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキングムルティストラーダV4
関連キーワード