-
1/39「FUJI 86 Style with BRZ 2021」にて一般公開された、「トヨタGR 86」(左)と新型「スバルBRZ」(右)。
-
2/39開発メンバーによるトークショー「いっしょにいいクルマつくろう!」の様子。
-
3/39会場には「トヨタGR 86」のチューニングカーの姿も。こちらはGRカスタマイズパーツを装着したモデルである。
-
4/39スバルはブルーやレッド、シルバーなど、さまざまなボディーカラーの新型「BRZ」を展示。注目を集めていた。
-
5/39インタビューは、富士スピードウェイのグランドスタンド上の一室において、イベントの盛り上がりを耳にしながら行われた。
-
スバル BRZ の中古車webCG中古車検索
-
6/39スバル 技術本部車両研究実験総括部 主査 塩川貴彦氏
-
7/39TOYOTA GAZOO Racing 凄腕技能育成部 平田泰男氏
-
8/39当初は足まわりのセッティングなどで“差別化”が図られていた「トヨタ86」と初代「スバルBRZ」だが、度重なる改良を経て、その仕様は統一された。
-
9/39「トヨタ86」は車名も新たに「GR 86」となり、トヨタのスポーツカーブランド「GR」傘下のモデルとなる。
-
10/39スバル 技術本部車両運動開発部 車両研究実験第二課 課長 伊藤和広氏
-
11/39TOYOTA GAZOO Racing GRプロジェクト推進部GRZ 主幹 藤原裕也氏
-
12/39スバル 新型スバルBRZ開発責任者 商品企画本部PGM 井上正彦氏
-
13/39「トヨタGR 86」と新型「スバルBRZ」のバンパー両端のエアインテークには、外側に細かな筋(すじ)でハニカム模様が施されている。井上氏の言う“空力シボ”とはこれのことで、この筋の角度が空力に作用し、乗り味に変化をもたらすという。
-
14/39TOYOTA GAZOO Racing GRプロジェクト推進部 チーフエンジニア 末沢康謙氏
-
15/39TOYOTA GAZOO Racing GRデザイングループ長 松本宏一氏
-
16/39「トヨタGR 86」(左)と新型「スバルBRZ」(右)。今回の開発では、先行してGR 86のデザインが行われた。
-
17/39フロントマスクを除くと、両モデルの意匠は基本的に共通だ。
-
18/39新型では従来モデルよりリアのトレッドを片側5mmずつ拡大。踏ん張り感のあるリアデザインを実現した。
-
19/39新型「スバルBRZ」の開発責任者を務めたスバルの井上正彦氏(左)と、GRモデルのデザインを統括するTOYOTA GAZOO Racingの松本宏一氏(右)。
-
20/39新型の2.4リッター水平対向4気筒エンジン「FA24」。ボア×ストローク=94.0×86.0mmというショートストローク型で、従来型よりアップした最高出力、最大トルクに加え、より低い回転数で最大トルクを発生する特性も特徴となっている。
-
21/39「トヨタGR 86」に搭載された「FA24」。同車と新型「スバルBRZ」のエンジンは基本的に共通だが、クルマによって異なる味つけがなされている。
-
22/396段ATについては、スポーツモードの制御を変更。“マニュアルモード要らず”の、ストレスのない気持ちのいい走りを実現したという。
-
23/39「トヨタGR 86」と新型「スバルBRZ」の6段AT仕様では、従来モデルよりずっとシフトパドルに触れる機会が減るかもしれない。
-
24/39トークショー「いっしょにいいクルマつくろう!」にて、「トヨタGR 86」の魅力を語るTOYOTA GAZOO Racingの藤原氏。
-
25/39もともと、初代「トヨタ86」と「スバルBRZ」が車両バランスのよさに定評のあるクルマだっただけに、新型ではそれを超えるのに大いに苦労したという。
-
26/39「トヨタGR 86」と新型「スバルBRZ」では、軽量化のためにボンネットや左右のフロントフェンダー、ルーフがアルミ化されている。
-
27/39アルミ製のルーフは、2kgの軽量化に加えて、重心の低減にも寄与する。
-
28/39重量軽減のための施策は内装にも及んでおり、ステアリングコラムやシートなども軽量化がなされている。
-
29/39ボディーについては、インタビューでも語られた軽量化や低重心化に加え、剛性の強化もトピックとなっている。インナーフレーム構造や構造用接着剤による組みつけといった技術の採用により、従来モデルよりフロントの横曲げ剛性を約60%、ねじり剛性を約50%向上させた。
-
30/39フロントウィンドウから前方を監視する、予防安全・運転支援システム「アイサイト」のステレオカメラ。「トヨタGR 86」と新型「スバルBRZ」のAT仕様には、アイサイトが搭載される。
-
31/39TOYOTA GAZOO Racingの藤原氏いわく、「トヨタGR 86」のライバルは従来型の「86」。既存のオーナーに満足してもらうことを最も大切にしたという。
-
32/39スバルの塩川氏は新型「BRZ」のライバルについて、「ポルシェの『ボクスター/ケイマン』を意識している」と語った。写真は現行型の「ポルシェ718ボクスター」。
-
33/39トークショー「いっしょにいいクルマつくろう!」より、スバルの井上氏(右)とTOYOTA GAZOO Racingの末沢氏(左)。
-
34/39新型「スバルBRZ」(右)は2021年夏、「トヨタGR 86」(左)は同年秋に発売される予定だ。
-
35/39テストドライバーとして開発に携わった、レーシングドライバーの佐々木雅弘選手(左)と井口卓人選手(右)。
-
36/39「トヨタGR 86」と新型「スバルBRZ」の特徴を語る佐々木選手と井口選手。井口選手はさまざまな印象を語りつつ、最後は「実際に乗り比べて、好みのほうを選んでほしい」と述べた。
-
37/39佐々木選手と井口選手はトークショーにも出席し、イベントを大いに盛り上げた。
-
38/39佐々木選手と井口選手によるデモランの様子。
-
39/39開発者のこだわりが詰まった「トヨタGR 86」と新型「スバルBRZ」。気がかりなポイントといえば、やはり価格がいくらになるかだろう。

大音 安弘
スバル BRZ の中古車webCG中古車検索
エディターから一言の新着記事
-
第845回:「ノイエクラッセ」を名乗るだけある 新型「iX3」はBMWの歴史的転換点だ 2025.9.18 BMWがドイツ国際モーターショー(IAA)で新型「iX3」を披露した。ざっくりといえば新型のSUVタイプの電気自動車だが、豪華なブースをしつらえたほか、関係者の鼻息も妙に荒い。BMWにとっての「ノイエクラッセ」の重要度とはいかほどのものなのだろうか。
-
第844回:「ホンダらしさ」はここで生まれる ホンダの四輪開発拠点を見学 2025.9.17 栃木県にあるホンダの四輪開発センターに潜入。屋内全天候型全方位衝突実験施設と四輪ダイナミクス性能評価用のドライビングシミュレーターで、現代の自動車開発の最先端と、ホンダらしいクルマが生まれる現場を体験した。
-
第843回:BMWの今後を占う重要プロダクト 「ノイエクラッセX」改め新型「iX3」がデビュー 2025.9.5 かねてクルマ好きを騒がせてきたBMWの「ノイエクラッセX」がついにベールを脱いだ。新型「iX3」は、デザインはもちろん、駆動系やインフォテインメントシステムなどがすべて刷新された新時代の電気自動車だ。その中身を解説する。
-
第842回:スバルのドライブアプリ「SUBAROAD」で赤城のニュルブルクリンクを体感する 2025.8.5 ドライブアプリ「SUBAROAD(スバロード)」をご存じだろうか。そのネーミングからも想像できるように、スバルがスバル車オーナー向けにリリースするスマホアプリである。実際に同アプリを使用したドライブの印象をリポートする。
-
第841回:大切なのは喜びと楽しさの追求 マセラティが考えるイタリアンラグジュアリーの本質 2025.7.29 イタリアを代表するラグジュアリーカーのマセラティ……というのはよく聞く文句だが、彼らが体現する「イタリアンラグジュアリー」とは、どういうものなのか? マセラティ ジャパンのラウンドテーブルに参加し、彼らが提供する価値について考えた。
新着記事
-
NEW
第846回:氷上性能にさらなる磨きをかけた横浜ゴムの最新スタッドレスタイヤ「アイスガード8」を試す
2025.10.1エディターから一言横浜ゴムが2025年9月に発売した新型スタッドレスタイヤ「アイスガード8」は、冬用タイヤの新技術コンセプト「冬テック」を用いた氷上性能の向上が注目のポイント。革新的と紹介されるその実力を、ひと足先に冬の北海道で確かめた。 -
NEW
メルセデス・ベンツGLE450d 4MATICスポーツ コア(ISG)(4WD/9AT)【試乗記】
2025.10.1試乗記「メルセデス・ベンツGLE」の3リッターディーゼルモデルに、仕様を吟味して価格を抑えた新グレード「GLE450d 4MATICスポーツ コア」が登場。お値段1379万円の“お値打ち仕様”に納得感はあるか? 実車に触れ、他のグレードと比較して考えた。 -
NEW
第86回:激論! IAAモビリティー(前編) ―メルセデス・ベンツとBMWが示した未来のカーデザインに物申す―
2025.10.1カーデザイン曼荼羅ドイツで開催された、欧州最大規模の自動車ショー「IAAモビリティー2025」。そこで示された未来の自動車のカタチを、壇上を飾るニューモデルやコンセプトカーの数々を、私たちはどう受け止めればいいのか? 有識者と、欧州カーデザインの今とこれからを考えた。 -
NEW
18年の「日産GT-R」はまだひよっこ!? ご長寿のスポーツカーを考える
2025.10.1デイリーコラム2025年夏に最後の一台が工場出荷された「日産GT-R」。モデルライフが18年と聞くと驚くが、実はスポーツカーの世界にはにわかには信じられないほどご長寿のモデルが多数存在している。それらを紹介するとともに、長寿になった理由を検証する。 -
NEW
数字が車名になっているクルマ特集
2025.10.1日刊!名車列伝過去のクルマを振り返ると、しゃれたペットネームではなく、数字を車名に採用しているモデルがたくさんあります。今月は、さまざまなメーカー/ブランドの“数字車名車”を日替わりで紹介します。 -
カタログ燃費と実燃費に差が出てしまうのはなぜか?
2025.9.30あの多田哲哉のクルマQ&Aカタログに記載されているクルマの燃費と、実際に公道を運転した際の燃費とでは、前者のほうが“いい値”になることが多い。このような差は、どうして生じてしまうのか? 元トヨタのエンジニアである多田哲哉さんに聞いた。