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2/212017年夏に日本に上陸した「レンジローバー ヴェラール」。今回は2021年モデルとして登場したマイルドハイブリッド機構付きのディーゼル車に試乗した。
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3/21直線基調ですっきりとデザインされたインテリア。物理的なスイッチ類が少ないことからも、その印象が強くなる。
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4/21ステアリングホイールのスポーク部には、運転支援システムやインフォテインメントシステムなどのタッチセンサー式スイッチが並ぶ。
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5/21試乗車はオプション「プレミアムブラックエクステリアパック」をチョイス。グリルをはじめ、ブラックのパーツでドレスアップされている。
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6/21「アヴァンギャルドなレンジローバー」というキャッチフレーズとともにデビューした「レンジローバー ヴェラール」。ボディーサイズや価格のうえでは、「レンジローバー スポーツ」と「レンジローバー イヴォーク」の中間的な位置づけとなる。
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7/21試乗車の前席には20Wayの電動調節機構のほか、ヒーター&クーラー、メモリー、マッサージ機能が備わっていた。セットのオプション価格は87万円。
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8/21後席にも電動調節機構が備わる。身長167cmの筆者にとっては広さは文句なし。足を組むこともできる。
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9/21荷室の容量はVDA方式で568リッター。3分割式のシートを倒すことで同1374リッターにまで拡大できる。
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10/21マイルドハイブリッド機構付き2リッター直4ディーゼルターボの最高出力は204PS。1750rpmから430N・mの最大トルクを発生する。
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11/21今回は350kmほどの道のりを試乗。燃費は満タン法で12.0km/リッター、車載の燃費計で11.9km/リッターを記録した。ちなみにWLTCモードのカタログ燃費値は13.6km/リッター。
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12/21メーターパネルはフル液晶タイプ。カーナビのマップを表示することもできる。
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13/21試乗車は、オプション扱いとなるグロスブラックフィニッシュの20インチホイールを装着していた。
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14/21トランスミッションは8段AT。初期はダイヤル式だったシフトセレクターは、写真のようなノブ型に変更されている。
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15/21最新の「レンジローバー ヴェラール」は「アクティブ・ロードノイズ・キャンセレーション」を搭載。各ホイールに設置された加速度計がロードノイズを検知すると、スピーカーからその逆位相の音を発生させ、ロードノイズを相殺する。
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16/21「レンジローバー ヴェラール」の2021年モデルは、運転支援システムも充実。「3Dサラウンドカメラ」や「ブラインドスポットアシスト」「リアコリジョンモニター」などが標準装備される。
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17/21ランドローバー・レンジローバー ヴェラールD200
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18/21センターコンソールには10インチのディスプレイを装備。インフォテインメントシステム等のソフトウエアはオンラインアップデートで最新の状態に保たれる。
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19/21英国国旗をかたどった「ダップルグレイプレミアムテキスタイル&ライトオイスタースエードクロス」(41万6000円)で仕立てられた試乗車のシート。
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20/21荷室のフロア下には、スペアのタイヤ&ホイールが収納されていた。
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21/21後席を倒して荷室を最大化した状態。このときの奥行きは1791mmで、5人乗車時の奥行きは988mm。

生方 聡
モータージャーナリスト。1964年生まれ。大学卒業後、外資系IT企業に就職したが、クルマに携わる仕事に就く夢が諦めきれず、1992年から『CAR GRAPHIC』記者として、あたらしいキャリアをスタート。現在はフリーのライターとして試乗記やレースリポートなどを寄稿。愛車は「フォルクスワーゲンID.4」。
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