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1/16いよいよ登場した300系こと新型「ランドクルーザー」。「トヨタジープBJ型」から数えると9代目、“ステーションワゴン”シリーズの直系の祖である「55型」から数えると、6代目のモデルである。
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2/16アフリカブームの頃にかの地で活躍していたのは、年式的に60系(写真)か初期の70系だろう。ちなみに、本に出てくる現地の人の所有車は、たいてい「ランドローバー」(今で言う先代「ディフェンダー」)だったように思う。
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3/16記者の脳内に刷り込まれた「ランドクルーザー」のイメージ。今でも、記者のなかでの“ランクル”はイバりの利く大型SUVではなく、極地の人々を支える働き者というイメージなのだ。
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4/16WHOが定める医療機材品質認証を取得したワクチン保冷輸送車。「トヨタ・ランドクルーザー78」にビーメディカルシステムズのワクチン専用冷蔵庫を搭載したものだ。
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5/16300系に設定される新グレード「GRスポーツ」。より悪路走破性能を高めた高性能モデルで、電子制御スタビライザーや前後2つの電動デフロックなどが標準装備される。
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6/162021年8月1日に開催されたオンラインイベント「70th LAND CRUISER DAY」より、長らく「ランクル」の開発を主導してきたトヨタ自動車の小鑓貞嘉氏(右)と、氏の後を継いだ横尾貴己氏(左)。2人の間にあるのは、貴重な「トヨタジープBJ型」だ。
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7/16車両骨格には「GA-F」と呼ばれる新開発のプラットフォームを採用。新しい溶接技術の採用などにより、従来モデルから大幅な軽量化を実現している。
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8/16オフロードでは地面に“腹下”をヒットしたり、フロアが浸るほどに深い河を渡ったりすることも……。「電動車ではオフロードでの安全性が担保できない」というのは、それらのクルマが、衝撃や水に弱いバッテリーを床下に搭載するからだ。
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9/16「VX」「ZX」「GRスポーツ」の3グレードには、油圧パワーステアリングに加えてコラムに電動アクチュエーターを備えた、「操舵アクチュエーター付きパワーステアリング」が装備される。
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10/16クロカン界の名車として名高い40系「ランドクルーザー」。1960年から1984年にかけて100万台以上が生産された。
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11/1640系「ランドクルーザー」は、先達にあたる20系ともども、トヨタの海外進出の足がかりとなったモデルとして知られている。今や大の“お得意先”となっているアメリカ市場でも、1960年代中盤までは“販売車種はランクルのみ”だったのだ。
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12/16UAEの漁村にて網を引く40系「ランドクルーザー」。これはさすがに極端な例なのだろうが、やっぱりランクルは、ピカピカにされて飾られているより、勤労にいそしんでいる姿のほうがさまになる。
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13/16「40系ランクル」のヘリテージパーツプロジェクトを担う小鑓貞嘉氏いわく、「具体的な統計はないが、生産された100万台のうち、5%くらいは現存しているのでは」とのこと。オーナーの皆さまには、これからも大事にしていってほしいと思う。
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14/16豪シドニーにて、一堂に会する歴代「ランドクルーザー」。レジャービークルにワークホース、ファミリーカー、そして貴重なクラシックカーと、世界各地でさまざまな使われ方、所有のされ方をするランドクルーザー。世にクルマは多しといえど、そんなモデルはランクルくらいのものだろう。
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15/16本文では「なかなかの高級車」と書いたが、それでもエントリーモデルの「GX」は510万円の値づけとなっている。確かに新型「ランクル」は高価なクルマだが、内容を考えれば、また競合車種と比べれば、そのコストパフォーマンスはかなり高いといえるだろう。
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16/1614年ぶりの新型となる300系「ランドクルーザー」だが、正式発表の前からディーラーには問い合わせが殺到していたのだとか。編集部の藤沢青年(本気で「三菱エクリプス クロス」からの買い替えを考えているらしい)がディーラーに問い合わせたところ、「納車がいつになるかわからない」と言われたそうだ。ランクル人気恐るべし……。

堀田 剛資
猫とバイクと文庫本、そして東京多摩地区をこよなく愛するwebCG編集者。好きな言葉は反骨、嫌いな言葉は権威主義。今日もダッジとトライアンフで、奥多摩かいわいをお散歩する。
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