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2/192021年7月14日に日本導入が発表された「アウディQ5スポーツバック」は、ミドルクラスSUV「Q5」をベースとした派生モデル。クーペスタイルのスポーティーなフォルムが特徴だ。
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3/19今回の試乗車は「Q5スポーツバック」の日本導入を記念して設定された、限定モデル「ファーストエディション」。カタログモデルには設定のない「マトリクスOLEDリアライト」を標準装備している。車両本体価格は837万円。
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4/19なだらかに傾斜するルーフラインが特徴的な「Q5スポーツバック」のエクステリアデザイン。全高はベースとなった「Q5」よりも15mm低い1660mmとなっている。
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5/19導入記念モデル「Q5スポーツバック ファーストエディション」のエクステリアデザインは、「Sライン」に準じたもの。専用アルミニウムルックインサート付きハニカムメッシュグリルや、マトリクスLEDヘッドライトなどが標準装備される。
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6/19「Q5スポーツバック」の導入記念モデル「ファーストエディション」には、「ウルトラブルーメタリック」(130台)と「グレイシアホワイトメタリック」(100台)の2種類の外装色が設定されており、今回の試乗車は前者となる。
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7/19マット仕上げのアルミパネルが目をひく「Q5スポーツバック」のインテリア。ベースとなった「Q5」と同じく10.1インチモニターを直接タッチして操作を行う、最新のインフォテインメントシステム「MIB3」が標準装備されている。
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8/19「Q5スポーツバック ファーストエディション」に標準装備されるファインナッパレザー仕立てのフロントスポーツシート。「ウルトラブルーメタリック」の外装色には、アンスラサイトのステッチが施された「ローターグレー」のシート表皮色(写真)が組み合わされる。
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9/19「Q5スポーツバック ファーストエディション」のリアシート。フロントシートと同じく、質感の高いファインナッパレザーが採用されている。座面から天井までの高さは「Q5」よりも16mm低い、982mmという設定。
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10/19「Q5スポーツバック ファーストエディション」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4695×1900×1660mm、ホイールベースは2825mm。車重は1910kgと発表されている。
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11/19フロントに縦置きされる2リッター直4ディーゼルターボエンジンには、ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)と12Vのリチウムイオンバッテリーを用いたマイルドハイブリッドシステムが組み込まれている。最高出力204PS/3800-4200rpm、400N・m/1750-3250rpmを発生。
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12/19トランスミッションは、7段デュアルクラッチ式AT「Sトロニック」を搭載。センターコンソールパネルは、最新のインフォテインメントシステム「MIB3」を採用する「Q5」に準じたデザインとなっている。
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13/19「Q5スポーツバック」の荷室容量は、5人乗車の通常使用時で510リッター。後席を折りたためば、最大で1480リッターにまで拡大できる。ベースとなった「Q5」よりも容量は前者で40リッター、後者で70リッター少なくなっている。
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14/19山岳路を行く「Q5スポーツバック ファーストエディション」。コイルスプリングに電子制御の連続可変ダンパーを組み合わせた「ダンピングコントロール付きサスペンション」が装備されるのは、現時点ではファーストエディションだけだ。
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15/19コントラストグレーポリッシュ色の「5セグメントスポークデザイン」アルミホイールは、「Q5スポーツバック ファーストエディション」専用のアイテム。試乗車は255/45R20サイズの「ミシュラン・ラティチュードスポーツ3」タイヤを組み合わせていた。
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16/19「アウディドライブセレクト」の設定画面。「エフィシェンシー」「コンフォート」「オート」「ダイナミック」と、パワーステアリングのアシスト量やシフトタイミングなどを個別に設定できる「インディビジュアル」の全5種類から選択できる。
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17/19「Q5スポーツバック」のパワートレインは全車、ディーゼルエンジンと「AWDクラッチ」付き4WDシステム「クワトロ」の組み合わせとなる。低負荷時には前輪にのみトルクを配分するほか、エンジンを完全停止し惰力走行を行うコースティング機能も備わっている。
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18/19アウディQ5スポーツバック ファーストエディション
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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