-
1/25
-
2/252021年9月に国内販売がスタートした、「カローラ」シリーズの新車種「カローラ クロス」。ミドルサイズの新型SUVとして成功が期待されている。
-
3/25フロントまわりは日本市場用にリデザインされている。個性的なBi-Beam LEDヘッドランプも日本仕様車ならではの装備。
-
4/25インテリアは、インストゥルメントパネルからドアのインナーパネルへと続く水平ラインで空間的な広さが演出されている。
-
5/25最廉価グレードを除き、「カローラ クロス」の前席はスリムな背面部と高いホールド性を特徴とするスポーティーシートとなっている。
-
トヨタ カローラ クロス の中古車webCG中古車検索
-
6/25「カローラ クロス」のパワーユニットは、1.8リッター直4エンジンと、同排気量のハイブリッドシステムの2本立て。今回は前者に試乗した。
-
7/25ボディーカラーは、写真の「セメントグレーメタリック」を含む全8色が用意される。
-
8/25インテリアカラーはブラック基調の1種類。シルバーのアクセントで上質感が演出される。
-
9/25後席にはリクライニング機能が備わる。「Z」グレードのものは、前席と同様、本革とファブリックのコンビ仕立てとなる。
-
10/25荷室の容量は5人乗車時で487リッター。幅は最も狭い前方部分で947mm、手前の広い部分で1369mmとなっている。
-
11/25長尺物の積載は、後席の背もたれを倒すことで対応する(奥行きは最大1885mm)。写真のように後席部分と荷室のフロアには大きな段差が生じるが、その差を埋めてフラットなスペースがつくれる「ラゲージアクティブボックス」がオプション設定されている。
-
12/25加速感や巡行時の静粛性はまずまず。全幅が1800mm以上とワイドなこともあり、コーナリングも安定している。
-
13/25最高出力140PSを発生する、自然吸気の1.8リッター直4エンジン。WLTCモードの燃費値は14.4km/リッター。
-
14/25「Z」グレードのオプティトロンメーター。7インチのカラーインフォメーションディスプレイが備わる。
-
15/25今回は100kmほどの距離を試乗。燃費は満タン法で10.5km/リッター、車載の燃費計で9.7km/リッターを記録した。
-
16/25「カローラ クロス」は駆動方式によりリアサスペンションの形式が異なる。FWD車はトーションビーム式(写真)、4WD車はダブルウイッシュボーン式となる。
-
17/25スマートフォンの非接触充電トレーは「Z」グレードのみにオプション設定されている、価格は1万3200円。
-
18/25グローバルカーの「カローラ クロス」だが、写真の「パノラマルーフ」(11万円のオプション)は国内仕様車だけに設定される。
-
19/25「Z」グレード専用の18インチアルミホイール。これ以外のグレードには17インチのものが装着される。
-
20/25運転支援システム「Toyota Safety Sense」が全車に備わる。「アクア」や「ランドクルーザー」の新型とは異なり、交差点での対向直進車の検知等には対応していないものの、自転車(昼間)や歩行者(昼夜)も検知可能なプリクラッシュセーフティーや、オートマチックハイビーム、ロードサインアシストなどが含まれる。
-
21/25トヨタ・カローラ クロスZ
-
22/25オーディオ機能とスマートフォン連携機能を持つ「ディスプレイオーディオ」は全車に標準装備。7インチサイズが基本で、写真の9インチサイズは「Z」「S」グレード限定のオプション扱いとなる。
-
23/25前席のシート間には小物入れやカップホルダーが並ぶ。ドリンクホルダーは、ドアパネル側にも備わる。
-
24/25「Z」グレードには、後席用のエアコン吹き出し口と充電用USB端子が用意される。
-
25/25上級グレードのドアウィンドウフレームモールディングはクロームメッキでドレスアップされる。エントリーグレード「G」はブラック仕上げとなる。

渡辺 陽一郎
1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年間務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向した。「読者の皆さまにけがを負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。特にクルマには、交通事故を発生させる甚大な欠点がある。今はボディーが大きく、後方視界の悪い車種も増えており、必ずしも安全性が向上したとは限らない。常にメーカーや行政と対峙(たいじ)する心を忘れず、お客さまの不利益になることは、迅速かつ正確に報道せねばならない。 従って執筆の対象も、試乗記をはじめとする車両の紹介、メカニズムや装備の解説、価格やグレード構成、買い得な車種やグレードの見分け方、リセールバリュー、値引き、保険、税金、取り締まりなど、カーライフに関する全般の事柄に及ぶ。クルマ好きの視点から、ヒストリー関連の執筆も手がけている。
トヨタ カローラ クロス の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】 2025.9.19 プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。
-
アウディSQ6 e-tron(4WD)【試乗記】 2025.9.17 最高出力517PSの、電気で走るハイパフォーマンスSUV「アウディSQ6 e-tron」に試乗。電気自動車(BEV)版のアウディSモデルは、どのようなマシンに仕上がっており、また既存のSとはどう違うのか? 電動時代の高性能スポーツモデルの在り方に思いをはせた。
-
トヨタ・ハリアーZ“レザーパッケージ・ナイトシェード”(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.16 人気SUVの「トヨタ・ハリアー」が改良でさらなる進化を遂げた。そもそも人気なのにライバル車との差を広げようというのだから、その貪欲さにはまことに頭が下がる思いだ。それはともかく特別仕様車「Z“レザーパッケージ・ナイトシェード”」を試す。
-
BMW M235 xDriveグランクーペ(4WD/7AT)【試乗記】 2025.9.15 フルモデルチェンジによってF74の開発コードを得た新型「BMW 2シリーズ グランクーペ」。ラインナップのなかでハイパフォーマンスモデルに位置づけられる「M235 xDrive」を郊外に連れ出し、アップデートされた第2世代の仕上がりと、その走りを確かめた。
-
スズキ・アルト ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.13 「スズキ・アルト」のマイナーチェンジモデルが登場。前後のバンパーデザインなどの目に見える部分はもちろんのこと、見えないところも大きく変えてくるのが最新のスズキ流アップデートだ。最上級グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
新着記事
-
NEW
ランボルギーニ・ウルスSE(前編)
2025.9.21思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が「ランボルギーニ・ウルスSE」に試乗。時代の要請を受け、ブランド史上最大のヒットモデルをプラグインハイブリッド車に仕立て直した最新モデルだ。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT ABS(6AT)【レビュー】
2025.9.20試乗記日本のモーターサイクルのなかでも、屈指のハイテクマシンである「ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT」に試乗。高度な運転支援システムに、電子制御トランスミッション「Y-AMT」まで備えた先進のスポーツツアラーは、ライダーを旅へといざなう一台に仕上がっていた。 -
あの多田哲哉の自動車放談――ポルシェ911カレラGTS編
2025.9.19webCG Moviesトヨタ在籍時から、「ポルシェ911」には敬意を持って接してきたというエンジニアの多田哲哉さん。では、ハイブリッド化した911にどんなことを思ったか? 試乗した印象を存分に語ってもらった。 -
メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ
2025.9.19画像・写真2025年9月19日に国内での受注が始まった「メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ」は、販売台数5台限定、価格は5700万円という高級サルーン。その特別仕立ての外装・内装を写真で紹介する。 -
「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」…… メイド・イン・チャイナの日本車は日本に来るのか?
2025.9.19デイリーコラム中国でふたたび攻勢に出る日本の自動車メーカーだが、「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」と、その主役は開発、部品調達、製造のすべてが中国で行われる車種だ。驚きのコストパフォーマンスを誇るこれらのモデルが、日本に来ることはあるのだろうか? -
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.9.19試乗記プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。