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1/22
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2/22今回の試乗車は「トヨタGR86」の最上級グレード「RZ」。写真の白い個体が6段MT車で赤い個体が6段AT車(グレーの個体は撮影のためだけに借りたRZのAT車)。
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3/22ボディーサイズは全長×全幅×全高=4265×1775×1310mmで、先代モデルよりも25mm長く、10mm低くなった。2575mmのホイールベースは5mm伸びているが、実質は変わらないと考えていい。
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4/22「GRヤリス」などと同じ開口部が四角いフロントグリルが、外観上では「BRZ」ともっとも異なるポイント。赤と黒の「GR」バッジがあしらわれる。
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5/22トランクリッドの後端はダックテール型のリアスポイラーになっている。
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6/22ブラック×レッドのインテリアは「RZ」でしか選べないカラーリング。スポーツアルミペダルもRZならではの装備だ。
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7/22フル液晶メーターの表示レイアウトは水平対向エンジンを模している。タコメーターのフルスケールは9000rpmで、レッドゾーンは7500rpmから。
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8/226段AT車は「スポーツ」モード時の制御がよりアグレッシブになっている。ペダルの操作量や車両の挙動をセンシングして最適なギアを選ぶようになった。
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9/226段MTはユニットの構造から見直すことで、2速→3速などの斜めにレバー操作したときの引っかかり感を低減している。
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10/22新型「スバルBRZ」と比べると、「GR86」のほうがフロントの入りがクイックに感じられた。
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11/22本革巻きのステアリングホイールには「GR」バッジが付いている。
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12/22スタート/ストップスイッチも「GR」専用デザインだ。
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13/22リアのアンダーフロアをのぞいてみる。新型「スバルBRZ」とは異なり、「GR86」ではリアのスタビライザーがサブフレームに取り付けられている(先代と同じ)。
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14/22エンジンの排気量拡大によって最高出力は先代から28PSアップの235PSに到達。0-100km/h加速のタイムは7.4秒から6.3秒と大幅に短縮している。
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15/22フロントのシート高調整幅は下側に5mm拡大。より幅広い体格に最適なポジションを提供するとともに低重心化にも寄与する。ウルトラスエード×本革の表皮は「RZ」専用。
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16/22後席の背もたれを倒すと交換用タイヤが4本詰めるというトランクルームはきちんと踏襲されている。
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17/226段AT車に先進運転支援システム「アイサイト」(「GR86」でもこの呼称)が搭載されたのもトピックだ。衝突被害軽減ブレーキが備わるだけでなくアダプティブクルーズコントロールも使える。
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18/22「GR86」ではフロントに先代と同じ鋳鉄製ナックルを使う(ブレーキキャリパー横の黒いパーツ)。アルミ製を使う新型「スバルBRZ」ではこの部分がシルバーだった。
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19/22トヨタGR86 RZ
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20/22
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21/22トヨタGR86 RZ
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22/22

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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