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1/129代目となる新型「スズキ・アルト」と、スズキの鈴木俊宏社長。
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2/12軽セダンといえば、今も昔も国産車のエントリーモデル。ビギナーに高齢ドライバーと、さまざまな人が乗るうえでは運転のしやすさも重要で、新型「アルト」も最小回転半径4.4mという取り回しのしやすさや、広々とした運転席からの視界などを実現している。
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3/12新型では安全性能の進化もトピック。予防安全システムは単眼カメラと赤外線レーザーを用いていた従来型から刷新され、より多機能・高性能なステレオカメラ方式のシステムとなった。
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4/12スズキの基幹車種のひとつである「アルト」だが、軽乗用車市場は今や「ワゴンR」(右下)などのハイトワゴンや、「スペーシア」(右上)などのスーパーハイトワゴンが主流。背の低い軽自動車=軽セダンは少数派となっている。
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5/12新型「アルト」の開発を主導したチーフエンジニアの鈴木猛介氏。
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6/12専務取締役の鈴木敏明氏。鈴木俊宏社長ともども、スズキの新型車発表会ではおなじみの人物だ。
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7/12マイルドハイブリッド機構は、ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター:モーター機能付き発電機)と走行アシスト用のリチウムイオン電池を組み合わせたもので、FF車で27.7km/リッターの燃費(WLTCモード)を実現している。
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8/12新型「アルト」について、「下駄(ゲタ)を極めていきたい」と語った鈴木俊宏社長。自動車の複雑化・高価格化が進むなかで、スズキが軽セダンはどうあるべきと考えているのかがわかる言葉だった。
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9/12質疑応答に臨む発表会の参加者。左からチーフエンジニアの鈴木猛介氏、鈴木俊宏社長、鈴木敏明専務。
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10/121979年に登場した初代「アルト」は、47万円という驚異的な低価格で注目を浴びた。同車が人気を得たことで、スズキのみならず勢いを失っていた軽自動車市場全体が息を吹き返すこととなった。
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11/12専用チューニングのターボエンジンを搭載したスポーティーな「アルト ワークス」。先代では15年ぶりの復活で注目を集めたが、新型では設定の予定はないという。
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12/12新型「アルト」の価格は、最廉価の「A」グレード(FF)で94万3800円からとなっている。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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