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1/16「レンジローバー」は1970年にサルーンとCCVとの中間に位置するモデルとして発売された。これはごく初期のプレス写真。外部ドアハンドルは作業手袋のままでも操作できる大きなものだ。
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2/16オフロード性能を重視したが、「レンジローバー」は都会にも調和するマッチするスタイリングであった。それゆえにプレステージカーとしても受け入れられた。
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3/16「レンジローバー」の新旧モデルを並べる。初代モデルの短いフロントオーバーハングと、斜めに切り落とされたリアオーバーハングに注意されたい。オフロードでの高い走破性を得るべく、アプローチ&デパーチャーアングルを大きくするためだ。
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4/161994年に登場した2代目では、オンロードやオフロードの性能を高めつつ、プレステージ4WDの路線を明確にした。車高調整機能付きサスペンションが改良され、2.5リッターのディーゼル、3.9リッターと4.6リッターのV8ガソリンとパワーユニットもバリエーションを増した。
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5/163代目(2001~2012年)では、ラダーフレーム構造をやめ、モノコックボディーを採用した。また、エアスプリング式の独立懸架となった。インテリアはさらに豪華さを増した。
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6/162012年には4代目に進化した。SUVとして初となる全アルミニウムの車体構造を採用し、先代モデル比で420kgの軽量化を行った。また、4代目の後半から電動化が始まった。
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7/16ごく初期のモデルの前席。このようにフロアもシートも水洗いが可能なビニール製だ。シートベルトを内蔵したシートはバックレストの角度を変えることはできないものの、クッションは厚くサポートに優れていた。
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8/16折り畳むことを考慮したバックレストの低いリアシート。フロアもビニール敷きだ。車内を水洗いしても、水はけがいいようにフロアには傾斜が設けられている。
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9/16初期モデルの荷室フロアは、このように厚いアルミの波板のままであった。テールゲートは上下に開き、長尺物はどちらか一方を開けたまま積み込める。
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10/16ファーマーズカーとして計画された全天候型多用途車の「レンジローバー」だったが、富裕層にとっては、もう1台買い足すにふさわしいクルマとなった。
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11/16発売から間もなくして、設計段階では排除されたカーペットやファブリック製シートが、顧客の要求に応えて備えられた。
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12/16シャシーフレームは、「ランドローバー」の伝統的なフレームの構造を踏襲し、すべて箱型断面だ。前後のアクスルを3点で支持するコイル式非独立式サスペンションは、ラフロードで1輪が約60cm持ち上げられても、他の3輪は路面から離れず駆動力を伝達した。さらにボーゲ社製の自動車高調整ストラットを備える。前後軸にかかる荷重は、ほぼ50:50であった。ボディーは10カ所でラバーマウントされる。
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13/16英国王室ではずっと「ランドローバー」を使用していた。「レンジローバー」が発売されると、王室も御料車に加えることを望んだ。
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14/16「レンジローバー」の祖といえる一台。「ランドローバー」のシャシーにコーチビルダーのティックフォードが架装したワゴンボディーモデル。
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15/162016年4月22日、エリザベス英女王陛下の90歳を祝う誕生パレードにも「レンジローバー」(4代目)が使われた。
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16/16日本でも受注が始まった新型「レンジローバー」(5代目)。オフロードカーとして妥協することなく第一級のプレステージカーを目指すという開発姿勢はこれまでと変わらない。

伊東 和彦
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