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2/33今やレクサスの基幹車種に成長したSUV「NX」。新型は2代目のモデルにあたり、ブランド初のプラグインハイブリッド車の設定など、多数の新機軸によって話題を集めている。(写真:花村英典)
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3/33プラグインハイブリッドの「NX450h+」とならぶ注目モデル「NX350」。新開発の高出力ターボエンジンと専用の4WDシステムを組み合わせたスポーティーなモデルで、グレードも「Fスポーツ」のみとなる。(写真:花村英典)
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4/33インテリアには既存のレクサス車とは全く異なるデザインを採用。2019年発表のコンセプトモデル「LF-30エレクトリファイド」で提案したコンセプトを取り入れている。(写真:花村英典)
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5/33車体の基礎は既出の「GA-K」プラットフォームだが、各部に補強を追加し、組み立てに専用の工法を取り入れるなどして、プレミアムカーにふさわしい剛性を実現している。(写真:花村英典)
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6/33パワートレインが4種類。トリムや装備のちがいからくるグレードが3種類と、豊富なバリエーションはプレミアムブランドの製品ならでは。写真はパワートレイン、グレードともにもっともベーシックな「NX250」。
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7/33充実した装備が特徴の「バージョンL」。各種快適装備に加え、20インチホイールや、3眼のフルLEDヘッドランプ(他のグレードでは基本的にオプション扱い)なども特徴だ。
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8/33「バージョンL」専用の20インチアルミホイール。写真の標準仕様のものとは別に、ダークグレーメタリック塗装の5ツインスポークデザインのホイールも用意される。(写真:花村英典)
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9/33シート表皮は、ベースグレードが合成皮革なのに対し、「バージョンL」では本革を採用。前後席ともにシートヒーターが装備される。内装色は、写真の「ヘーゼル」を含む4種類を用意。
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10/33「Fスポーツ」は他グレードとは異なる外装も特徴。前後バンパーに高輝度シルバーの装飾が追加されるほか、フロントグリルがメッシュタイプとなる。
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11/33専用デザインの20インチアルミホイールとオレンジ塗装のブレーキキャリパーも「Fスポーツ」の特徴。新型「NX」の20インチホイール装着車は、いずれもランフラットタイヤが組み合わされる。(写真:花村英典)
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12/33「Fスポーツ」専用の本革スポーツシート。色は写真のホワイトを含む3色が用意される。
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13/33走りに関する専用装備としては、電子制御ダンパー「NAVI・AI-AVS」や、車体のしなりや微振動を速やかに吸収する「パフォーマンスダンパー」(写真)が挙げられる。
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14/33「NX250」に搭載される自然吸気の2.5リッター直4エンジン。新型「NX」では唯一、指定燃料がレギュラーガソリンとなる。
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15/33「NX350h」のパワートレインは、2.5リッター直4自然吸気エンジンとハイブリッドシステム「THS II」の組み合わせ。駆動方式はFFと4WDから選択可能で、後者には前後輪の駆動力を100:0から20:80の間で制御するリアモーター方式の4WD「E-Four」が採用される。
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16/33プラグインハイブリッド車「NX450h+」のパワートレイン。「トヨタRAV4 PHV」のエンジンをハイオク仕様化したものだ。4WDシステムの制御はHVの「NX350h」と基本的に共通で、状況に応じて前後輪の駆動力を100:0から20:80の間で制御する。
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17/33「NX450h+」に搭載される容量18.1kWhの駆動用バッテリー。EVモードにおける走行可能距離は最大88kmとされているが、仕様によっては(ホイールが18インチで車重が1990kgの場合)92kmとなる。(ともに国土交通省審査値)
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18/33「NX350」に搭載される、新開発の2.4リッター直4ツインスクロールターボエンジン。最高出力279PS/6000rpm、最大トルク430N・m/1700-3600rpmを発生する。
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19/33「NX350」の駆動方式は4WDのみで、FFの設定はない。トランスミッションは「NX250」と同じ「Direct Shift-8AT」だが、低回転から高トルクを発生するターボエンジンの特性に合わせて制御が最適化されている。
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20/33「NX350」の駆動システムは、後輪にも常時駆動力を配分するフルタイム4WDで、前後駆動力配分を75:25から50:50の間で制御。高い接地感とリニアなステアリングフィールを追求している。
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21/33新型「NX」のフロントビュー。ベースグレードや「バージョンL」のフロントグリルには、やや珍しい縦方向の変則ハニカム模様(U字模様?)が用いられている。(写真:花村英典)
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22/33サイドビューでは、既存のモデルとは趣を異にするパネルの造形が特徴。プレスラインを減らし、大きな面の変化で抑揚を表している。(写真:花村英典)
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23/33文字間の開けられた「LEXUS」のロゴも、新しいレクサスデザインのひとつとして挙げられる。(写真:花村英典)
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24/33ボディーカラーは全11種類と豊富。そのうち「ヒートブルーコントラストレイヤリング」「ホワイトノーヴァガラスフレーク」は「Fスポーツ」の専用色で、逆に同グレードでは「ソニッククォーツ」が選択不可となっている。(写真:花村英典)
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25/33従来モデルから大幅にデジタル化が進んだインストゥルメントパネルまわり。メーターはフル液晶となり、ダッシュボード中央には巨大なタッチスクリーンが装備された。
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26/33空間効率に優れる「GA-K」プラットフォームをベースとするだけに、車内空間に不満を覚える箇所はない。レクサス製クロスオーバーSUVに共通する、ルーフの頂点を後席の直上に持ってくるボディー形状もあって、後席でも頭まわりに圧迫感を覚えることはない。
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27/33荷室容量は5人乗車時で520リッター、後席をたたんだ状態で1141リッター。床下収納や3WAYのデッキボード、小物収納用のサイドネットなどを備えており、実用性は高い。(写真:郡大二郎)
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28/33ADASの充実ぶりも新型「NX」の魅力。「NX350h」「NX450h+“バージョンL”」にオプション設定される「アドバンストパーク」機能は最新のものとなっており、専用のアプリを使えば、携帯端末を介してリモートで並列・縦列駐車、駐車枠からの出庫が可能となる。
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29/33注目度の高い「NX350」と「NX450h+」だが、いずれもキャラクターの立ったモデルなのは事実。「これが欲しい!」と決め打ちする人以外は、「NX250」や「NX350h」を選ぶほうが無難だろう。
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30/33装備面でのベースグレードと「バージョンL」「Fスポーツ」の差はかなり大きく、ベースグレードではヘッドアップディスプレイもオプション扱いとなる。
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31/33「バージョンL」「Fスポーツ」に装備される14インチのセンターディスプレイ(上)と、ベースグレードに装備される9.8インチのセンターディスプレイ(下)。
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32/33他のモデルでは「バージョンL」と「Fスポーツ」は同価格だが、「NX450h+」の場合のみ後者のほうが24万円高となる。装備の設定も若干異なり、他モデルではバージョンL以外オプション扱いとなる3眼フルLEDヘッドランプが、NX450h+“Fスポーツ”には標準装備される。(写真:郡大二郎)
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33/33新世代レクサスの旗手として注目を集めている「NX」。目下最大の問題は、実に1年以上にもなるという納期の長さだ(2022年2月18日時点)。

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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