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2/30今も昔も実用コンパクトの“お手本”とされる「フォルクスワーゲン・ゴルフ」。新型は8代目のモデルにあたる。
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3/30インテリアでは、大幅にデジタル化されたインターフェイスが特徴。メーターは全車フル液晶となり、操作系も大部分がタッチパネル式となった。
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4/30ダッシュボード中央に備わるタッチスクリーン。インフォテインメントシステムや空調、ドライブモードセレクター、各種車載機能の設定などの操作は、いずれもここに統合されている。(写真:向後一宏)
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5/30ステーションワゴンの「ゴルフヴァリアント」。ゴルフに初めてワゴンモデルが設定されたのは3代目のときで、そこから数えると、新型ヴァリアントは6代目のモデルとなる。(写真:田村 弥)
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6/302021年6月に行われた日本導入発表会の様子。世界的なコロナウイルス感染症の広がりもあり、通常より“遅れ気味”での日本導入となった。
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7/30パワートレインの電動化が大きなテーマとされる新型「ゴルフ」だが、日本仕様では1リッターと1.5リッターのガソリン車にマイルドハイブリッド機構が組み合わされるのみ。他のエンジンに電動ユニットの組み合わせはなく、またフルハイブリッドやプラグインハイブリッドの設定もない。
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8/30新型「ゴルフヴァリアント」の日本発売は2022年7月下旬のこと。「ゴルフ」導入から、およそひと月半後のことだった。(写真:田村 弥)
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9/302021年12月に日本導入が発表された「TDI」。トルク豊かな走りと燃費性能のよさが特徴のディーゼルモデルだ。(写真:向後一宏)
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10/30「TDI」とほぼ同時に日本導入が発表された「GTI」。初代の頃から設定される、「ゴルフ」伝統のスポーツグレードだ。
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11/30「GTI」を超えるハイパフォーマンスモデルにあたる「ゴルフR」。欧州ではすでに新型が発売済みで、最高出力320PS、最大トルク420N・mを発生する2リッターターボエンジンと、電子制御4WDシステムが採用されている。
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12/30「eTSIアクティブベーシック/アクティブ」に搭載される1リッター直3ガソリンターボエンジン。48Vマイルドハイブリッド機構と組み合わされ、WLTCモードによる燃費は「ゴルフ」で18.6km/リッター、「ゴルフヴァリアント」で18.0km/リッターとなっている。(写真:荒川正幸)
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13/30ガソリン仕様の上級グレードに搭載される、1.5リッター直4ガソリンターボエンジン。良好な燃費性能と、最大トルク250N・mというトルクフルなエンジン特性を両立している。(写真:荒川正幸)
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14/30「TDI」に搭載される2リッター直4ディーゼルターボエンジン。360N・mという最大トルクは、自然吸気のガソリンエンジンなら3.5リッターV6ユニットに匹敵するものだ。(写真:荒川正幸)
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15/30新型ディーゼルエンジンの排気系には、ターボと酸化触媒の間、酸化触媒とサイレンサーの間の2カ所に尿素SCRを設置。排気の温度にかかわらず、高い効率でNOxを処理できるという。
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16/30「GTI」に搭載される2リッターガソリンターボエンジン。最高出力245PS、最大トルク370N・mというアウトプットは、先代における「GTIパフォーマンス」のそれと同等である。
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17/30「ゴルフヴァリアント」の全長は「ゴルフ」より345mm長い。そのほとんどはリアオーバーハングの延長によるものだが、新型ではホイールベースも50mm拡大している。
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18/30新型「ゴルフ」のパッケージレイアウトは、プラットフォームを受け継いだ7代目とほぼ共通。前後席ともに、十分な乗車スペースを確保している。写真は表皮にマイクロフリースが用いられた「ゴルフeTSIスタイル」のフロントシート。(写真:向後一宏)
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19/30「ゴルフeTSIスタイル」のリアシート。新型「ゴルフ/ゴルフヴァリアント」の後席には、6:4の分割可倒機構とアームレストスルー機構が備わる。(写真:向後一宏)
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20/30「ゴルフヴァリアントeTSIアクティブ」のリアシート。ホイールベースの拡大に伴い、後席のレッグルームも38mm広がっているという。(写真:花村英典)
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21/30インストゥルメントパネルに残された機械式スイッチは、ハザードランプのボタンぐらい。また車内の各所にUSB Type-Cポートやワイヤレスチャージャー、12Vソケットを備えており、前席でも後席でも携帯端末の充電が可能だ。
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22/30空調の温度設定やオーディオの音量調整などは、スクリーンの下に備わるタッチスライダーで操作する。(写真:向後一宏)
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23/30新型「ゴルフ」の荷室容量は、5人乗車時で380リッター。後席をたたんだ状態で1237リッター。可動式のフロアボードにより、床面の高さは2段階で調整可能となっている。(写真:向後一宏)
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24/30新型「ゴルフヴァリアント」の荷室容量は、5人乗車時で611リッター、後席をたたんだ状態で1642リッター。「eTSIアクティブベーシック」をのぞく3グレードには、オプションでキックセンサー付きの電動テールゲートが用意される。(写真:田村 弥)
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25/30駐車支援機能の充実度をのぞくと、予防安全・運転支援システムの設定にグレードによる差異はない。いずれの仕様にも、自動緊急ブレーキやアダプティブクルーズコントロール、レーンキープアシストなどが標準で装備される。
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26/30コストパフォーマンスを重視するなら、1リッターの「eTSI」モデルがオススメ。エントリーモデルとはいえ、走りや乗り心地に不満はない。(写真:荒川正幸)
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27/30「eTSIアクティブベーシック/アクティブ」「TDIアクティブベーシック/アクティブアドバンス」に装備されるシート。表皮はファブリックで、左右の張り出しが控えめなところが特徴だ。(写真:荒川正幸)
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28/30「eTSI Rライン」「TDI Rライン」に装備される、ファブリックとマイクロフリースのコンビシート。ヘッドレスト一体型で、乗員の体を保持する左右の張り出しも目立つものとなっている。(写真:向後一宏)
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29/30ホイールの仕様はグレードによって細かく使い分けられている。上段は、左から「eTSIアクティブベーシック/アクティブ」「TDIアクティブベーシック/アクティブアドバンス」「eTSIスタイル/TDIスタイル」「eTSI Rライン/TDI Rライン」のホイール。下段左はeTSI Rライン/TDI Rラインにオプションで用意される18インチホイールで、同中央は「GTI」の、同右はGTIにオプションで用意される19インチホイール。
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30/30日本仕様の「ゴルフ」では最高の燃費性能を誇る「TDI」。燃料も安価な軽油だが、車両価格が高いので「燃料代でモトを取る」のは難しい。力強い走りと充実した装備が自慢の上級グレードと考えるのがいいだろう。(写真:荒川正幸)

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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