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1/22今回の主役、木工職人フィリッポ・ロマニョーリさんと愛車の「フィアット・ドブロ」。
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2/22初代「ドブロ」の初期型2台が背中合わせにたたずむ。シエナで2006年に撮影。
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3/22当時存在した移動体通信会社のサービスカー。2003年にシエナで。
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4/22満身創痍(そうい)で働く「ドブロ」。シエナで2007年に撮影。
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5/22青空市場の初代「ドブロ」後期型。初期型に見られたデザイン的“アク”が緩和された。ワイパー付近には売り物の野菜が載っている。2019年にコルトーナにて撮影。
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6/22その高い乗降性と広い荷室容量から、イタリアではタクシーとしても重用されてきた。2014年にシエナで撮影。
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7/222代目「ドブロ」。2018年にピエンツァで撮影。
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8/22北米版である「ラム・プロマスター シティ」。2017年のロサンゼルスオートショーで撮影。
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9/22フィリッポさんの工房前で。彼の「ドブロ」は2010年に購入したものだが、幸い今もって現行モデルである。
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10/22彼にとって「ドブロ」は公私ともに役立つ大切な足だ。
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11/22夫人が愛用している「フィアット・グランデプント」と。
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12/22「ドブロ」の車内にあったイタリア・ツーリング・クラブ発行の地図。右は彼が2年前にクロアチアまで行ったときに使用したものだが、それより古いものらしく、まだ国名は「ユーゴスラビア」である。
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13/22リアウィンドウには、2020年にサルデーニャ島行きフェリーに乗船したときのステッカーが。
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14/22フィリッポさんの工房でコルツェッティの木型製作を見る。まずはブナ材を円筒形に成形する。
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15/22円筒形にしたら、さらに2つに切り分ける。
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16/22祖父の代から大切に受け継いだ図案。
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17/22直径5.8cmの円に複雑な文様を刻んでいく。繊細かつ根気を要する仕事だ。
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18/22作業の途中で、粘土に押してみては彫り具合をチェックする。右手前のユリの図柄はフィレンツェのフィオリーノ通貨をモチーフにしたもの。
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19/22完成したコルツェッティの木型。使い方を説明すると、最初に図柄がない凹面(写真右上)でパスタ生地をくり抜き……
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20/22……次に、同じ筒の反対側に刻まれた面(写真左下)と、もうひとつの筒(同右上)で生地を挟んで、生地の上下に模様をつける。
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21/22調理例。コルツェッティの表面の凹凸は、ソースの絡みにもよい効果をもたらす。
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22/22木工職人フィリッポさんの飾らない人柄は、「ドブロ」の素朴さとマッチしている。

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、25年間にわたってリポーターを務めあげる。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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