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2/18アストンマーティン初のSUV「DBX」の高性能版として、2022年2月に発表された「DBX707」。高出力のエンジンと、独自のチューニングが施されたシャシーやドライブトレインが特徴だ。
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3/18インテリアでは、ドライブモードのセレクトスイッチを備えた新設計のセンターコンソールが特徴。トリムや装飾類など、各部の仕様はオーダーメイドプログラム「Q by Aston Martin」によって大幅にパーソナライズできる。
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4/18多くの高性能SUVが、グループ内の他のモデルとプラットフォームを共有しているのに対し、「DBX」のプラットフォームは同車専用のものとなっている。
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5/18エクステリアでは、大型化されたフロントグリルや新形状のエアインテーク、ブレーキ冷却ダクト、フロントスプリッター、そして新設計のデイタイムランニングライトなどが特徴。ダーククロームの装飾パーツも目を引く。
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6/18空力性能についても、専用のエアロデバイスが追加されたサイドシルやリアバンパー、ルーフスポイラーなどで強化。4本出しのマフラーも、ベースモデルとの違いとなっている。
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7/18ボールベアリング式のターボチャージャーを採用するとともに、各部に独自のキャリブレーションが施された4リッターV8ツインターボエンジン。ベースモデルから劇的な出力向上を果たした。
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8/18足元の仕様は前:285/40YR22、後ろ:325/35YR22サイズの「ピレリPゼロ」と、鍛造アルミホイールの組み合わせ。オプションで23インチサイズのホイール/タイヤセットも用意される。
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9/18ブレーキには前にφ420mm、後ろにφ390mmのカーボンセラミックディスクを採用し、合計で40.5kgもバネ下重量を軽減。フロントには6ピストンのキャリパーを組み合わせる。
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10/18900N・mという大トルクに対応するべく、電子制御デファレンシャルも大幅に強化。最終減速比をベースモデルの3.07から3.27に変更し、加速性能とレスポンスを高めている。
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11/18足まわりではエアサスペンションの改良に加え、48VのeARC(電子制御式アンチロールコントロール)についても制御を最適化。ボディーコントロール性と操舵フィールの改善、運動性能の向上を図っている。
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12/18センターコンソールに設置されたドライブモードセレクター。これにより、タッチスクリーンでサブメニューを開かなくとも、ドライブモードのセットアップが可能となった。
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13/18ドライブモードに関しては、「GT Sport」「Sport+」を選択すると「Race Start」(ローンチコントロール)が使用できるようになっている。
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14/18「DBX707」をドライブする筆者。シートは「スポーツシート」が標準だが、無償で「コンフォートシート」も選択可能。表皮はレザーとアルカンターラの組み合わせがスタンダードとなる。
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15/18SUV離れしたハンドリングとフットワークに磨きを掛けつつ、動力性能を大幅に高めた「DBX707」。これから登場するライバルとどのような戦いを繰り広げるか。“スーパーSUV”のパワーウォーズに注目である。
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16/18アストンマーティンDBX707
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西川 淳
永遠のスーパーカー少年を自負する、京都在住の自動車ライター。精密機械工学部出身で、産業から経済、歴史、文化、工学まで俯瞰(ふかん)して自動車を眺めることを理想とする。得意なジャンルは、高額車やスポーツカー、輸入車、クラシックカーといった趣味の領域。
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