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1/9このほど“引退”することとなったホンダの二足歩行ロボット「ASIMO(アシモ)」。
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2/91986年に発表された「E0」(左)と、1993年に発表された「P1」(右)。
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3/92000年に発表された初代「アシモ」。全高は120cm、重量は43kgで、「見た目のやわらかさを意識した、人にやさしいデザイン」が追求されていた。
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4/92011年には大幅に進化した新型が登場。走ったりボールを蹴ったりできるようになったほか、複数のセンサーから得た情報をもとに周囲の人の動きなどを推定する「外界認識」、人の操作の介在なしに自ら次の行動を判断する「自律行動生成」などの機能を実現していた。
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5/9ホンダのショールームやモーターショーでのデモンストレーションに加え、日本科学未来館での活動も「アシモ」の主だった“仕事”のひとつだった。2013年には同館において、オペレーターの指示を必要としない「自律型説明ロボット」としての実証実験も行われている。
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6/92000年の発表以来、多くの要人と対面してきた「アシモ」。2014年には日本科学未来館において、訪日した米国のバラク・オバマ大統領(当時)を歓待。デモンストレーションを披露した。
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7/9「アシモ」に代表される、ヒューマノイドロボットの研究で得られた知見は、モビリティーを含むさまざまな分野で活用されている。歩行訓練機器「Honda歩行アシスト」(写真)に使われる歩行理論しかり、「CES」などで注目を集める“倒れないバイク”のバランス制御技術しかりだ。
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8/9ペットボトルのフタを開ける「Hondaアバターロボット」。多指ハンドとAIサポート遠隔操作機能により、リモートでありながらも、その場にいるようにモノを扱い、作業や体験ができるという。
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9/9機能性の高さはもちろん、人と共生するロボットについては、親しみを持てることも重要な要素となるはず。ロボティクス技術を生かしたホンダの製品は、そうした点でも「アシモ」のDNAを受け継いだものであってほしい。

林 愛子
技術ジャーナリスト 東京理科大学理学部卒、事業構想大学院大学修了(事業構想修士)。先進サイエンス領域を中心に取材・原稿執筆を行っており、2006年の日経BP社『ECO JAPAN』の立ち上げ以降、環境問題やエコカーの分野にも活躍の幅を広げている。株式会社サイエンスデザイン代表。
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