林 愛子 の記事一覧(56件)

林 愛子
技術ジャーナリスト 東京理科大学理学部卒、事業構想大学院大学修了(事業構想修士)。先進サイエンス領域を中心に取材・原稿執筆を行っており、2006年の日経BP社『ECO JAPAN』の立ち上げ以降、環境問題やエコカーの分野にも活躍の幅を広げている。株式会社サイエンスデザイン代表。
-
2023.3.3 デイリーコラム 林 愛子
EVの普及が世界の電力危機を救う!? 日産が提唱する“逆説”のEV必要論
日産自動車が、将来へ向けた取り組みを発信する「Nissan FUTURES」を開催。1カ月もの長きにわたり実施されたイベントを通し、彼らが広く社会に発信した内容とは? 「EVの普及が世界の電力危機を救う」という、見ようによっては逆説的な主張に込められた真意を探った。
-
2023.1.13 デイリーコラム 林 愛子
ソニーのリソース恐るべし! 『グランツーリスモ』で加速するソニー・ホンダのEV戦略
「CES 2023」でついに“実車”を公開したソニー・ホンダモビリティのEVプロジェクト。クルマの知能化に提供コンテンツの創出と、各分野で進む仲間づくりに加えて注目すべき “成功のカギ”とは? プロジェクトを加速させる、ソニーの強力な武器を紹介する。
-
2022.12.2 デイリーコラム 林 愛子
ZFが次世代の電動パワートレインを発表! ドイツの巨人が選んだ戦略とそのインパクト
ドイツの巨大部品メーカーZFが、次世代の電動パワートレインを発表。そこには、高効率なモーターや革新的な電子制御ユニットと並んで注目すべき、メガサプライヤーの“狙い”が潜んでいた。生き残りをかけたドイツの巨人の新戦略を、技術ジャーナリストが解説する。
-
2022.10.28 デイリーコラム 林 愛子
日本のビッグネーム2社がタッグ ソニー・ホンダモビリティは果たして成功するのか?
ソニーとホンダが、高付加価値EVの販売やコネクテッドサービスを手がける新会社を設立。そこで提供される新しいサービスとは? プロジェクトの推進に必要となるカギとは? 日本が誇るビッグネーム2社の協業に課せられた課題を、技術ジャーナリストが解説する。
-
2022.9.28 デイリーコラム 林 愛子
ヒョンデ、BYDに続け!? 日本に上陸したら脅威になるかもしれない自動車ブランド
日本の乗用車市場に参入したヒョンデ(※再参入)とBYDだが、当然ながら世界にはこのほかにも魅力的なプロダクトを抱える自動車メーカーがたくさんある。日本に参入したら脅威になるかもしれない電動車ブランドを紹介する。
-
2022.9.9 デイリーコラム 林 愛子
対象車両は実に64万台 バス/トラックの名門 日野が犯した不正行為の実態と影響
日本における商用車メーカーの名門、日野自動車が、2003年から行われてきたという不正行為の数々を発表した。エンジン認証におけるデータ不正の実態とは? 日本の自動車産業界に与える影響は? 今年で設立80周年を迎える老舗が犯した罪を解説する。
-
2022.6.24 デイリーコラム 林 愛子
投資の目は日本にも? メガサプライヤー ボッシュの戦略にみる製造業の“勝ち筋”
世界的メガサプライヤー、ボッシュが、未来へ向けた新戦略を発表。日本への投資を加速させるとともに、コロナ終息後の社会の変容に備え、ソフトウエアシフトを推し進める姿勢を鮮明化した。新しい時代を見据えた巨人が描く、これからの製造業の“勝ち筋”とは?
-
2022.4.15 デイリーコラム 林 愛子
さよなら「アシモ」 夢の二足歩行ロボットが歩んだテクノロジーとエンタメの20年
長年にわたりファンに親しまれてきた「ホンダASIMO(アシモ)」が、ついに表舞台から姿を消すことに……。夢の二足歩行ロボットが私たちに残したものとはなんなのか。“彼”が歩んできたこの20年を、テクノロジーとエンタメの両面から振り返る。
-
2022.4.13 デイリーコラム 林 愛子
空を駆け巡るクルマに未来はあるか 2025年の大阪万博に見るモビリティーの夢と現実
2022年3月22日に「空飛ぶクルマ」を手がけるSkyDriveとスズキが事業提携を発表した。もともとSkyDriveは2025年の大阪万博で空飛ぶクルマを飛ばすと公言しているが、今回の発表には「事業化」「商用運航」の言葉が盛り込まれた。その道筋と可能性について考察する。
-
2022.3.18 デイリーコラム 林 愛子
目指すは新しい価値の創造 ホンダとソニーのトップが語ったEV事業提携の意義
ホンダとソニーが電動モビリティーの事業における提携を発表。「スーパーカブ」と「ウォークマン」で新しい価値を創造した両社は、自動車の分野でも再び新風を巻き起こすことができるのか。記者会見の内容から、両社の目指す新しいEV事業の方向性を探った。
-
2022.3.2 デイリーコラム 林 愛子
止まらない輸入車の値上げ 「原材料費の高騰」とは具体的に何が高騰しているのか
「原材料費の高騰」を理由とする輸入車の価格改定が相次いでいる。改定といってもそのほとんどが値上げなわけだが、具体的にどんなものが高騰していて、どんなメカニズムを経て製品の値上げにつながっているのだろうか。
-
2022.2.4 デイリーコラム 林 愛子
社会課題をモビリティーで解決 学生と考える“2040年のEV”のあるべき姿
18歳以上の学生を対象に、未来のEVのあるべき姿を問う「国際学生EVデザインコンテスト」。社会課題の解決に寄与する、社会の仕組みを変革するモビリティーとはどのようなものなのか? 「2040年の世界」におけるEVのあるべき姿を考えた。
-
2022.1.31 デイリーコラム 林 愛子
ジドーシャで再生可能エネルギーの活用を推進! EVと電力網をつなぐVGI普及の条件
日産が福島県で実証実験をスタート! 電気自動車を用いて再生可能エネルギーの効率的な活用を実現するという「VGI」とはなんなのか? 実用化にはどんなハードルがあるのか? 脱炭素社会における、ジドーシャの在り方、使われ方を考えた。
-
2021.10.29 デイリーコラム 林 愛子
売上高も純利益も過去最高 コロナ禍でも半導体不足でもテスラが絶好調だったワケ
テスラが2021年7~9月期において、過去最高の売上高と純利益を記録! 自動車に限らず、コロナ禍や半導体不足などで世界の産業が揺らぐなか、彼らはどうして成長を維持できたのか? 他のメーカーに対するテスラの特異性を探った。
-
2021.10.15 デイリーコラム 林 愛子
EV普及への課題を解決! 未来のモビリティー社会を構築する“ブロックチェーン”の重要度
減少する財源の補填(ほてん)に、EVの保守管理や評価基準の策定と、新しいモビリティー社会の構築には環境面でも問題が山積している。それらの解決策として期待されているのが、この分野におけるブロックチェーンの活用だ。国際的に研究が進むデジタル技術を解説する。
-
2021.10.8 デイリーコラム 林 愛子
カーナビがGoogleマップに!? ホンダ×Googleで自動車のインフォマティクスはどう変わる?
ホンダが2022年度から主要車種にAndroidプラットフォームを搭載すると発表した。巨大IT企業群“GAFA”のなかでもとりわけ強い力を持つGoogleと、インフォマティクスに格別の思いを持って取り組んできたホンダ。両社の提携でクルマはどう進化していくのだろうか。
-
2021.9.22 デイリーコラム 林 愛子
日本のEV用充電インフラは本当に遅れているのか?
電気自動車の話題になると「インフラの整備が……」という議論になることが多いが、日本の充電インフラは本当に欧米各国などよりも整備が遅れているのだろうか。わが国は世界でいち早く「三菱iMiEV」や「日産リーフ」といった量産EVを送り出しているのだが。
-
2021.8.11 デイリーコラム 林 愛子
自動車ブランドがEV専業化を続々と宣言! 青写真通りに進むと10年後はどうなっている?
ボルボやジャガー、ホンダなど、自動車ブランドのEV専業化宣言が相次いでいる。各ブランドが思い描いた通りに事が運ぶと、10年後には一体どんな未来がやってくるのだろうか。
-
2021.7.30 デイリーコラム 林 愛子
エンジン車の排除に「国境炭素税」の検討 もはや誰にも止められないEUの環境規制強化
カーボンニュートラルの実現に向けて大きく舵を切った欧州が、再びその施策を加速させようとしている。2035年以降のエンジン車廃止と「国境炭素税」の設定を表明したのだ。EUの環境政策が、世界の、日本の自動車産業にもたらす影響を考える。
-
2021.7.9 デイリーコラム 林 愛子
キーワードは“LCA”と“ESG” 自動車メーカーが全方位で環境対策に乗り出すワケ
自社の取り組みだけでなく、取引先にもCO2削減を要求。自動車メーカーが、ここにきて急速に環境対策を推し進めている理由とは? 新しい評価基準の登場や、日本政府の動き、世界的な投資の動向など、さまざまな視点から自動車産業を取り巻く環境を解説する。