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2/22DSとしては初となるフォーマルサルーンの「DS 9」。試乗車は純ガソリンモデルの上位グレード「オペラ」で車両本体価格は699万9000円。
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3/22凹凸のあるメッシュが特徴的な「パラメトリック3Dグリル」や「DSウイング」と名づけられたヘッドランプ下部のメッキ加飾がフロントまわりを印象づけている。
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4/22ボンネットには「セイバー(サーベル)」と呼ばれるメッキのラインが大胆に配される。
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5/22ドアハンドルはポップアップ式。ボディーと並行ではなく後部が立ち気味に持ち上がるのがDS流。
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6/22リアコンビランプの内部はひし形を組み合わせた複雑なデザインとなっている。パリのルーヴル美術館にあるガラスのピラミッドをモチーフにしたという。
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7/221.6リッターガソリンターボエンジンは最高出力225PS、最大トルク300N・mを発生。アイシン製の8段AT「EAT8」を介して前輪を駆動する。
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8/22キャビン全体をトーンを抑えた赤のレザーで包んだ「オペラ」インテリア。レザーはムラ染めになっており、部位によって異なる風合いが感じられる。
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9/22グローブボックスの上部には「OPERA」のプレートが貼られる。
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10/22ダッシュボードの中央に装着されたB.R.M製のアナログクロック。普段は背面を前にして格納されており、その下にあるスタート/ストップスイッチを押すとフェイスが姿を現す仕掛け。
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11/22サイドウィンドウの開閉スイッチやロックスイッチはシフトセレクターまわりに集約。凹凸のある装飾にはクル・ド・パリ(ギョーシェ彫り)と呼ばれる手法が使われている。
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12/22シート表皮には時計のストラップを模したというブロック状の加工が施される。座面、背もたれとも一枚革のナッパレザーで出来ており、複雑な模様はステッチとクセ付けだけで実現されている。
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13/22リアシートには身長178cmのスタッフが余裕をもって座れた。ヒーター、ベンチレーターとも完備のうえ、膝裏にあたる部分の座面がソフトになっているのが心地いい。
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14/22リアのセンターアームレストを展開するとカップホルダーなどとともにマッサージ機能のスイッチが姿を現す。メニューが3種類あるうえに、それぞれ3段階で強さを選べる。
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15/22運転席用のマッサージ機能はメニューが1種類で強弱は選択できない。
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16/22プラットフォームは「プジョー508」などと同じ「EMP2」。サイドシルやエンジンマウントを強化したほか、サスペンションアームをプレス鋼板製からアルミ合金鍛造に変更。各部の手当てによって静粛性も高めている。
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17/22インテリアの随所にはパールトップステッチが使われる。真珠のネックレスのように表糸を露出させるこの技法はオートクチュールのドレスの縫製がもとになっている。
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18/22液晶メーターのグラフィックは1920年代に生まれたアール・デコ様式をイメージしたとされている。表示パターンはさまざまに変更できるが、ひし形を基調とするのは変わらない。
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19/22ドライブモードセレクターでは「スポーツ」「ノーマル」「コンフォート」「エコ」の4種類に加えてマニュアル変速モードが選べる。コンフォートで「DSアクティブスキャンサスペンション」が起動する。
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20/22プラグインハイブリッド車の設定があるためか、同等サイズのクルマと比べるとトランクルームは天地が浅め。後席の背もたれは左右一体で前に倒せる。
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21/22DS 9オペラ
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青木 禎之
15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。諸行無常の響きあり。主に「女性とクルマ」をテーマにした写真を手がけています。『webCG』ではライターとして、山野哲也さんの記事の取りまとめをさせていただいております。感謝。
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