-
1/10日産自動車の次世代自動運転技術を搭載した実験車両。ルーフにLiDARを搭載しているのが分かる。
-
2/102016年に発売された現行型「セレナ」。同車に採用された「プロパイロット1.0」(当時の呼称は「プロパイロット」)は、前走者追従機能付きクルーズコントロールや全車速域対応型のレーンキープアシスト機能を組み合わせたもので、渋滞時にステアリング、アクセル、ブレーキのすべての操作をクルマ側が担う、日本初のシステムだった。
-
3/10日産は2019年に「プロパイロット2.0」を市場投入。「スーパークルーズ」を実用化したGM、「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」を実用化したBMWともども、“手放し運転”を早期に実現したメーカーの一社となった。
-
4/10ホンダは2021年に「ホンダ・レジェンド ハイブリッドEX・Honda SENSING Elite」を発売。一定の条件下において、システムが周辺を監視しながらアクセル、ブレーキ、ステアリングを操作する、「レベル3」の自動運転を実現した最初のメーカーとなった。(写真:向後一宏)
-
5/10運転支援システム「アドバンストドライブ」を搭載した「レクサスLS」(左)と「トヨタ・ミライ」(右)。
-
日産 の中古車webCG中古車検索
-
6/10日産の次世代自動運転技術について、その開発のアプローチを説明する飯島徹也氏。
-
7/10これまでの自動運転技術は、それほど複雑なシーンに出くわすことを想定していなかったが、本当に安心して使えるシステムを実現するためには、まれに発生する「高度に複雑な運転シーン」にも対応する必要があるという。
-
8/10日産の試作車に搭載されるLiDAR。レーザーの反射によって対象物の形状、対象物との距離を測定できるセンサーで、ミリ波レーダーなどより精緻な計測を可能としている。
-
9/10試作車にはLiDARのほかにも、7個のミリ波レーダーと10個のカメラが搭載されていた。
-
10/10今回、日産がデモンストレーションを披露した「複雑な運転シーン」での事故回避の様子。道路脇から急にバックしてきたクルマをステアリング操作で避けたら(上)、その先で歩行者が飛び出してくる(下)というものだった。

鶴原 吉郎
オートインサイト代表/技術ジャーナリスト・編集者。自動車メーカーへの就職を目指して某私立大学工学部機械学科に入学したものの、尊敬する担当教授の「自動車メーカーなんかやめとけ」の一言であっさり方向を転換し、技術系出版社に入社。30年近く技術専門誌の記者として経験を積んで独立。現在はフリーの技術ジャーナリストとして活動している。クルマのミライに思いをはせつつも、好きなのは「フィアット126」「フィアット・パンダ(初代)」「メッサーシュミットKR200」「BMWイセッタ」「スバル360」「マツダR360クーペ」など、もっぱら古い小さなクルマ。
日産 の中古車webCG中古車検索
カーテク未来招来の新着記事
-
第50回:歴代モデルに一気乗り! 「シビック」の歴史は日本のカーテクの歴史だった(後編) 2022.9.20 今年で誕生50周年を迎える「ホンダ・シビック」の歴代モデルに一挙試乗! クルマの端々に見られる、自動車技術の進化の歴史と世相の変化の“しるし”とは? 半世紀の伝統を誇る大衆車の足跡を、技術ジャーナリストが語る。
-
第49回:歴代モデルに一気乗り! 「シビック」の歴史は日本のカーテクの歴史だった(前編) 2022.9.6 今年で誕生50周年を迎える「ホンダ・シビック」の歴代モデルに試乗! 各車のドライブフィールからは、半世紀にわたる進化の歴史が感じられた。私生活でもシビックに縁のあった技術ジャーナリストが、シビックのメカニズムの変遷をたどる。
-
第48回:その恩恵は価格にも! 新型「トヨタ・クラウン」が国際商品に変貌した必然 2022.8.23 プラットフォームの共有と大胆なグローバル展開により、先代比で77万円もの値下げを実現!? 新型「トヨタ・クラウン」の大変身がもたらす恩恵とは? “合理的でまっとう”な経営判断を実践できる、トヨタならではの強みを探った。
-
第47回:用意周到な計画に脱帽 新型「クラウン クロスオーバー」に見るトヨタの“クルマづくり”戦略 2022.8.9 意外性あふれるトピックで注目を集めている新型「トヨタ・クラウン」シリーズ。その第1弾となる「クラウン クロスオーバー」をじっくりと観察すると、そのプラットフォームやパワートレインから、したたかで用意周到なトヨタの戦略が見て取れた。
-
第46回:“走る喜び”も電気でブースト 「シビックe:HEV」が示した新しい体験と価値 2022.7.26 スポーティーな走りとエンジンサウンドでドライバーを高揚させるハイブリッド車(HV)。「ホンダ・シビックe:HEV」には、既存のHVにはない新しい提案が、多数盛り込まれていた。若者にも好評だというシビックに追加されたHVを、技術ジャーナリストが試す。
新着記事
-
NEW
トヨタ・アクアZ(FF/CVT)【試乗記】
2025.12.6試乗記マイナーチェンジした「トヨタ・アクア」はフロントデザインがガラリと変わり、“小さなプリウス風”に生まれ変わった。機能や装備面も強化され、まさにトヨタらしいかゆいところに手が届く進化を遂げている。最上級グレード「Z」の仕上がりをリポートする。 -
NEW
レクサスLFAコンセプト
2025.12.5画像・写真トヨタ自動車が、BEVスポーツカーの新たなコンセプトモデル「レクサスLFAコンセプト」を世界初公開。2025年12月5日に開催された発表会での、展示車両の姿を写真で紹介する。 -
NEW
トヨタGR GT/GR GT3
2025.12.5画像・写真2025年12月5日、TOYOTA GAZOO Racingが開発を進める新型スーパースポーツモデル「GR GT」と、同モデルをベースとする競技用マシン「GR GT3」が世界初公開された。発表会場における展示車両の外装・内装を写真で紹介する。 -
バランスドエンジンってなにがスゴいの? ―誤解されがちな手組み&バランスどりの本当のメリット―
2025.12.5デイリーコラムハイパフォーマンスカーやスポーティーな限定車などの資料で時折目にする、「バランスどりされたエンジン」「手組みのエンジン」という文句。しかしアナタは、その利点を理解していますか? 誤解されがちなバランスドエンジンの、本当のメリットを解説する。 -
「Modulo 無限 THANKS DAY 2025」の会場から
2025.12.4画像・写真ホンダ車用のカスタムパーツ「Modulo(モデューロ)」を手がけるホンダアクセスと、「無限」を展開するM-TECが、ホンダファン向けのイベント「Modulo 無限 THANKS DAY 2025」を開催。熱気に包まれた会場の様子を写真で紹介する。 -
「くるままていらいふ カーオーナーミーティングin芝公園」の会場より
2025.12.4画像・写真ソフト99コーポレーションが、完全招待制のオーナーミーティング「くるままていらいふ カーオーナーミーティングin芝公園」を初開催。会場には新旧50台の名車とクルマ愛にあふれたオーナーが集った。イベントの様子を写真で紹介する。






























