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2/20ガソリン車から約1年遅れて発売された「シビックe:HEV」。ホンダ独自のハイブリッドシステム「e:HEV」の最新版を搭載している。
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3/20装備はガソリン車の上位グレード「EX」とほぼ同等。BOSEのオーディオシステムや運転席8ウェイ、助手席4ウェイのパワーシート、ワイヤレスチャージャーなどが標準装備される。
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4/20「e:HEV」に組み合わされるエンジンには、新開発の2リッター直4直噴ユニットを採用。燃料の筒内直接噴射とアトキンソンサイクルの採用により、燃費と走りの両立を図っている。
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5/20「e:HEV」はシリーズハイブリッドを進化・発展させたホンダ独自のハイブリッドシステム。通常、エンジンは発電のみに専念しているが、低負荷の状態ではエンジン走行もできる仕組みとなっている。
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6/20シートは合成皮革の「プライムスムース」とスエード調表皮「ウルトラスエード」のコンビタイプ。ガソリン車の「EX」と同様、赤いステッチが施されている。
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7/20駆動用バッテリーなどからなる「IPU」はリアシート下に搭載。車内空間に影響を及ぼさないよう、コンパクト化が徹底された。
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8/20タイヤサイズはガソリン車と同じ235/40R18。ただし銘柄は異なり、「e:HEV」には「ミシュラン・パイロットスポーツ4」が採用される。
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9/20「IPU」をリアシート下に搭載した「シビックe:HEV」は、ガソリン車より10mm重心が低く、ボディー剛性が3%アップしている。
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10/20ドライブモードには、日本で販売されるホンダ車として初めてカスタマイズモードの「インディビジュアル」を採用。パワートレインや操舵機構などの制御を、個別に設定可能となった。
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11/20「e:HEV」専用デザインの液晶メーター。2眼表示時のパワーフローメーターは、加速時と減速時で指針の色や軌跡の表示を変えるなど、直感的にパワーユニットの作動状態が分かるよう工夫がなされている。
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12/20駆動用バッテリーは、「インサイト」のものより小型化と高性能化を同時に実現。EV走行距離も1kmから1.8kmに拡大した。(充電率50%、EVドライブモード、50km/h定速走行で比較)
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13/20新エンジンの採用は、「エンジンモード」での走行領域の拡大にも寄与。モーターが苦手とする高速巡航時に、より積極的にエンジン走行ができるようになった。
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14/20「シビックe:HEV」のセンターコンソール。シフトセレクターはホンダの電動車ではおなじみのボタン式。ドライブモードの切り替えスイッチもここに配置されている。
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15/20予防安全・運転支援システムの充実度はガソリン車と同等。アダプティブクルーズコントロールや車線維持支援システム、操舵アシスト式の衝突回避支援システムなどが装備される。
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16/20フロアボードから上の荷室容量は、ガソリン車の「EX」と同じ404リッター。ただし床下収納の大きさは、42リッターから5リッターに減じている。
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17/20外装には専用デザインのフロントグリルとリアロアガーニッシュ、ブルーの「H」エンブレムなどを採用。ガソリン車との差異化は控えめだが、落ち着きのあるイメージでまとめられていた。
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18/20ホンダ・シビックe:HEV
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山田 弘樹
ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦経験をもつ、実践派のモータージャーナリスト。動力性能や運動性能、およびそれに関連するメカニズムの批評を得意とする。愛車は1995年式「ポルシェ911カレラ」と1986年式の「トヨタ・スプリンター トレノ」(AE86)。
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