-
1/132004年に登場した現行型「トヨタ・ハイエース」。かつてはネッツ店で販売される姉妹車「レジアスエース」も存在したが、2020年5月の販売チャンネル統合にともない消滅した。
-
2/13「ハイエース バン ロングボディー スーパーGL」の荷室(2004年)。ハイエースは車体構造を大々的に見直すことで、衝突安全性を高めつつ3000mmの最大荷室長も実現していた。
-
3/132001年に登場した4代目「日産キャラバン」。フロントにクラッシャブルゾーンを設けたために荷室長が短くなり、それが「ハイエース」との明暗を分けることとなった。
-
4/132012年に登場した5代目「日産キャラバン」。当初は「NV350キャラバン」と称していたが、2021年のガソリン車のマイナーチェンジを機に、車名をキャラバンに戻している。
-
5/13トヨタは2013年11月に「ハイエース」をマイナーチェンジ(発売は同年12月)。内外装デザインの一部変更や装備の強化などを行った。
-
トヨタ ハイエースワゴン の中古車webCG中古車検索
-
6/13マイナーチェンジを受けた「ハイエース」のインストゥルメントパネルまわり。センタークラスターの意匠を変更したほか、メーターにインフォメーションディスプレイを追加。スマートエントリー&スタートシステムやステアリングスイッチをオプション設定するなど、装備の強化が図られた。(写真は「バン ロングボディー スーパーGL」)
-
7/13「日産キャラバン」は2022年2月にディーゼル車のエンジンを全面刷新。燃費性能の向上を図った。
-
8/13「トヨタ・ハイエース」の直近の改良は2022年4月。予防安全装置のパーキングサポートブレーキを標準装備としたほか、ディーゼル車の燃費改善を図っている。写真向かって左から「ハイエース バン/ワゴン/コミューター」。
-
9/13企業向けの法人販売では「日産キャラバン」も頑張っているというが、マーケットの6割を占める個人向け販売では、依然として「トヨタ・ハイエース」が圧倒的な人気を誇っている。
-
10/13日産車体秦野事業所での「日産キャラバン」の加振試験の様子。4輪をバラバラにピストンで突き上げて車体を振動させ、路面からの入力に対する車体の強度や耐久性を測る。(写真:荒川正幸)
-
11/13人気のモデルだけに、「トヨタ・ハイエース」はカスタマイズパーツも非常に豊富。写真は2022年の東京オートサロンに展示された、“3代目ハイエース スーパーカスタム顔”の現行型ハイエース。
-
12/13アフターマーケットの活性化をもくろみ、日産もカスタムショップや用品メーカーとのコラボレーションを積極的に進めている。2021年10月のマイナーチェンジ時には、8社のカスムショップにコンプリートカーを製作してもらい、人気投票キャンペーンを実施した。写真は投票で1位に輝いた、ブリングの「BodyLineコンプリートBL+B(ライトキャンパー)」。
-
13/13度重なる商品改良に、ユーザーに受け入れられるための施策の数々と、さまざまな取り組みを通して販売争いを繰り広げる「トヨタ・ハイエース」(上)と「日産キャラバン」。両車の競争は、今後も続いていくに違いない。

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
トヨタ ハイエースワゴン の中古車webCG中古車検索
デイリーコラムの新着記事
-
「レクサスLSコンセプト」にはなぜタイヤが6つ必要なのかNEW 2025.11.19 ジャパンモビリティショー2025に展示された「レクサスLSコンセプト」は、「次のLSはミニバンになっちゃうの?」と人々を驚かせると同時に、リア4輪の6輪化でも話題を振りまいた。次世代のレクサスのフラッグシップが6輪を必要とするのはなぜだろうか。
-
長く継続販売されてきたクルマは“買いの車種”だといえるのか? 2025.11.17 日本車でも欧州車並みにモデルライフが長いクルマは存在する。それらは、熟成を重ねた完成度の高いプロダクトといえるのか? それとも、ただの延命商品なのか? ずばり“買い”か否か――クルマのプロはこう考える。
-
ホンダが電動バイク用の新エンブレムを発表! 新たなブランド戦略が示す“世界5割”の野望 2025.11.14 ホンダが次世代の電動バイクやフラッグシップモデルに用いる、新しいエンブレムを発表! マークの“使い分け”にみる彼らのブランド戦略とは? モーターサイクルショー「EICMA」での発表を通し、さらなる成長へ向けたホンダ二輪事業の変革を探る。
-
キーワードは“愛”! 新型「マツダCX-5」はどのようなクルマに仕上がっているのか? 2025.11.14 「ジャパンモビリティショー2025」でも大いに注目を集めていた3代目「マツダCX-5」。メーカーの世界戦略を担うミドルサイズSUVの新型は、どのようなクルマに仕上がっているのか? 開発責任者がこだわりを語った。
-
新型「シトロエンC3」が上陸 革新と独創をまとう「シトロエンらしさ」はこうして進化する 2025.11.13 コンセプトカー「Oli(オリ)」の流れをくむ、新たなデザイン言語を採用したシトロエンの新型「C3」が上陸。その個性とシトロエンらしさはいかにして生まれるのか。カラー&マテリアルを担当した日本人デザイナーに話を聞いた。
新着記事
-
NEW
「レクサスLSコンセプト」にはなぜタイヤが6つ必要なのか
2025.11.19デイリーコラムジャパンモビリティショー2025に展示された「レクサスLSコンセプト」は、「次のLSはミニバンになっちゃうの?」と人々を驚かせると同時に、リア4輪の6輪化でも話題を振りまいた。次世代のレクサスのフラッグシップが6輪を必要とするのはなぜだろうか。 -
NEW
第92回:ジャパンモビリティショー大総括!(その1) ―新型「日産エルグランド」は「トヨタ・アルファード」に勝てるのか!?―
2025.11.19カーデザイン曼荼羅盛況に終わった「ジャパンモビリティショー2025」をカーデザイン視点で大総括! 1回目は、webCGでも一番のアクセスを集めた「日産エルグランド」をフィーチャーする。16年ぶりに登場した新型は、あの“高級ミニバンの絶対王者”を破れるのか!? -
NEW
ポルシェ911カレラGTSカブリオレ(RR/8AT)【試乗記】
2025.11.19試乗記最新の「ポルシェ911」=992.2型から「カレラGTSカブリオレ」をチョイス。話題のハイブリッドパワートレインにオープントップボディーを組み合わせたぜいたくな仕様だ。富士山麓のワインディングロードで乗った印象をリポートする。 -
NEW
第853回:ホンダが、スズキが、中・印メーカーが覇を競う! 世界最大のバイクの祭典「EICMA 2025」見聞録
2025.11.18エディターから一言世界最大級の規模を誇る、モーターサイクルと関連商品の展示会「EICMA(エイクマ/ミラノモーターサイクルショー)」。会場の話題をさらった日本メーカーのバイクとは? 伸長を続ける中国/インド勢の勢いとは? ライターの河野正士がリポートする。 -
第852回:『風雲! たけし城』みたいなクロカン競技 「ディフェンダートロフィー」の日本予選をリポート
2025.11.18エディターから一言「ディフェンダー」の名を冠したアドベンチャーコンペティション「ディフェンダートロフィー」の日本予選が開催された。オフロードを走るだけでなく、ドライバー自身の精神力と体力も問われる競技内容になっているのが特徴だ。世界大会への切符を手にしたのは誰だ? -
第50回:赤字必至(!?)の“日本専用ガイシャ” 「BYDラッコ」の日本担当エンジニアを直撃
2025.11.18小沢コージの勢いまかせ!! リターンズかねて予告されていたBYDの日本向け軽電気自動車が、「BYDラッコ」として発表された。日本の自動車販売の中心であるスーパーハイトワゴンとはいえ、見込める販売台数は限られたもの。一体どうやって商売にするのだろうか。小沢コージが関係者を直撃!
注目の記事
-
この冬注目のオールシーズンタイヤと最新スタッドレスタイヤをwebCGが独自にリポート。 特集 -
ブリヂストンが満を持して世に問うた最新スタッドレスタイヤ「ブリザックWZ-1」。その実力に迫る。 特集 -
クルマ好きなら試してみたい旬のタイヤとアクセサリー。webCGのイチオシはこれだ! 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキングハイエースワゴン
関連キーワード






























